厚生労働省医政局長の武田俊彦さんが奔走している医師偏在対策として医師法・医療法の改正法案。
都市部への医師集中を解消するため、不足地域で勤務した医師を厚労省が認定。
一部病院で院長ら管理者になる際の評価項目に加える優遇措置などが盛り込まれているという。
素晴らしい発想だ。
地方は医師不足で困っている。
地方にある医学部を卒業しても研修医期間や就職は都市部へ。どの学部でも同様の傾向であるが、医師は特別だ。医師になる人数も限られている。全国にバランスよく配置していくことも国の役割だ。
将来、必ず活かされてくると思う。
高い志のある医師や、これから医師を目指す若者達が、地方で役立ちたい、地域で貢献したい、と考えてくれると嬉しい。
都市部でも、地方でも、同じように医療技術を高めるような臨床の場を体験できること、医師として、人として磨きがかかれば最良だ。
権威やお金儲けに走らず、患者さんのお話しを聞き、病や人を診て治療してくれる医師像を望みたい。
武田さんの思いが実現することを願望する。