夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

法人後見の設置についての提案?

2008-10-31 16:01:50 | 成年後見制度ってなに?

宮古市長との「市政暖和室(談話)」があり、約30分、直接、市長にお会いして「法人後見設置」の提案をしてきました。
私が5年間実践してきた成果を元に、「成年後見制度」は市民生活にとって不可欠な要素があり、セーフティネットの機能としても重要なことを訴えました。超高齢化の時代を迎え、市民としての基本的な納税や病院、介護等への支払い、行政手続き、申請など「権利と義務」の関係をキチンと実施できる態勢が大切です。障害やご病気などによって、そのことが自分でできない状況があるとしたら大変です。市行政にとって財政面で収入減ですし、市民の生活を守る視点からも予測される事態に少しでも対応を急ぎ、混乱を最小限度に押さえることが期待されます
判断能力が衰えて自分で、財産管理や契約などの法律的な行為ができない場合には、宮古市が準備した「法人後見センター?」へ依頼して、成年後見人へ託す事が最も安全です。「提案書」は、市から2名分の補助金を支出して、法人後見センターを立ち上げる支援をしていただけないか。といった大胆な内容でした
スタッフは、若い社会福祉士の資格のある人材を採用し、法人後見人として専門に活動する。低所得の市民にも成年後見人が必要な場合には結びつける。行政等と連携してすすめる。理想的なイメージを膨らせてみました。欲を言えば切がないですが、人件費の2名分の確保・お願いは基本であります。無償のボランティアや篤志家では、成年後見人の任務も難しく、厳しいと思います。スタッフが慣れてきて、受任数が増えてくれば、案件によっては市民後見人も必要ですが、最初から職員の身分保障や人件費を補償しないでスターとする事は無謀な気がします。
宮古市長の反応は?
①趣旨は理解し、法人後見の設置も検討していた。当面は「市社協」のようなところへ委託したい。
②財政難の折、補助金の支出は難しい。
③若い社会福祉士のような人事が確保できるか?
④成年後見人の養成・育成は心配ないのか?
⑤来年度は、発達障害児者の支援に力点をおく、いずれは成年後見制度との関係も課題となる。
以上のようなご意見を頂きました
現状では宮古市長のリーダーシップに期待するしかなく、市民全体のために何をしてくれるのか?光の当たらない部分にも、最大限の配慮をしていく姿勢を見守りたいと思います。

県内各地で「法人後見設置」の動きが活発になってきました。嬉しい事です。
個人後見でも、法人後見でも窓口を広げていく取組みは大切です。
そこに生活する方々のために、この制度を必要とする方のために役立ちたいものです
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奥州市から宮古へ!

2008-10-30 23:28:31 | Weblog
奥州市も盛岡、宮古もでした。
奥州市での講演をを無事に終了。事例の発表では助言者を求められましたが、知的障がい者の多重債務問題、高齢者の虐待の問題・・・・。難しい直面した課題であり、困惑しました。真に不十分な助言?であったと思います。が、皆様の支えで何とか次の解決につながるヒントを得たような自己満足をしています。
完璧なことはあり得ないわけで、こうした事例を勇気をもって提案・発表していく中で力量が磨かれるのだろうと思います。
私にも勉強になりましたし、真摯に日々取組んでいるお仲間に逢えてよかったです。関係した方々のパワーで、利用者のために、障がい者のために、ヘルプコールを発信している高齢者のために・・・・頑張りたいものです。!

