悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

阪神淡路大震災から27年

2022-01-15 19:02:33 | Weblog
 来週の月曜日17日は6433人が亡くなり、家屋の全壊が10万個を超えた阪神淡路大震災から27年になります。私は翌日羽田から大阪へ飛び、空港からはタクシーもバスも止まっているので阪急電車の蛍池駅まで歩き、大阪駅(梅田駅)に出ました。

 車窓から眺める沿線の住宅地は被害の少ない地区でしたが、それでも屋根の損壊している家が見え、被害の大きさを感じました。会社で阪神間に住んでいた社員の話を聞くと、マンションの冷蔵庫が隣の部屋まで飛んできて死ぬと思ったそうです。

 幸い大阪の会社にはほとんど被害はなかったのですが、電車で僅か30~40分の神戸地区が広い地域が火災に見舞われ、多くの方が亡くなり、避難所があふれるほどだったことに不思議な感じを持ったものです。

 最近は各地で地震が頻発しています。防災科研の「地震10秒診断」で調べると、ユーカリが丘2丁目の地震は30年に16%の確率で発生すると予測しています。震度は6強です。阪神淡路が震度7でしたからほぼ同じ規模の地震を考えておくことが必要です。

 この予測によるインフラの状況は停電が5日、ガスの停止が24日、断水が36日となっており、家屋の全壊確率は34.3%としています。この予測の確率などを心配していても仕方がないのです。

 地震は必ず起きると考えて備えをすることが大事です。自治会で啓発している在宅避難が望ましいのですが、この場合も自助の備えは欠かせません。食べるもの、飲むもの、水が流せないときのトイレ用品は、1週間分の備蓄が絶対に必要です。

 今発生したら暖房も欲しいところです。我が家では基本の備蓄品に加えガスボンベのストーブを用意することにしています。30年は意外に短い期間なのです。防災活動で自助の必要性を改めて強調していきます。
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