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不登校の小中学生が2年連続減少 それでも12万2千人!

2010-08-13 10:21:21 | 児童福祉に関する日記
台風4号、岩手県を横断・・被害も少なくて安堵!

「不登校の小中学生が2年連続減少 それでも12万2千人」
 病気などを除いた理由で学校を年に30日以上休んだ「不登校」の小中学生が、2009年度は前年度より4373人減り、2年連続で減少したことが5日、文部科学省が発表した「問題行動調査」でわかった。中学生で大幅に減ったのが特徴だが、依然として12万2432人が不登校で、同省は「減少傾向に転じたとまでは言えない」としている。

 不登校の中学生は前年度から4048人減り、10万105人(全体の2.77%)。小学生は325人減の2万2327人(0.32%)だった。

 不登校の中学生が減った理由を、文科省が都道府県の教育委員会に聞いたところ、スクールカウンセラーなど専門家の活用▽不登校の生徒への接し方を各学校で研修▽小中学校の教諭の交流人事など連携の充実、との回答が多かったという。

 不登校のきっかけと考えられる原因(複数回答)で多かったのは、「いじめを除く友人関係」が2万1724人(不登校のうち17.7%)、「親子関係」が1万3916人(11.4%)、「学業の不振」が1万2581人(10.3%)。「いじめ」は3167人(2.6%)だった。(2010年8月6日  朝日新聞)

全国的な「不登校の小中学生の減少」に一喜一憂していられない
減少の理由として、
①スクールカウンセラーなど専門家の活用。
②不登校の生徒への接し方を各学校で研修。
③小中学校の教諭の交流人事など連携の充実。等が取り組みの成果として考えられる。
もっと減らすために・・・不登校をなくするためには上記の取り組みを充実するしかない
さらに、社会福祉士を「スクールソーシャルワーカー」に任用して、福祉的な視点からも支援する必要があると考える。
今や、こども1人の問題は家庭や家族だけでは解決できないほど複雑、深刻化している。社会の中で、情報を共有し、関係機関と連携・協力を密にして解決の方法を見つけ出していく取り組みが期待されている。
文科省は、来年度予算案に「スクールソーシャルワーカー配置」の予算計上をしたと聞いた。今度こそ実現を図ってほしい。
そして、1日でも早く、不登校をなくし、子供の悩み、問題に一緒に取組める体制を作っていきたいものである。
コメント (3)
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