午後15:30に奥州市を発ち、東北自動車道で盛岡へ、106号で宮古へ。
還暦を祝い会の幹事会がありということで参加しました。
60歳、還暦を迎えるのです。この私も・・・・。悲しいような、嬉しいような。複雑な心境です。しかし、当時の同級生と会えるのはいいもんです。
還暦祝いは2009年2月14日(土)に開催する事が決まりました。
約400人近く同級生が居るのです。いわゆる団塊の世代の最終年です。
残念ながら亡くなった同級生も50名前後になるのです。消息のわからない同級生も?・・・・・・。これに関わる自分は幸せです。
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奥州市にて。

2008-10-29 17:10:26 | Weblog
盛岡の県社協で開催された福祉サービス第三者評価の決定委員会に参加して報告し、無事終了。そのまま奥州市に来ました。3回目です。成年後見のお話しをするのは2度目。対象や場所がちがうと、少し内容も変わります。8分程度放映のDVDと資料説明、そして事例紹介・・・と段取りは決めています。与えられた時間は1時間です。午後も助言者になっています。現在、取り組まれていることに適切な発言をするなど、おそれおおいのですが、頑張ります。
明日ために早めに奥州市に入りました。安心と疲れで思考停止状態です。
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介護サービス情報公表の調査員の奮闘!

2008-10-28 15:14:58 | 介護サービス情報の公表って?なに?
WBC監督に巨人の原監督が有力に!
本日は、「介護サービス情報公表の調査員」として活動
月に2~3ヶ所位の介護事業所を「調査」している。
「地域密着型サービスの外部評価」と「福祉サービス第三者評価」の仕事もしているので、日程の調整や仕事のバランスを取りながら、ダブらないように、ご迷惑をかけないように注意しての「業務=仕事」である
一面では嬉しい悲鳴だが、つらい事もある。他に「成年後見人」としての仕事もあるので、いろいろ仕事を広げることは良いのだが、一人でこなすにはバランスがポイントとなる
好奇心が旺盛で何でもやりたい気持ちと若くなのだからホドホドにの思いが葛藤するのだ。これらも全てが自己責任なのだ

さまざまな人、立場の方と出会えるのが楽しみの1つでもある。ドンドン変化して、進展していくのを見ることも楽しい。介護保険制度の中で学ぶべきこともたくさんある。疑問や矛盾も
最後にいつも思うのは、現場から改善・改革していけないものだろうか?
である。
現場の隅々まで知る予知はないのだが、利用者の方々と深く関わっている現場の第一線の専門家の方々の生の声が反映されて、介護保険制度の是正、改良をしていくような流れになる事を期待したい。
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深澤晟雄資料館:「深澤」精神を継承!

2008-10-27 12:18:56 | Weblog

「深澤晟雄資料館:「深澤」精神を継承 遺品など200点展示--きょう開館 /岩手」
 ◇旧沢内村長で老人医療費無料化など実現--西和賀・国保病院
 「生命尊重」の理念を唱えて老人医療費の無料化などを実現させた故深澤晟雄(まさお)・旧沢内村長(1905~65)の業績を伝える「深澤晟雄資料館」が19日、西和賀町沢内の国保沢内病院敷地内に開館する。近年になってその理念が改めて見直される中、関係者は「深澤精神を受け継いでいく拠点にしたい」と意気込む。

 資料館は昨年5月に結成されたNPO法人「深澤晟雄の会」(理事長・太田祖電元沢内村長)が運営。同病院正面に立つ木造2階建ての旧看護師宿舎を改装し、1階に展示スペース、2階に資料室が入る。

 資料は町内に散逸していたが、遺族や町民の協力で約1000点を収集し、そのうち写真パネルや遺品など約200点を展示する。

 豪雪の厳しさを克服、実現した冬季バス開通式などでの深澤氏自身の写真のほかに、「豪雪・貧困・多病多死」との闘いの先頭に立った深澤氏の歩みを示すような当時の雪下ろしや旧沢内病院の診察風景の写真も飾る。また、深澤氏が生前語った言葉の数々も壁に掲げられ、人命格差を否定し病に倒れるまで闘った深澤氏の精神を感じられるよう工夫した。

 近年になって記録映画「いのちの作法」の制作や及川和男氏著「村長ありき」の復刊などが相次いでおり、佐々木孝道・同会副理事長は「生命尊重行政を再評価する機運が高まっている。生命軽視の時代にその理念をしっかり植え付けていきたい」と話す。(毎日新聞 2008年10月19日 地方版)

