夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

職員の着服額は計1570万円 県社会福祉事業団 !

2013-11-27 20:47:42 | 成年後見(人)関係の事件簿
職員の着服額は計1570万円 県社会福祉事業団

 花巻市石鳥谷町の共同生活事業所で8月、20代の非常勤男性職員2人による現金着服が相次ぎ発覚した問題で、運営主体の県社会福祉事業団(藤原健一理事長)は26日、その後の調査で着服額が計約1570万円に上ったことを明らかにした。2人のうち、約1530万円と着服額の大きかった男性は、9月20日付で懲戒解雇。同事業団はこの男性に対し全額返済を求めるとともに、刑事告発を検討している。

 同事業団によると、約1530万円を着服した男性はグループホーム利用者の生活支援などを担当。2008年7月から今年8月にかけ、利用者が勤務先から現金で受けた給料を本人に代わり預金口座に入金する際、一部を入金しないなどして着服を重ねていた。被害は知的障害がある利用者18人に及んだ。

 同事業団は26日付で、男性の当時の上司ら職員13人を減給などの処分にした。藤原理事長は「このような事案が発生しないよう、法令順守と金銭管理体制の改善に努める」とのコメントを出した。
(2013/11/27  岩手日報)

成年後見制度の利用促進を図らないと解決しない!
職員といえども、他人のお金を取扱うこと自体が問題にならないのかな?
施設にだけ許されている行為だとすると・・・家裁でも、成年後見人の負担を軽減するために、部分的に認めています。
どっちが正しいのか、判らなくなります。
不正行為が発生するかも知れない予測で対応するリスク管理が大切になってきます。
表面化しないだけで、問題は潜在的にあるような気がします。
コメント

また職員着服670万円 県社会福祉事業団 !

2013-09-02 12:51:20 | 成年後見(人)関係の事件簿
すっかり秋・・肌寒い!長袖が必要だ

また職員着服670万円 県社会福祉事業団
 県社会福祉事業団(藤原健一理事長)は30日、運営する花巻市石鳥谷町の共同生活事業所「じゃんぷ」(佐藤章夫管理者)でグループホーム利用者の生活支援などを担当する20代の非常勤男性職員が、利用者3人から預かっていた現金から少なくとも670万円を着服していたと発表した。
同事業所では今月上旬、別の元非常勤職員による着服が発覚したばかり。
相次ぐ利用者への裏切り行為で、ずさんな内部管理体制も厳しく問われている。

 同事業団によると、男性は2009年8月から今年8月までの間に、利用者が勤務先から現金で受け取った給料などを本人の預金口座に入金するよう依頼された際、一部を入金せずに着服。
車の修理費やガソリン代、生活費に充てたという。

 今月上旬の着服発覚を受けて同事業団が総点検した結果、分かった。
男性は事実を認め、全額返済の誓約書を提出した。

 被害者の3人はいずれも知的障害者。男性が雇用された08年4月以降に担当した利用者は今回の3人を含め24人おり、同事業団は雇用開始時期にさかのぼって調査を継続している。
着服額が増える可能性もあるという。
(2013/08/31 岩手日報社)

着服した職員は厳しく罰せられるべきであるが、本当に気の毒である。
着服を助長するような、ずさんな内部の管理体制の甘さにこそ問題がある。
長年、こうした現状を判っていて、何方も手をつけずに放置してきたのではないか?
第三者がいろいろな視点で指摘しても改善されない体質、構造を見直すべきである。
内部関係者がチェック体制を作っても結局、また、同様の事件が起きる。犠牲になるのは若く、未熟な職員になる。
決して個人の責任にのみ転嫁させて幕引きしてはいけない。
問題点を根本的に根絶するためには、第三機関の法人後見(成年後見制度)の仕組みを活用するしかないように思う。
施設やグループホーム等から利用者の方の財産管理を切り離していかないと解決の糸口が見えない。
県社会福祉事業団だけでなく、他の社会福祉法人でも同様の苦悩があると思われる。
職員が安心して働けるようにするためにも、堂々、開かれた「財産管理できるような体制づくり」が期待される。
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成年後見人横領:監督人に賠償命令 地裁堺支部!

