物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

サラサドウダン

2017-08-01 11:02:45 | ツツジ科
サラサドウダン(更紗灯台)
<学名:Enkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson>
ツツジ科  ドウダンツツジ属  落葉低木





花より先に落花で気付きました。

分かり難いですが落花もなかなか綺麗でした。

北海道西南部、本州全域、四国の徳島県に分布し深山の岩地に生え、
樹高は2-5mになる。よく分枝し、葉を枝先に、輪生状に付ける。
枝は灰色で滑らか。


撮影日 2017.07.09: 長野県

葉身は倒卵形で、長さ2-5cm、幅1-2cm、
先端はやや尖るか鈍く、下部は葉柄に流れる。
葉の表面には短い毛が散生し、裏面の側脈の基部には
褐色の縮れた毛が密生する。
縁には先端が長い毛状になる微小鋸歯がある。
葉は互生だが、枝の先に集まり輪生状になる。





花期5-6月。枝先に長さ2-3cmの総状花序をつけ、
10個ほどの花が1-2cmの花柄の先端に下垂してつく。



萼は鐘形で4分の1ほどまで5裂する。花冠は長さ8-10mmあり、
鐘形で先端は浅く5裂する。先端が淡紅色になり下部は黄白色で
紅色の縦条が入る。雄蕊は10本ある。




ついつい下からのぞきたくなっちゃって・・・

花は下垂するが、受粉すると上下反転し、果実は上向き
楕円形の果となる。

別名、フウリンツツジ


コメント (1)
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