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介護職員のたん吸引、グループホームにも拡大へ 厚労省!

2010-08-20 10:51:00 | 介護保険制度って!なに?
吉見(中)11勝、安藤(神)2勝、由規(ヤ)9勝、唐川(ロ)5勝、野上(西)2勝、岸田(オ)6勝

「介護職員のたん吸引、グループホームにも拡大へ 厚労省」
 厚生労働省の検討会は9日、たんの吸引など医療行為の一部を認める介護職員の対象を拡大することで一致した。これを受けて厚労省は、これまで条件を満たした特別養護老人ホームなどで例外的に認めていた行為をグループホームや障害者施設にも対象を広げる。10月からモデル事業を始め、来年の通常国会に関係法案を提出して法制化を目指す。

 たん吸引やチューブから流動食を入れる「経管栄養」は医療行為として、医師や看護師にしか原則認められていない。ただ、自宅で家族が行う場合は違法とされないなど比較的危険性も低く、介護職も可能となるよう法整備を求める声が強く出ている。

 拡大する対象は、訪問介護事業所やグループホーム、老人保健施設、障害者施設など。介護職員らの範囲は、研修を修了した介護福祉士やホームヘルパー、保育士ら。

 本人や家族の同意を必要とするほか、安全を確保するため、職員の実地研修のほか、マニュアル整備、医師らとの連携体制の確保も要件とする。

 モデル事業では、120人程度の介護職が最大50時間の講義や実地研修を受け、来年3月から現場に出ていく予定だ。この結果を踏まえ、新しい法案の中身を詰める。
(2010年8月10日 朝日新聞)

介護職へのたん吸引などの一部医療行為を拡大する厚労省の案が具体化してきた。
まず、モデル事業を実施、最大50時間の講義や実地研修を経た後に、現場に出て行く。当初は120人程度を予定。検証しながら暫時増やしていくという。
本来は「看護師」を育成し充実させるべきであるが、昨今、看護師の確保も難しく、人材不足が叫ばれている。介護の現場としては、リスクの度合いが増すだけで「やむを得ない選択」と考えている施設・事業所が多いと思う。
しかし、どんな介護の支援体制がベストなのか?どんな専門性が必要なのか?厚労省が示す基準とおりでよいのか?
現状で良し!と満足せずに改善のための提案をやっていただきたいものである。
コメント
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