2013-03-16 11:43:48 | 成年後見(人)関係の事件簿
寒さが堪える!春はまだかな

成年後見人横領:監督人に賠償命令 地裁堺支部
 成年後見人らに預貯金を横領されたのは、後見人を選任した奈良家裁葛城支部と後見監督人だった女性弁護士が注意を怠ったためだとして、知的障害がある奈良県の女性(59)が、国と弁護士に約4500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、大阪地裁堺支部であった。
大薮和男裁判長は「後見監督人としての調査を一切しなかった」と指摘し、弁護士に約4100万円の支払いを命じた。国への請求は棄却した。

 後見監督人の責任を認めて賠償を命じた判決は極めて異例。

 判決によると、家裁支部は03年6月、女性の成年後見人に、いとこの男性(65)らを選んだが、男性の長女(36)が03年8月〜08年8月、女性の預貯金計約7500万円を着服した。
弁護士は家裁支部から05年3月に後見監督人に選任されたが、一度も財産状況を調べていなかった。

 判決について、弁護士は「落ち度があったと言われてもやむを得ない」と話した。
女性の現在の後見人の北岡秀晃弁護士は「選任したまま3年以上放置した国の責任を問わないのはバランスを欠いた判決。控訴を検討したい」と述べた。
(毎日新聞 2013年03月15日 12時48分)

「後見監督人」は受任したことないが、お粗末な内容だ
家裁はどんな基準で選任しているのだろうか?
後見人はいとこの男性であり、その男性の長女が7500万円も着服したということだが、ビックリするような金額だ。「いとこ」を選任した経緯も不可思議だ。
定期的に後見事務報告をし、これをチェックすれば防げたような気もする。真相の解明が期待される。
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後見人制度を悪用、横領容疑 元沖縄県司法書士会長逮捕!

2012-03-05 10:16:57 | 成年後見(人)関係の事件簿
早朝から雪ふりだ。天候の急変には逆らえない

後見人制度を悪用、横領容疑 元沖縄県司法書士会長逮捕[PR]
 「成年後見人」として管理していた高齢者の預金1千万円を横領したとして、沖縄県警は29日、元県司法書士会長の無職小泉勝容疑者(71)=那覇市寄宮3丁目=を業務上横領容疑で逮捕し、発表した。
容疑を認めているという。

 那覇署によると、小泉容疑者は2010年9月24日、成年後見人を務めていた那覇市の男性(69)の口座から1千万円を引き出し、自分の名義で未公開株に投資した疑いがある。

 成年後見人は認知症などで判断能力が十分でない高齢者のため、預貯金の管理や年金を受け取るなどの支援をする。
小泉容疑者は家裁に選任され、09年8月から男性の後見人を務めていた。
(2012年3月1日7時19分朝日新聞)

新聞報道だけで、軽々に判断はできないが、事実だとしたら大変な不祥事だ
成年後見制度の信頼性を失いかねない悲しい事件である。
3・11東日本大震災後も、関係者で成年後見制度の理解や利用の促進をすすめている最中に、こうした事件が発覚する。残念だ。
監督・チェック機能を強化していくしかないのか?
成年後見人の担い手の問題もクローズアップされそうだ
親族でも、第三者の後見人でも不祥事は起こり得るのか?
関係者は、気を引き締めて後見業務にあたっていかなければならない。
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伯父が男児の6千万円横領  赤ちゃんポストに預け遊興!

