1都3県の非常事態宣言が延長されます。菅総理大臣の記者会見を聞いて感じるのは一か月延長したけれど、いくつかのデータからまだ解除できる状態ではないので再延長することにしたと言われ、国民にお詫びをすると言うのです。
国民にお詫びをすることなのかな、と思うのです。見通しの甘さということはあるのでしょうが、政府が求めている食事時のマスク着用、会食の人数制限、不要不急の外出などの対策を国民が守っていないことが大きな要因なのではないかと思うのです。
2週間延長すれば政府の責任で解除するような状態にすることができるというのでしょうか？ワクチン注射も始まっていますが集団免疫を獲得するにはまだまだ時間が掛かります。詫びるとこは良いとして、再延長する2週間で新規感染者数や重傷者用ベットのひっ迫状態を解除するためには、もっと強い言葉で国民に求めることが必要です。
変異株も出ているので収束を宣言するにはまだまだ時間はかかるけれど、この2週間で対策を国民みんなが守ればステージを下げることができれば緊急事態宣言は打ち切れること、一人ひとりが努力すれば収束，終息も夢ではない、そのためにこの2週間を頑張ろう、と力強く発信して欲しいのです。
それでも感染拡大を抑制できない場合は、昨年の宣言のように学校も休みにするなどロックアウトに近い規制をしなければならなくなるので、何とかそれを避ける努力を今行わなければならないはずです。
石原元都知事や小泉元総理だったら、国民に対してもっと強いメッセージを出すだろうと思うのです。
