ノリウツギ(糊空木)
<学名:Hydrangea paniculata Siebold>
アジサイ科 アジサイ属 落葉低木
日本各地の山地の林縁などに自生する落葉低木。 高さ2mから5mくらいになる木ですが、
先端がやや倒れて 他の木により掛かりつる植物のように見えることもある。 葉は対生、
葉柄は長さ1~4cm。形は卵形から楕円形、 縁は鋸歯状。大きさの変異が大きい。
撮影日 2019.07.28: 群馬県
花期7~8月、枝先の円錐花序に、多数の小さな両性花と 周囲に少数の装飾花をつける。
ほとんどの花は小さな普通花で5枚の花弁と 10本の雄しべを持つが、周辺に点々と装飾花を付ける。
装飾花の萼片は花弁状に変化していて 白色から淡く赤色を帯びる。
和名は樹皮の内皮をはいで水につけて粘液を出させ、 それを和紙をすく時の糊として使用したことからついた。
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