2011-08-10 10:11:43 | 成年後見(人)関係の事件簿
能見(神)6勝、平野(オ)3勝、山口(巨)2勝、成瀬(ロ)8勝、ウルフ(日)10勝キリンチャレンジカップサッカー2011日本韓国今晩7時

伯父が男児の6千万円横領  赤ちゃんポストに預け遊興
 熊本市の慈恵病院「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に預けた男児の口座から約6千万円を着服したとして、埼玉県警が業務上横領の疑いで、同県熊谷市在住の伯父(49)を書類送検していたことが9日、県警への取材で分かった。

 送検は5日付。県警によると、2004年4月、男児の30代の母親が交通事故で亡くなり、実の兄である伯父が未成年後見人に選任された。

 男児の口座には、母親の生命保険金などが入金されていた。伯父は06年夏、複数の口座から1日で計約6千万円を引き出し着服。全国を転々としながらボートレース(競艇)などのギャンブルや生活費に使ったという。
(2011年08月09日 岩手日報)

最悪の事件だ
東日本大震災で未成年後見人の活用が期待されているが、水を差すようなタイミングの悪い事件であり報道だ。
東日本大震災後に、未成年後見も含め、成年後見制度の利用が増えるのではないか?と期待されたが、相談案件こそあれ、震災にかかわる案件はゼロだ。残念だ。
よほど、即効性のない、使い勝手の悪い制度であることが証明された感じだ。
法務省や家裁も成年後見制度を使わないと解決できない案件について、利用者、国民目線で対応してほしいと願う。
一方、厚生労働省は、高齢者、障がい者の実情に合わせて成年後見制度利用の促進を文書で呼びかけているが空振りだ。施設や保護者・親族も、まだ必要性を感じていない気がする。制度利用すると安心感はあるだろうが、お金の使徒などに融通がなく自由がきかない制度だと理解している方が多い。
いまだに施設が代行している実情は変わらず、信頼が固いので現状維持の状態である。
弱い立場の方の権利擁護が目的であるが、縦割り行政の狭間で右往左往し、先行き不安だ。




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逮捕の弁護士を可視化取り調べ 横領容疑で名古屋地検 !その②

2011-06-18 11:12:24 | 成年後見(人)関係の事件簿

逮捕の弁護士を可視化取り調べ 横領容疑で名古屋地検
 後見人として管理していた預貯金を着服したとして業務上横領容疑で逮捕された愛知県弁護士会の弁護士の取り調べで、名古屋地検特捜部が録音・録画する「可視化」を実施していることが18日、分かった。
可視化は東京地検などが既に実施しているが、名古屋地検では初めて。
大阪地検特捜部の不祥事を受けた再発防止策の一環で、容疑者が拒むなどしない限り一部を可視化し、事件によっては全過程も行う。
(2011年6月18日(土) 共同通信社)

早期に事件の真相を解明してほしい。
真実が明らかになることを期待したい。
「可視化」にも期待したい。


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後見人弁護士が管理財産を着服 名地検特捜部、横領容疑で逮捕!その①

2011-06-18 11:04:36 | 成年後見(人)関係の事件簿
肌寒さも、このまま梅雨入りかな?

後見人弁護士が管理財産を着服 名地検特捜部、横領容疑で逮捕
 名古屋地検特捜部は16日、業務上横領などの疑いで、愛知県内の男性の成年後見人を務めていた愛知県弁護士会所属の弁護士広嶋聡容疑者(35)を逮捕し、複数の関係先を家宅捜索した。特捜部によると、広嶋容疑者は「弁護士と相談してから話したい」と供述している。

 広嶋容疑者は2008年、名古屋家裁からの男性の成年後見人に選任され、男性の財産の管理をしていた。

 逮捕容疑は、09年7月~10年9月、男性に無断で男性名義の銀行の定期預金を途中解約したり、郵便貯金口座から引き出したりして、計1510万円を着服した。さらに、男性の死亡後の同年12月、横領を隠蔽(いんぺい)するため、銀行口座の定期預金の出入金記録を偽造し、その写しを名古屋家裁に提出したとされる。
(2011年6月16日 中日新聞)