当時、沢内村では「生命尊重の理念」を掲げ「豪雪・貧困・多病多死」との闘いを克服して村民の生命を守ってきた。
深澤村長の強い意志と行動力、周囲の方々の支援がなければ出来ない事である。
時代の背景が相当変わってしまったが、昨今、「生命尊重の理念」の大切さを考えさせられる出来事、事件、犯罪が多い
こうした機会に「命の重さ」を真剣に考えなければいけない。
たった一度の人生を大切にする。生きている、生かされていることに感謝するような生き方をしたいものである
生きてさえいれば、何でもできる。喜怒哀楽、失敗やミスも、裏切りや反省も、こだわりや恋愛も・・・命あっての感情、行動である。
「深澤資料館」いつか訪ねたいところでもある。

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歌旅-中島みゆき!

2008-10-26 10:23:43 | 歌・CD・趣味・その他
歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007-

YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS

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日本シリーズ巨人西武の決戦へ
学校では「学習発表会」や「文化祭」などの開催時期です。
地域でも各種イベントが開催、秋のシーズン真っ盛り
昨日は小学校へ、今日は中学校のイベントへ参加します。
民生・児童委員となって案内状が届けられますので、都合のつく時には、極力参加したいと心がけています。3人の子供達が育った学校へ、民生・児童委員の立場で訪問できる事は嬉しい?不思議な気がします。
今の世の中も厳しいですが、「逞しく生きる人になってほしい」それだけは願って見守っていきたいものです
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平成20年度日本学校ソーシャルワーク学会!

2008-10-25 10:34:06 | スクールソーシャルワーカー?
セ・リーグCS第2S3戦目巨人5中日5引き分けそれでも巨人が王手へ

平成20年度日本学校ソーシャルワーク学会・東北ブロック研修会 
              (基礎研修)
   地域・学校・家庭をつなぐスクールソーシャルワーク
   ― スクールソーシャルワークの可能性を考える ―

共催  岩手県社会福祉士会 子どもの心身発達育成研究会
後援  岩手県教育委員会 岩手県精神保健福祉士会 
岩手県ソーシャルワーカー協会 
岩手県医療社会事業協会

本年度の新規事業である「スクールソーシャルワーカー活用事業」が、各地で本格的に始まりました。学校現場を基盤にして、初めてスクールソーシャルワーカーとして活動する際に、どのような知識や視点が必要なのか、学校支援のあり方について研修を深めたいと思います。また、スクールソーシャルワーカーはどのように活用されているのか、課題は何かについても検討していきたいと思います。

日  時   2008年12月6日(土) 10:30 ~ 16:00

場  所   ふれあいランド岩手 2階研修室
    〒020-0831 盛岡市三本柳8地割1番3  TEL 019(637)1000
    地図等は www.iwate21.net/furelan/ を参照ください

 対  象   スクールソーシャルワーカー、社会福祉士、精神保健福祉士、小・中・高等学校教員、教育行政担当者、児童福祉関係者等               (定員60人)

日程/内容
10:00~10:30  受付
10:30~12:00  基礎研修講座「スクールソーシャルワーカーの専門性と学校支援」
講師:鈴木 庸裕(福島大学教授)
12:00~13:00  昼食
13:00~14:30  基調講演「文部科学省のスクールソーシャルワーカー活用事業について」
          講師:岡本泰弘(文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導第一係長)
14:30~14:40  休憩
14:40~16:00  鼎談「スクールソーシャルワーカー活用事業に期待すること」
スクールソーシャルワーカー、教育委員会(担当者)、 学校(教諭)、
スクールカウンセラー(臨床心理士)

参 加 費   1,000円(資料代)

申 込 み   下記宛までFAXまたはE-mailで参加申し込み(裏面を参照)をして
       ください
問合せ先   〒020-0102 盛岡市上田字松屋敷11-20 ことりさわ学園内 
岩手県社会福祉士会盛岡ブロック事務局 TEL:01(662)5257
    FAX:019(663)2601  
E-mail:sakaguti-sigeharu@kotorisawa-gakuen.jp
*締め切りは12月1日(月)です。定員になった場合にのみ、ご連絡します。
*参加費は当日受付でお願いします。

