夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

アルツハイマー病、9割の精度で診断 脳脊髄液を検査!

2010-08-12 09:44:37 | 認知症ってなに?
       ② 
「アルツハイマー病、9割の精度で診断 脳脊髄液を検査」

 【ワシントン=勝田敏彦】脳脊髄(せきずい)液中のたんぱく質の濃度を調べることで、90%の精度でアルツハイマー病(AD)が診断できることがベルギー・ヘント大など国際チームの研究でわかった。早期診断にも役立ちそうだ。米医学会専門誌に9日、発表した。

 ADは、ベータアミロイドやタウと呼ばれるたんぱく質が、脳の神経細胞に蓄積して起きると考えられている。チームが、脳脊髄液に含まれるこれらの濃度を調べたところ、ベータアミロイドの濃度が低く、タウの仲間全体の濃度とPタウ181と呼ばれるものの濃度が高いというパターンが、ADの特徴らしいことがわかった。

 脳出血などがないのに認知機能に障害があることなどからADと診断された患者の90%からこのパターンが見つかった。軽い認知障害があり、脳脊髄液を調べてから5年以内にADを発症した人についても、全員でこのパターンが見つかった。

 また、認知障害がない人の36%にもこのパターンが見つかったことから、発症前に予測し、進行を遅らせる薬を早くから投与できる可能性があることもわかった。

 脳脊髄液は、背骨の間に針を刺す腰椎穿刺(ようついせんし)と呼ばれる方法で採取する。論文を掲載した専門誌は論説で「完全とはいえないが、脳脊髄液を調べる検査はADの診断で必要な条件をほぼ満たしている。腰椎穿刺が安全かつ有用なことを知ってもらうべきだ」としている。 (2010年8月10日 朝日新聞)

こうした情報を聞くと一喜一憂だ
医学なことはなかなか理解できない部分もあるが・・
期待度の方が高まっていく。投稿された記事も何度か読み返して、ある程度納得した時点で本ブログに登載している。本当に実現化を願って
世界中の研究者の皆さんの頭脳を結束させれば、かなり早期に解決に近づける課題になってきた印象だ
認知症やアルツハイマー病になっても諦めないこと。治療がすすみ回復するかも知れないこと。大いに期待したい
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認知症早期発見に光 岡山大教授らが検査法考案!

2010-08-12 09:30:48 | 認知症ってなに?
台風4号が接近北日本地域は今夕から要注意
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「認知症早期発見に光 岡山大教授らが検査法考案」

 岡山大大学院の呉景龍自然科学研究科教授(生体計測工学)と阿部康ニ医歯薬学総合研究科教授(脳神経内科学)らの研究グループは28日、認知症の早期発見につながる新しい検査法を考案したと発表した。2種類の「くの字」形の突起に指先で触れ、角度の大小を識別してもらう手法。認知症患者は識別率が低いといい、「国際的な診断基準の1つになれば」としている。

 グループによると、「見えない障害」といわれる認知症は、早期診断の方法が確立されていない。呉教授らは約10年前から視覚や聴覚などを活用した検査法の開発に取り組み、客観的に検査できる触覚と図形角度が最適と判断した。

 国内の認知症患者は推計200万人以上。呉教授は「装置の小型化や検査時間の短縮など改良を進め、3~5年後の実用化を目指したい」としている。

 研究成果は米科学誌への掲載が決まっている。(山陽新聞)

「認知症」の早期診断と治療は皆の願いだ
国・政権も本気になって取組んで頂きたい。実用化にはまだ時間がかかりそうである。
治療薬の開発と併行して、一日でも早く・・・・期待するしかない。

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