驚きの事件、記事だ。まさかの出来事であるが、真相は闇の中である。
若手の弁護士さんなので何かの間違いであってほしい。
こうした財産管理について、家庭裁判所ではとても厳しい監督が続く。成年後見人による不正行為や犯罪を防ぐためと言いながら、被後見人様の身上監護や本人の生活面での支出について容赦なく、温情もなく制限されていく傾向がある。
この事件で、さらにその監督は厳しくなのか、心配だ
また、家族やお身内の要望は一切聞き入れてくれない状況もあり、被後見人さまのご心情はいかがなものか。ケースバイケースで適切なお裁きをお願いしたい。
成年後見制度の法の趣旨からズレてきているような印象がある。残念だ。
現状が続くと成年後見人のなり手、担い手がいなくなる気がする。
当然、不正な行為はいけないことであり、キチンとした指導、監督が必要である。
しかし、被後見人様に関わって後見法の趣旨にそって支援している者からみると、不正や不適切な後見活動をしていないか、どうか?だけをチェックされているような気持ちになり、重い責任感だけがズッシリである。
財産管理と身上監護は被後見人さまの願いに叶うものであってほしい訳で、実際に制度を利用して方々の状況をみれば、できれば、身上監護面を重要視した後見活動を評価して戴きたいと願う。

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認知症女性の預金着服容疑、成年後見人を逮捕!

2011-01-27 16:03:16 | 成年後見(人)関係の事件簿
アジア杯決勝は、日本オーストラリア

認知症女性の預金着服容疑、成年後見人を逮捕
 神奈川県警多摩署は25日、成年後見人の立場を悪用して認知症の女性(96)の預金を着服したとして、神奈川県横須賀市長浦町、福祉専門学校派遣講師小向正幸容疑者(46)を業務上横領容疑で逮捕した。


 発表によると、小向容疑者は2008年6~7月の間、女性の預金口座から3回にわたり計約60万円を引き出し、着服した疑い。小向容疑者は社会福祉士の資格があり、02年3月、横浜家庭裁判所が女性の成年後見人に選任。10年2月頃まで財産を管理していた。

 同署幹部によると、小向容疑者が09年12月、女性側の弁護士に付き添われて自首し、任意で調べていた。「マンションのローン支払いや小遣い、ギャンブルに使った」と供述し、容疑を認めているという。

 女性の口座からはそのほかにも、約2200万円が勝手に引き出されるなどしており、同署で余罪を追及している。(2011年1月26日13時12分 読売新聞)

何かの間違いであってほしい・・・・?残念だ。
社会福祉士は、日本社会福祉士会が行う「成年後見人養成研修」を修了し、権利擁護センター「ぱあとなあ」に所属して、都道府県「ぱあとなあ」の推薦で「成年後見人候補者」となる道が開ける。しかし、あくまでも候補者であり、最終的に家庭裁判所が事案ごとに相応しい「成年後見人」を選任する。
正式に選任されると家裁の監督下に入り、家裁の求めに応じて後見事務報告しなければならない。
また、年2回、都道府県「ぱあとなあ」を通じて、本部へも「後見活動報告書」を提出することになっている。
不正な行為はチェックされる。厳しい処分となる。
間違いや不適切な扱いも指導・監督を受けて修正・訂正する。時間が経過すると厳しい判断が迫られる。適切にやらなければいけない。解らないことは家裁へ相談して決めていくことになっている。
上記の投稿記事のように、被後見人様の財産を私的に流用することは許されない行為だ。
事実であれば真実を明らかにして、弁済し、罪を償って出直して頂きたい。
なお、確認したところ、日本社会福祉士会では平成22年3月20日付で「除名処分」をしています。
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後見人夫婦着服:260万円を着服、被告側の控訴棄却--仙台高裁 /岩手!