「スクールソーシャルワーク学会」の動静を初めて知りました。
東北ブロックの研修会の案内です。関心のある方は是非ご参加ください
子供、家庭、学校、地域、関係機関などとの調整役として、子供の抱える問題の解決にスクールソーシャルワーカーの役割が重要になってきています。まず、どんな事をするの?どんな役割があるの?スクールソーシャルワーカーって何?・・・それらの糸口を学べると思います
私は正直迷っています。あまりジャンルを広げすぎると消化不良になります。成年後見の受任も増えそうな予感もしますし、法人後見にも関心があります。嬉しい思案の毎日です
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出張です。

2008-10-24 08:47:47 | Weblog
福祉サービス第三者評価で沿岸南部の施設を訪問します。平成18年に続き2回目。嬉しい事です。どんな話し、出会い、発見があるか。ワクワクです。
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緊急事態です?

2008-10-23 11:48:01 | Weblog


最悪の状況になってきました
グログを立上げ、毎日の書き込みを楽しみにしていました。
皆様からのコメントも励みにして頑張ってきました。
最近、パソコンの不具合が発生して、どうやら故障・修理を行う必要が出てきました。購入して2年半位なのですが、ショックです。
つい、この間支払いしたばかりな気がするのです。
機械ですので故障はつきものですが、それにしても残念
ギリギリまで投稿してみたいですが、もし、私のブログが見れなくても、私は元気で頑張りますので、これまで同様にご教授下さるようお願いします。

予め、皆様にお知らせしておけば安心です。
いつ画面が凍結しても・・・、心残りは少ないように!それにつけても残念です
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有料ホームの入居者10万人超 07年厚労省調査?

2008-10-22 21:14:02 | 介護保険制度って!なに?
地域密着型サービス外部評価のため出張
「有料ホームの入居者10万人超 07年厚労省調査」
 主に民間が運営する有料老人ホームの入居者数が2007年は11万4573人と、前年に比べ25・2%増え、初めて10万人を突破したことが16日、厚生労働省の社会福祉施設等調査結果の概況で分かった。

 施設数は703施設増えて前年比35・7%増の2671施設。厚労省は、特別養護老人ホームなどに入居を希望しても入れない待機者の解消が進まない中、受け皿施設として需要が高まっていることが増加の背景にあるとみている。

 有料老人ホームは都道府県の施設の指定を受けると、介護保険の給付対象となることができる。

 06年4月から都道府県の介護事業計画により指定を見合わせることができる総量規制が導入されたが、介護給付を受けない有料老人ホームの開設が抑制されず、増加数は介護保険制度が導入された2000年度以降最も多くなった。
(2008/10/16 【共同通信】)

時代の世相を反映して「有料老人ホーム」のニーズが根強くある。
また、「介護付の高齢者賃貸住宅」なども増えているように思う
利用料はおおよそ10万円前後になる。介護保険のサービスを利用すると更に負担は増える。こうした利便性の高いサービスを購入する現実があるのだ。
介護保険制度に位置づけられている高齢者の「グループホーム」においても8万円~10万円位になる。病院などの治療費は別途支払いだ
高齢者が自分にあった生活しやすい環境を探し求めることも大変な作業である。
誰にも気兼ねなく、安定した静かな暮らしを望む方が多い。安心して介護も任せられる支援者が居ればベストである。いろいろなスタイルの「生活の場」があって選択に悩むだろう。私も、最近の進化には目を見張り、的確な説明ができないことがある。規制緩和がすすみ、わけのわからない「場所」が乱立すると困る。一定の基準なり、キマリを順守していくことが大切になる。高齢者福祉に対する理念が必要だ






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専門弁護士:知的障害者に対応 養成へ大阪で初の取り組み!

