川越(オ)1勝、福原(神)1勝、小笠原(中)1勝、朝井(楽)1勝
「障害者本人の視点重視で支援 県モデルを初策定」
岩手県は、病院や入所施設などにいて地域での生活を希望する障害者を支援するため、「個別支援計画書」の県モデルを初めて策定した。障害者本人の視点に立ち、希望などを生かす内容。施設の職員らが本人とともに作成、実行できる計画書として活用が期待される。
モデルの名称は「私の希望するくらし」。身体、知的、精神障害者が対象で、その人が希望する地域で自分らしく生活することを応援するための計画書だ。2008年度から、県内すべての入所施設や病院に配布し普及を図る。
計画書は数枚のシートから成り、今の暮らしや希望、応援してくれる人などを記す。「タレントになりたい」など、無理だと思われる夢も否定せず、できることをともに考える姿勢を大切にする。
取り組みの結果は、「非常に不満」から「大変満足」まで7段階に分け、顔のイラストに丸を付ける形で評価する。
県障害者プランでは、入院・入所している障害者のうち、希望者の生活の場を地域に移すことを基本方針の一つに掲げている。07年度は施設や病院関係者を対象に9圏域で説明会を開き、取り組みを進めてきた。
しかし、これまで共通の支援計画書モデルなどはなく、施設や病院がそれぞれの様式で策定していた。
また、従来の計画書は「援助の目標」など、支援する側の視点で書かれることが多かった。このため、説明会では、現場から県独自の計画書モデルを求める声が出されていた。
要望を受け、県は身体、知的、精神障害者の支援に携わる施設職員ら14人でワーキンググループを組織し、モデルを策定した。
東北福祉大総合福祉学部の西尾雅明教授は「自分の情報をどこまで開示するかの希望を確認する項目もあり、画期的だ。利用者中心の相談支援を実現するためのモデルとして、全国に発信していく価値がある」と高く評価している。
(地元紙2008/03/30)
本当に久々に。障がい者の「個別支援計画」はバラバラで困惑していた。岩手県はいち早く研修を立ち上げて、障がい者マネジメントの推進されてきた。「5日間のマネジメント研修」を受講されて、その具体的な実施を期待している方々、事業所もある。高齢者の介護保険におけるケアマネジメントとは、大きな違いもあるが、障がい者の地域生活推進を考えた場合には不可欠である。更に、積極的にすすめていただきたい。
私も是非、取組んでみたい。期待のもてる分野であり、高齢者と障がい者をつなぐ大切な課題でもある。
「障害者本人の視点重視で支援 県モデルを初策定」
岩手県は、病院や入所施設などにいて地域での生活を希望する障害者を支援するため、「個別支援計画書」の県モデルを初めて策定した。障害者本人の視点に立ち、希望などを生かす内容。施設の職員らが本人とともに作成、実行できる計画書として活用が期待される。
モデルの名称は「私の希望するくらし」。身体、知的、精神障害者が対象で、その人が希望する地域で自分らしく生活することを応援するための計画書だ。2008年度から、県内すべての入所施設や病院に配布し普及を図る。
計画書は数枚のシートから成り、今の暮らしや希望、応援してくれる人などを記す。「タレントになりたい」など、無理だと思われる夢も否定せず、できることをともに考える姿勢を大切にする。
取り組みの結果は、「非常に不満」から「大変満足」まで7段階に分け、顔のイラストに丸を付ける形で評価する。
県障害者プランでは、入院・入所している障害者のうち、希望者の生活の場を地域に移すことを基本方針の一つに掲げている。07年度は施設や病院関係者を対象に9圏域で説明会を開き、取り組みを進めてきた。
しかし、これまで共通の支援計画書モデルなどはなく、施設や病院がそれぞれの様式で策定していた。
また、従来の計画書は「援助の目標」など、支援する側の視点で書かれることが多かった。このため、説明会では、現場から県独自の計画書モデルを求める声が出されていた。
要望を受け、県は身体、知的、精神障害者の支援に携わる施設職員ら14人でワーキンググループを組織し、モデルを策定した。
東北福祉大総合福祉学部の西尾雅明教授は「自分の情報をどこまで開示するかの希望を確認する項目もあり、画期的だ。利用者中心の相談支援を実現するためのモデルとして、全国に発信していく価値がある」と高く評価している。
(地元紙2008/03/30)
本当に久々に。障がい者の「個別支援計画」はバラバラで困惑していた。岩手県はいち早く研修を立ち上げて、障がい者マネジメントの推進されてきた。「5日間のマネジメント研修」を受講されて、その具体的な実施を期待している方々、事業所もある。高齢者の介護保険におけるケアマネジメントとは、大きな違いもあるが、障がい者の地域生活推進を考えた場合には不可欠である。更に、積極的にすすめていただきたい。
私も是非、取組んでみたい。期待のもてる分野であり、高齢者と障がい者をつなぐ大切な課題でもある。