2010-10-30 10:30:46 | 成年後見(人)関係の事件簿
寒い大道選手(巨)引退
後見人夫婦着服:260万円を着服、被告側の控訴棄却--仙台高裁 /岩手
 
成年後見人として管理していた男性の郵便貯金口座から計260万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた宮古市江繋10地割、無職、赤沢秀一被告(63)の控訴審判決で仙台高裁は28日、1審の盛岡地裁判決(懲役1年10月)を支持し、被告側の控訴を棄却した。飯渕進裁判長は「家庭裁判所の指導を受けた後も、犯行を重ねており悪質だ」と指摘した。

 高裁判決によると、赤沢被告は妻と共謀し、後見人となって間もない05年7月6日~8月30日、男性の郵便貯金口座から6回で計260万円を引き出して着服した。妻は1審で有罪が確定したが、赤沢被告は今年5月に量刑不当と控訴していた。(2010,10,30 毎日新聞岩手版)
       
仙台高裁へ控訴したが棄却となった。この種の判決を覆すのは難しい。
①本人の財産を不適切に使用してしまった。②家裁の指導・監督に従わなかった。③家裁へ適切な報告や相談等がなかった。・・・と言う事になるのだろうか
普通、被後見人・本人のお金を使ってしまった事実は、証拠として残っているわけで、いろいろ理屈をつけても不適切=必要のない行為と見なされる。
事案によっては親族とみなされて「妥当な範囲内」となることもあるが、本人の権利擁護のための「成年後見制度」であるという視点から考えると不当な行為となる。
        
ある弁護士さんから聞いたことを思い出した。
「成年後見人には、善管注意義務があり、判断に迷った時は家裁に相談する。結論を家裁に委ねる位の姿勢で取り組む事が大切だ」。また、「独断でやると決して良いことはない。家裁から選任されているのだから、相談し助言を貰う事は当たり前に考えた方が気が楽だよ。選任事件は、弁護士でもそうやっているよ」。「電話やFAXでも、相談することが大切だ」。「成年後見人としての身を守るためにも」。
全部が貴重な助言だ
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「成年後見人が着服」急増、4年間で25件!

2010-05-25 17:28:53 | 成年後見(人)関係の事件簿
          
” 「成年後見人が着服」急増、4年間で25件 財産管理の意識薄く”

 認知症の高齢者や障害者などの成年後見人に選任された親族による業務上横領事件が後を絶たない。

 成年後見制度が始まって4月で10年。後見人となる親族への研修もほとんどなく、専門家は「成年後見人に本人のための財産管理という認識が薄い。意図せず犯罪者を生み出す環境になっている」と指摘している。

 読売新聞のまとめでは、親族による業務上横領事件の摘発は2000~05年度は年間0~2件で推移していたが、06~09年度は計25件と急増。今年度は8件が摘発されている。

 今年2月には、秋田、奈良、和歌山県で、成年後見人を務める親族らが相次ぎ同容疑で逮捕された。新潟県では、認知症の母親に支払われた交通事故の損害保険金2850万円を引き出し、旅行費用や車購入などに使ったとして業務上横領罪に問われた息子に、懲役2年4月の実刑判決が言い渡された。

 最高裁によると、不祥事や職務怠慢などを理由に解任された成年後見人(保佐人などを含む)は、00年の37件から増加傾向にあり、08年は257件に上った。財産を着服して解任されても弁済すれば事件化されないことがあるほか、少額の場合は発覚しにくく、事件は「氷山の一角」という指摘もある。こうした問題は、2月26日に東京都内で開かれた成年後見制度に関する公開討論会でも取り上げられた。制度に詳しい弁護士らが「後見人になれば財産が自由になると誤解している人がいて、事件はさらに増える可能性がある」などと指摘した。

 ただ、日本成年後見法学会理事長の新井誠・筑波大教授によると、海外では後見人が講習を受ける機会があるが、日本では選任の通知とともに制度に関するパンフレットを送るだけ。後見人を監督する家庭裁判所の人員も不十分という。

 新井教授は「何のノウハウも持たず成年後見人になるのは無理がある。裁判所や厚生労働省、自治体などが連携してサポートすべきだ。家裁の役割を一部弁護士や司法書士が担えるようにするなど制度の見直しも必要」と話している。