2008-10-21 18:04:42 | Weblog
後見活動で大船渡へ明日は釜石へ
「専門弁護士:知的障害者に対応 養成へ大阪で初の取り組み」
 大阪弁護士会が知的障害者ら心身に障害がある人の特性を理解し、弁護できる専門弁護士養成に乗り出す。全国初の取り組みで、11月にもプロジェクトチーム(PT)を設立し、具体的な検討を始める。新規受刑者の約2割は知的障害の疑いがあるが、十分な弁護をされていない可能性がある。そのため、来年5月の裁判員制度施行を控え、知的障害者らへの誤解や偏見を取り除き、正当な権利の保障を目指す方針だ。

 知的障害がある人の特徴として、見たり聞いたりしたことを整理、表現することが苦手なケースが多いとされる。また、相手に迎合し、誘導に乗りやすい面がある。強盗容疑で逮捕された知的障害の男性が警察官の誘導で自白調書を作られたとされ、公判中に真犯人が見つかり、05年3月、宇都宮地裁で無罪判決が出たケースもある。この事件を含め、弁護士が障害の特性に気づいていない場合が多いとみられている。

 法務省の矯正統計年報によると、知的障害の疑いがある「知能指数70未満」の新規受刑者は07年で約6700人に上り、全体の約2割を占めている。

 こうした背景を踏まえ、大阪弁護士会は06年4月、全国の弁護士会に先駆けて「知的障害者刑事弁護マニュアル」を作成した。知的障害がある場合は、具体的な事実を問う▽短い文章で質問する▽仮定の質問をしない▽時間の順を追って質問する--など具体的な弁護方法を紹介している。

 今回のPTは、このマニュアルを活用し、刑事裁判の当番弁護士に登録している人を中心に研修を実施。研修を受けた人を専門弁護士として名簿化し、障害のある人から依頼があった場合に派遣に応じるための仕組み作りを検討する。

 マニュアル作成時の座長で、PTのメンバーにも入る辻川圭乃(たまの)弁護士は「知的障害のある人は冤罪(えんざい)に巻き込まれやすい。また、罪を反省していても、裁判でうまくそれを伝えられず、厳罰化されやすい。目や耳が不自由な身体障害者も視野にいれ、対応できる専門弁護士を来年中にも養成したい」と話している。(全国紙)

社会的に弱い立場の方々の権利擁護に関わってくれる弁護士
正義の味方であるべき弁護士
時間に惜しみなく、弁護料を度外視してまでも、知的障がいをもつ方の利益のために奮闘する弁護士。まだまだ近寄りがたい「弁護士」像であるが、もし投稿記事のような専門弁護士が増えたら、知的障がい者だけでなく国民皆が暮らしやすい社会になるような気がする。
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発達障がい者支援協議会:共に学び育つ教育を!

2008-10-20 12:07:19 | 障害者自立支援法って!なに?
セ・CS第1S阪神勝利へパ・SC第2S日ハム勝利で通算成績2勝2敗高校ラグビー県大会盛岡工業高校が逆転V

「発達障がい者支援協議会:共に学び育つ教育を 教員研修など具体案答申 /岩手」
 発達障がい者支援体制整備検討委員会・広域特別支援連携協議会(会長・加藤義男岩手大教育学部長)は14日、障害のある子もない子も共に学び、共に育つ「インクルーシブな教育」の実践をすべての教員、県民が共有するための具体的提言を最終報告にまとめ、法貴敬県教育長に答申した。県教委は答申に基づき、来年3月までにアクションプランを作成する予定。

 障害の種類や程度に応じて教育の場を分けた「特殊教育」から、個々の教育的ニーズに応じて地域の学校でも学べる「特別支援教育」へと制度が転換する中、通常学級で特別支援が必要な児童生徒は小中学校で約4・5%在籍している。

 だが最終報告は、普通学校や学級で特別な支援を必要とする児童生徒への支援体制が不十分だと指摘。幼稚園から高校までを通して身近な地域で一人一人の教育的ニーズに応じた教育を実現するために、すべての学校で支援体制を充実させる必要があるとした。具体的にはインクルーシブな教育の推進に向けて、特別支援学校の分教室の設置促進▽発達障害児の指導を含む柔軟な教室運営▽教員の資質向上のための研修実施--など6項目のほか学校を支援する巡回相談システムの構築などを提案した。

