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福島の更生施設に2入所者決定 来月中旬運用開始!

2010-08-10 17:25:22 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
午前中に委託の仕事を終了→散髪→定期通院・・お盆休み前の身嗜み

「福島の更生施設に2入所者決定 来月中旬運用開始」
 法務省の地方更生保護委員会は27日までに、「福島自立更生促進センター」(福島市)に入所する男性受刑者2人の仮釈放を決定した。8月中旬以降に受け入れが始まる。入所者の受け入れは約2年間、地元の反対運動を受けて延期されてきたが、北九州市に次いで全国2カ所目のセンターとして始動することになる。
 入所が決定した2人はいずれも福島県内に住むことを希望し、センターで暮らす間は協力雇用主らの下で働くことが既に決まっているという。十分な指導などを行うため、入所日は別々となる見通し。
 福島自立更生促進センターは、帰る場所がない仮釈放者が一時的に暮らす国営宿泊施設。福島法務合同庁舎敷地内に2008年7月に完成したが、地元の反対によって当初予定の08年8月の運用開始は大幅に延期されていた。
 法務省は今年4月、入所者の条件などで譲歩した上で事実上の「運用開始」を宣言し、更生保護法で定める特定宿泊施設に指定した。6月には生活用品なども納入され、入所者決定を待つだけの状況だった。
 地元住民に運営状況や入所者情報を公開する「運営連絡会議」設置の準備も整いつつある。3回の準備会を経て、メンバーや開催方法はほぼ決定。第1回会議は8月上旬に開かれる見込み。(2010年07月28日 福島民友新聞)

法務省の意識を変えた住民のパワーは凄い
一連の投稿された新聞記事内容によれば、住民の皆さんは頭ごなしに反対している訳ではなく、不安な気持で現状を受け入れていく「思い・気持」に落ち着くまでは大変だ。相当の葛藤があったと思う。
できれば、何もない穏やかな生活が守られて普通だ。それが、何の予告も、お知らせもなく建物を完成し、事業がスタートする。国のご威光をかざし、協力するのも当たり前のような姿勢に反論するのは当然だ。もっと、丁寧な説明の機会があってもよかった事案だ。
社会福祉士は、自立更生の領域にも視野を広げなくてはならない。罪を償い更生を目指す人の支援をすることで再び犯罪を起こさないように、人として生き甲斐を見出して自立するように福祉的な知識・技術、方法のノウハウを持つ専門職が必要だ。と期待が高まってきた。任用や採用もすすみ活躍の場が増えてきたのだ
こうした視点から見ると、住民の皆様には「申し訳ない気もする」のが率直な気持だ。
せめて、「福島自立更生促進センター」に社会福祉士さんが勤務されていたら、立上げまでの歴史をしっかり学び、住民の皆さんと一緒に取組む姿勢を示してほしいと勝手に思う。

コメント
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