 成年後見人 2000年4月、認知症や障害で判断力が不十分な人に代わり、財産管理などを行う制度としてスタート。判断能力の程度に応じ「後見」「補佐」「補助」に分かれる。家庭裁判所が家族や弁護士などのほか、最近は自治体や社会福祉協議会などが養成した市民後見人も選任している。(2010年3月17日 読売新聞)

貴重な新聞記事を発見した。
その度に報道された「成年後見事件」は本ブログに投稿し紹介してきた。
親族だけでなく、第三者の職業成年後見人でも不祥事を起こしている。思い出される事件もあった。
「財産管理」にかかる任務にはリスクや不祥事が付きものとはいえ、許しがたい事件ばかりである。
家裁が定期的に監督していても発生してしまう。
「社会福祉士」として肝に銘じ、自らを律した対処、対応に気をつけなければならない。
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宮古の夫控訴 成年後見人横領! 

2010-05-13 09:44:59 | 成年後見(人)関係の事件簿
セ・パ交流戦開幕だ

「宮古の夫控訴 成年後見人横領! 」
業務上横領罪に問われ、盛岡地裁から懲役1年10ヶ月(求刑2年6ヵ月)の実刑判決を受けた宮古市川井村江繋10地割、無職赤沢秀一(62)被告は、12日までに判決を不服として、仙台高裁に控訴した。

 判決によると、赤沢被告は妻のスワ子被告(60)=懲役2年(求刑2年6ヵ月)と共謀し、2005年7月6日から8月30日の間、当時成年後見人として管理していた宮古市の無職男性(68)の金融機関口座から6回にわたり、計260万円を払戻して横領した。(2010、5、11 岩手日報より)
公判で2人は「横領の意図はなかった」などとして、無罪を主張していた。

やっぱり「控訴」した。裁判を受ける権利があるのだから当然といえばそうだ。
しかし、正義を貫く裁判所・・・の視点から見ると勝ち目があるだろうか?
元々、家裁が成年後見人を選任し、監督し、不正行為が認められ、物的証拠を揃えて審理を繰り返し、公正中立な裁判で裁いている図式だ。無罪を認めたら、全ての流れが崩れ、信頼性を失ってしまう。深く考えると怖い気もする。
被後見人の財産から計260万円を勝手に使い込んだ事実があり、正当な理由がないと横領になってしまう。「共謀?」が問われるわけだが、さてどうなるのか?注目したい。
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「成年後見人の横領で実刑! 盛岡地裁・宮古の夫婦に判決」!

2010-05-11 10:38:36 | 成年後見(人)関係の事件簿
岩手日報7月から夕刊なしへ。朝刊に統合@3,007円→2,980円へ

「成年後見人の横領で実刑! 盛岡地裁・宮古の夫婦に判決」
成年後見人を務めていた男性の郵便貯金口座から現金を横領したとして、業務上横領罪に問われた宮古市川井村江繋10地割、無職、赤沢スワ子被告(60)と、夫の無職、秀一(62)被告の判決公判は5月10日、盛岡地裁で開かれた。

佐々木裁判官はスワ子被告に懲役2年(求刑懲役2年6月)、秀一被告同1年10ヶ月(同2年6ヵ月)の実刑判決言い渡した。

佐々木裁判官は「成年後見人のスワ子被告は関与の度合いが大きい。制度を悪用し、保護されるべき被害者を犠牲にしたのもで、厳しい非難に値する」などと理由を述べた。
 
 判決によると、2人は共謀の上、2005年7月6日から8月30日の間、当時成年後見人として管理していた宮古市の無職男性(68)の金融機関口座から6回にわたり、計260万円を払戻して横領した。(2010、5、11 岩手日報より)