 加藤会長は「インクルーシブな教育の推進を明確に打ち出したのは先駆的」としつつも、「実現までのプロセスは簡単ではない」と実行に期待を寄せる。法貴教育長は「できるだけ実現に努めていく」と話した。(毎日新聞 2008年10月15日地方版)

「特殊教育」から「特別支援教育」へ。障害児教育の分野も改革がすすんでいる。
知的、身体的な発達の遅れを持つ児童への学校教育が主流だった「特殊教育」の時代から、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害(LD)注意欠陥多動性障害などの「発達障害」の児童を含めた「特別支援教育」へと発展してきた。
私が関わった昭和50年代も既に早期発見、早期教育が叫ばれていた。乳幼児の段階から集団の場での遊び、専門的な支援や手厚いサポート、親への支援などができないものか。幼稚園から高校まで、身近な地域において一貫した教育・支援が可能となる事を目指して活動してきた方々もいる。福祉と教育の連携も大切な課題であった。なかなか実現へはほど遠い。
あれから40年近く経過するが、現代は、発達障害児の実態を把握すれば、人数、状態、ニーズ等が明らかになり、どんな施策や対応が必要なのか?すぐにわかるような気がする。具体的な対処や支援を行政が先取りして進めることが可能ではないか行政が優先課題と考えて取組むか、後回しにするか、既得権にしがみ付いているか。・・・大切な子供の命が大切にされない仕組みは改善していかなければならない
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盛岡に事務所を開設 本県初の成年後見NPO!

2008-10-19 15:26:05 | 成年後見制度ってなに?
セ・SC中日先勝パ・CS第2Sダルビッシュ(日)1勝
  
「盛岡に事務所を開設 本県初の成年後見NPO」

 盛岡市の特定非営利活動法人(NPO法人)成年後見センターもりおか(石橋乙秀理事長)は18日、同市大通1丁目の岩手教育会館6階に開設した事務所の開所式を行った。

 会員ら約30人が出席。石橋理事長が「ボランティアの活用などで、ぜひ成功させたい」とあいさつした。

 同センターは障害者の親らが中心となり6月に設立。9月に成年後見を行う団体としては本県初のNPO法人認証を受けた。今回事務所を設置し、本格的な業務を開始した。

 当面は知的障害者のみを対象に成年後見業務を行い、財産管理や日常生活にかかわる契約などを支援する。

 同センターは成年後見の申し込みのほか、会員、賛助会員を募集している。申し込み、問い合わせは同センター(019・626・6112)へ。
(2008/10/19岩手日報)

岩手県初の「法人後見」が県都・盛岡で立ち上がった事は大きい
県民の誇りでもあり、励みとなって他の市町村へ広がっていく事を期待したい。
岩手県内には、市町村社会福祉協議会での法人後見立上げやNPO法人での立上げなど動静が聞こえてくる。12月と1月には、こうした関係者の意見交換会や研修会もあるという。嬉しい事である
弁護士、司法書士、社会福祉士等が個人事務所を構えて受任する「個人後見」だけでなく、「法人化」し、その団体として受任する「法人後見」の設立は、待望していた課題である。「親亡き後」を考えれば「法人後見」は安心への第一歩である。
今後は、運営や体制を維持して発展させていくことも検討し、研鑽していきたい
私も情報収集しながら宮古市の法人後見設立に向けて頑張りたい
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研修会のお知らせ(成年後見制度について)

2008-10-18 10:37:11 | 成年後見制度ってなに?
パ・リーグCS第2ステージ西武1勝高校ラグビー県大会明日決勝戦盛岡工黒沢尻北

研修会の   

・日   時 : 平成20年10月30日(木) 午前10時~午後3時30分
・場   所 : 県南広域振興局分庁舎 3階大会議室(奥州市)
・主   催 : 県南広域振興局保健福祉環境部
・共   催 : 岩手県社会福祉士会胆江ブロック支部

