小竹小学校区まちづくり協議会が行う井野地区に伝わる民俗行事の、辻ぎり作りでした。昨年はコロナ禍で中止にしているので今年は何とか開催できると喜んでいたのですが、最近の感染者拡大を受けて、学校からできるだけ短時間で終わらせて欲しいとの申し入れがありました。会場に来てから変更の話を聞いた講師はびっくりとしていましたが、教育委員会の意向とも言われると仕方ありません。
体育館を借用しているので申し入れを受けて、講師に胴体の基本の作り方を教えてもらい、あとは家に持ち帰って完成させる方法にしました。蜜を避けるために開始時間を2部に別けて行ったのですが一度作ると続けたくなるものなので70名の申込があり、どうしても密は避けられません。特に小学校の低学年が参加しているので気を付けなければなりません。
昨年を除き毎年参加してくれる方がいますので、その方々はベテランです。要領よく2体作る方もいました。初めての方はハンデとなりましたが、ユーチューブで説明するように準備してありますので見てもらえば何とかなるでしょう。それにしても中止ではなく時間の短縮で済んで良かったと思っています。
ストーブは使いましたが体育館の四方を開けて換気をしますので一昨年は寒くて震えながらの辻ぎり作りでしたが、幸い今日は寒さが緩んでくれたので助かりました。5年生の米づくりから生まれた藁を生かした辻ぎり作りで、コロナ禍の収束を願いました。