私の地元、宮古市で発生した親族・成年後見人による横領事件である。
夫婦で共謀したものとして、それぞれ実刑の判決が出された
被害者の保護・救済、権利擁護の視点から、「成年後見制度の悪用した」との裁きであり、当然の結果だ。十分な理解がないままに「成年後見人」となり、勝手な解釈で金品を使ってしまった。しかもダンマリを決め込んだから手が付けられない。素直に、率直に家裁へ相談していけばよかったと思う。裁判沙汰にならずに済んだかも知れない。残念な気もする
もうこの手の事件は終結してほしい。
「成年後見人」は親族がなっても、第三者がなっても魔が指して犯罪に陥る危険性もはらんでいる。制度の中味を知れば知るほど難しさが倍増する。よかれと思ったことが犯罪になるかも知れないのだ。十分に心して対応したい。
信頼性の回復のためにも「成年後見制度」の理解や利用の促進をすすめる必要性を感じている。「成年後見制度」を利用しなければ解決できないような問題がいっぱいある。家裁が成年後見人を決め、被後見人となった人を保護し、権利擁護する中味でもある。
財産管理や金銭上の問題だけでなく、介護、福祉、医療、住宅・・等など生活を取り巻く全体的な支援が必要であり、そこが優先すべきなのだと言った理解を求めたいものである。
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宮古の成年後見人横領・・・夫婦に2年6月求刑!

2010-04-13 11:06:48 | 成年後見(人)関係の事件簿
バスケット男子日本リーグ・リンク栃木優勝

「宮古の成年後見人横領・・・夫婦に2年6月求刑/盛岡地裁初公判」
成年後見人を務めていた男性の郵便貯金口座から現金を横領したとして、業務上横領罪に問われた宮古市川井村江繋10地割、無職、赤沢スワ子被告(60)と、夫の無職、秀一(62)被告の論告求刑公判は4月12日、盛岡地裁で開かれた。

検察側は2人にそれぞれ懲役2年6月を求刑、弁護側は無罪を主張し、結審した。判決言い渡しは5月10日。

検察側は論告で、両被告が生活費や自動車購入代金などに充てるため預金を引出したとして「制度を悪用した悪質な犯行」と指摘した。

一方、スワ子被告の弁護人は、現金の引き下ろしはた認めるものの「(男性への)債権の誤解に基づくもので横領の認識はない」、

秀一被告の弁護人は、「現金の払い戻しは横領とは言えず、(スワ子被告と共謀もしていない」と主張した。
 
 起訴状によると、05年7月6日から8月30日の間、当時成年後見人として管理していた宮古市の無職男性(68)の金融機関口座から6回にわたり、計260万円を払戻して横領したとされる。(2010、4、13  岩手日報より)

地元・宮古で発生した親族の成年後見人による横領事件だ。残念
「成年後見制度」の信頼性を失墜させ、根幹を揺るがような事件で腹立たしい思いだどうして制度説明をなされなかったか?繰り返し報告を求め、制度の内容を周知しなかったのか?悔やまれる。

それにしても、親族が成年後見人をしている場合には、起るべきして起きるような事案も多い。
特に、親族からすれば、お金・金銭・財産に関わるところで、自由に使用できなくなることが不満のようだ。
使途を明確にし、本人のために使用することをキチンと説明でき、領収証など確保しておけば問題ないのだが、自分勝手に、勘違いして、本人以外の使途に使い込むケースが多く、家裁への報告もしない、できない。などで、結果的に犯罪になってしまう頃向が見られる。
成年後見制度の理解が不十分だったので「知らなかった」「誤解していた」とも言い訳できる。が、そうはいかない。親兄弟、いとこ、親戚でも他人のお金を使い込めば犯罪になる可能性が高い。まず、そうした基本に注意をして取り組む必要がある。
判断能力の不十分な高齢者、障がい者等々本人の権利を擁護することが重要なのに、それは家族、親族のすること、責任だ。と思って財産管理も身上監護も全てやってしまう背景があり、成年後見制度の利用促進に繋がらない要因となっている。
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横領目的は否認・・・!

