寒い日続く明日から12月だ。
在宅被災者らにも支援物資 宮古市が初の配布
アパートや借家などの「みなし仮設住宅」や在宅の被災者に優先日を設けた宮古市の支援物資配布会は29日、同市小山田の市民総合体育館で始まった。
仮設住宅に比べ支援不足が指摘される被災者に配慮し市が初めて企画したが、冬を迎えてからの支援の手に「もっと被災者として目を向けてほしい」と注文が相次いだ。
同市田老の自宅が全壊し、借家で生活する女性(69)は「私たちも着の身着のまま逃げて全てをなくしたが、仮設住宅と違い支援が後手後手。物資に限らず情報もない」と苦悩を吐露した。
初日だけで千人以上が来場。1世帯に割り当てられるコメ5キロと毛布2枚のほか、冬物の上着を目当てに来た人や雪道に使う長靴を求める人も。乳児を抱え紙おむつや粉ミルクを手にする母親もいた。
今回は半壊以上の被災者で同市の罹災(りさい)証明がある市民か、他自治体の罹災証明を持つ同市在住者が対象。30日も在宅者らに優先配布し、最終日の1日は仮設住宅の被災者も対象になる。
(2011/11/30 岩手日報)
宮古市主催の「支援物資の配布会」が開催された。29日から12月1日まで。
宮古市小山田の市民総合体育館が会場だ。連日、大盛況のようである。
岩手県(滝沢村を会場に)でも実施され、沿岸地区からも相当数の被災者の方が提供を受けた。
マイカーのある方でないと行けないのが実情だ。
お隣の大槌町や山田町では「配布会」が開催されたのに、どうして宮古市はやらないのか?ずっと前からの疑問だった。
すでに民間のボランティア団体では規模の違いがあるが青空の下で複数回も開催している。
やっと重い腰を挙げて実現した印象だ。たくさんの支援物資が貯蓄されていたのに。
「被災者支援」といえば、罹災証明書を持つ方々中心に仮設住宅であろうと、アパートや借家。雇用促進住宅、市営・県営住宅など「みなし住宅」に住む方々も含めて皆同じである。
特に、「みなし住宅」の方々に情報が提供されないのは残念である。
分け隔てなく支援の手をさしのべていくことが重要だ。住まいが点在しているのでこれは大変だ。地域で、町内会など協力し合って情報を共有していくことも大切だ。頭では理解しているのだが思うように進まない地域もある。これも残念。。
在宅被災者らにも支援物資 宮古市が初の配布
アパートや借家などの「みなし仮設住宅」や在宅の被災者に優先日を設けた宮古市の支援物資配布会は29日、同市小山田の市民総合体育館で始まった。
仮設住宅に比べ支援不足が指摘される被災者に配慮し市が初めて企画したが、冬を迎えてからの支援の手に「もっと被災者として目を向けてほしい」と注文が相次いだ。
同市田老の自宅が全壊し、借家で生活する女性(69)は「私たちも着の身着のまま逃げて全てをなくしたが、仮設住宅と違い支援が後手後手。物資に限らず情報もない」と苦悩を吐露した。
初日だけで千人以上が来場。1世帯に割り当てられるコメ5キロと毛布2枚のほか、冬物の上着を目当てに来た人や雪道に使う長靴を求める人も。乳児を抱え紙おむつや粉ミルクを手にする母親もいた。
今回は半壊以上の被災者で同市の罹災(りさい)証明がある市民か、他自治体の罹災証明を持つ同市在住者が対象。30日も在宅者らに優先配布し、最終日の1日は仮設住宅の被災者も対象になる。
(2011/11/30 岩手日報)
宮古市主催の「支援物資の配布会」が開催された。29日から12月1日まで。
宮古市小山田の市民総合体育館が会場だ。連日、大盛況のようである。
岩手県(滝沢村を会場に)でも実施され、沿岸地区からも相当数の被災者の方が提供を受けた。
マイカーのある方でないと行けないのが実情だ。
お隣の大槌町や山田町では「配布会」が開催されたのに、どうして宮古市はやらないのか?ずっと前からの疑問だった。
すでに民間のボランティア団体では規模の違いがあるが青空の下で複数回も開催している。
やっと重い腰を挙げて実現した印象だ。たくさんの支援物資が貯蓄されていたのに。
「被災者支援」といえば、罹災証明書を持つ方々中心に仮設住宅であろうと、アパートや借家。雇用促進住宅、市営・県営住宅など「みなし住宅」に住む方々も含めて皆同じである。
特に、「みなし住宅」の方々に情報が提供されないのは残念である。
分け隔てなく支援の手をさしのべていくことが重要だ。住まいが点在しているのでこれは大変だ。地域で、町内会など協力し合って情報を共有していくことも大切だ。頭では理解しているのだが思うように進まない地域もある。これも残念。。