・連 絡 先 : 県南広域振興局保健福祉環境部
          長寿社会課  Tel: 0197-22-2850(内線266)
・主な内容
(1) 講 義 :「高齢者の権利擁護について~成年後見制度を中心に~」
     
     講 師 藤田治彦 法律事務所所長(盛岡市)
           弁護士 藤田 治彦氏( 岩手県弁護士会 副会長 )

(2) 講 義 :「成年後見・福祉相談の実際 ~障害者、高齢者の相談事例
          から~」
     
     講 師 きむら社会福祉士事務所 (宮古市)
           所 長 木村 守男氏(社会福祉士)

(3)事例検討など

上記のとおり、「県南広域振興局管内地域包括支援センター職員研修会」に招かれて、「成年後見人」として日々活動している様子や事例案件についてお話をする機会を頂きました。奥州市(旧水沢市)へは2回目です。
独立型・開業して5年目になりますが、具体的な事例を通じて成年後見の内容、仕組みを知りたいといった要望は増えてきているように思います
これまでも事例や事案を紹介して、その解決策を考える、成年後見人が選任されることによって、権利擁護できる内容をより具体的にお話してきました。「どうも何度聞いてもよく判らない」という反面、高齢者の認知症がすすみ、地域生活に支障が出てきている現状をみて、「あの時の話やこんな場合はどうするの?」といった反響に変わり、「もう一度勉強したい」といった具合にニーズが高まり、私のような者まで招かれる機会になります。真に有難い事であります
お役に立てるのであれば、何処へでも馳せ参じて頑張ります
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生活保護の不正受給92億円 07年度、1万6千件!

2008-10-17 10:02:00 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
WBCバンタム級長谷川7度目防衛WBCフェザー級粟生判定負けパリーグCS第2ステージ西武日ハム

「生活保護の不正受給92億円 07年度、1万6千件」 
 収入があることを隠すなどして不正に受給された生活保護費が、2007年度(速報値)は前年度に比べ、約2億円増えて約92億円、件数は1300件増えて約1万6000件に上ったことが6日、厚生労働省のまとめで分かった。生活保護の受給世帯が急激に伸び始めた1997年度以来、11年間で金額、件数とも過去最高となった。

 不正受給の背景には、バブル崩壊後に、低所得者が増えるなど格差が拡大した影響で、生活保護世帯が増加、07年度には月平均で110万世帯を超えて過去最高となり、これに比例して不正受給も増えている実態が浮かんだ。

 不正防止に目を奪われ、生活保護が本当に必要な世帯の受給が妨げられるようなことがあってはならないとの指摘も出ている。

 給与明細を改ざんされ、ケースワーカーが定期的に訪問しても気付きにくい例もあり、厚労省は自治体に対し、税務当局の協力を得て受給世帯の課税状況などを調べ、不正発見につなげるよう求めている。(2008/10/07 【共同通信】)

昨日、たまたま私が支援して方に、生活保護決定となり代理人として「生活保護しおり」の説明を頂いた。ほとんどが不正防止を注意する内容であった。
アパートで一人暮らし、障害基礎年金だけで生活してきたのだが預貯金も底を突き生活資金が不足となってきた。やむを得ない生活保護申請であった。そんな方に不正やごまかしなどできるはずがない。と思いながら上記の記事を思い出した。
国民ために最低限度の生活を保障する制度であるが、人によって支給されたお金の使い方はマチマチであり、そこまで規制は出来ないわけで、コツコツと貯める人、全部使う人、生活費以外に使う人・・・、施設や病院などで生活している方は使いみちが限られている。親族や第三者が頼まれて管理していれば、どのように使われるのか、判らない現状があるのではないか
善意か悪意か、不正?とか・・と考えればきりがない
常識的に、誰が見ても突出した不正受給があれば問題である。
「お客様」とのかかわりの中でたくさんの勉強をさせてもらっている

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