2010-01-25 18:34:12 | 成年後見(人)関係の事件簿
後見活動で隣町まで出張

「横領目的は否認・・・宮古の成年後見人夫婦/盛岡地裁初公判」
成年後見人を務めていた男性の郵便貯金口座から現金を横領したとして、業務上横領罪に問われた宮古市川井村江繋10地割、無職、赤沢スワ子被告(59)と、夫の無職、秀一(62)被告の初公判は1月19日、盛岡地裁で開かれた。

両被告は、口座から現金を下ろしたことは認めたが、横領目的は否認した。
スワ子被告の弁護士は、「スワ子被告の両親が男性の家のリフォーム費用を負担したことから、同被告は男性への債務があると誤解していた」 
秀一被告の弁護人は、「秀一被告が使途を知らなかった」とそれぞれ主張した。

 起訴状によると、05年7月6日から8月30日の間、当時成年後見人として管理していた宮古市の無職男性(68)の金融機関口座から6回にわたり、計260万円を払戻して横領したとされる。(2010/1/19 岩手日報より)

新聞の情報でしか知る事ができないので残念だ。しかも、今回の記事は1社だけだ。
地方で起るこうした小さな事件は、無関心で記事にはならない。
しかし、「成年後見人が・・・?」となると興味ある方は記事を読んでいる
もし、間違った報道であれば大変なことだ。裁判が確定して犯罪者になるわけだが、既に、逮捕され厳しい扱いになっている。
法定代理人が不明瞭なお金を使うことは許されない。刑罰を軽くするための弁護な気がする。また、キチンと返却すれば逮捕される事はなかったはずだ。
「なぜ・・・!」のところが気になる事件だ。
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成年後見横領事件!

2009-12-23 10:34:23 | 成年後見(人)関係の事件簿
天気は良いが寒い家にいて、暖房しても手・足が冷たい心は暖かく・・・

「着服:後見人が二百数十万円、容疑の夫婦逮捕 /岩手」
 宮古署は29日、川井村江繋10地割、無職、赤沢スワ子(59)と、夫の無職、秀一(61)両容疑者を、業務上横領の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、05年7月6日から8月30日の間、当時成年後見人として管理していた宮古市の無職男性(68)の金融機関口座から6回で計二百数十万円を引き出し、着服した疑い。

 同署などによると、スワ子容疑者は無職男性の親類で、後見人をしていた。盛岡家裁が06年2月に告発していた。(毎日新聞地元版より)
       
上記の記事は、2009年5月31日付けで本ブログでも投稿したものである。
その後、公判前整理手続きが行われ、12月21日第4回目が開かれた記事が岩手日報で報道された。手続きは今回で終わり、公判は1月19日から6回開かれ、判決は5月10日に言い渡される。
弁護側は、起訴内容を争う方針という。
①口座から金を払戻したとされる行為が横領行為に当たらないこと。や
②夫・秀一被告が関与しておらず、共謀していない事。を主張するという。

22日付岩手日報の社会面に小さな記事を発見。
「成年後見横領事件」の見出しに驚いた。と同時に忘れかけたものを思い出した気分だ
この事件まだ、決着していなかったのだ。
更に仰天。裁判で争うことになったのだ
成年後見人として活動している立場からすると、キチンとケジメをつけてほしい事件だった
被後見人の預貯金口座から合計260万円を払戻した理由はなにか?
いったい何に使ったのか?そのわけは?領収書などは?
これを明確に説明できれば問題ないような気もする。
「成年後見人」になると年1回家庭裁判所に「後見事務報告書」を提出し、監督されるので、使途不明金や不正があれば、すぐにわかる仕組みになっているのだ
使った金額が多いというだけで共謀?ではないと思うが、発覚と同時に夫婦の名前が出され逮捕されたと新聞記事にも掲載された。当然ながら「被告」扱いである。
小さな村、田舎町では肩身の狭い思いをして暮らさなければならない。
もし、無実と証明されたら、どうなるのだろうか?
わが身に置き換えると「ぞっー」する事件でもある。来年1月には合併して宮古市になる。地元で発生した事件となる。良い気分ではないが、真相をしっかり解明して頂きたい。
こんな事件で「成年後見制度」の利用が停滞してはいけない
制度の利用が必要な方には、ニーズをきちんと把握し、利用促進しなければならない。
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