田中(楽)4勝、金子(オ)2勝、斉藤(広)2勝、館山(ヤ)2勝全日本柔道穴井初優勝世界卓球丹羽選手(14歳)単複で本戦へ
「ひと:高次脳機能障害者の全国調査をする 東川悦子さん」
長男(41)は25歳で交通事故に遭い意識不明の重体になった。50日後、写真を逆さに持たせると、片手で正しく直した。意識が戻った瞬間の喜びは忘れない。しかし、退院時に医師が100から7ずつ引く質問をすると86で止まった。体は右半身にまひが残る程度だが、得意のカラオケも歌わず、行動が一変した。テニスコーチへの復帰を断念。就職もままならなかった。
脳の損傷で記憶や判断に障害が残る「高次脳機能障害」。患者数30万人とされるが、当時は実態すら不明。「交通事故などでいつでも起こる障害なのになぜ。国への働きかけには患者会のつながりが必要だ」。00年4月、3地域の脳外傷友の会で連合会を設立。現在は39団体が加盟する。
「障害として認知してほしい」。会の訴えは実り、自治体に拠点施設もできつつある。だが、今国会に提出された障害者自立支援法改正案でも支援対象として明記されていない。「明文化されれば特に地方で認識は変わったのに……」。会は製薬会社の助成を受け、6月から全国3000人を目標に生活実態を調べる。厚生労働省の支援プログラムなどを検証し、さらに進んだ対策を求めていくためだ。
「頭の中身が変わる」という障害だけに前と違う自分を受け入れることが一番つらい。「『生きていることに意味がある』と言ってくれる誰かがいれば」。患者と家族の苦闘が続く。(全国紙)
【略歴】東川悦子(ひがしかわ・えつこ)さん 神奈川県平塚市在住。東京学芸大卒。NPO法人日本脳外傷友の会(ファクス0463・31・7676)理事長。69歳。
独立・開業して6年目になるが、東川さんとは東京で2回、盛岡で2回お会いしている。直接、お話しをさせていただいたのは1回だけである。5年前から成年後見制度に関わり、高次脳機能障害に関心を持ち、思いのまま、日本脳外傷友の会岩手支部の賛助会員にも加入した。いつかお役に立てるように修行中である。
独立型・開業社会福祉士事務所は、全く自由な立場で人や組織との関係作りができることがメリットだ。これまで関わることのない方々と接する喜びは素晴らしい。東川さんはその中の1人だが、お仲間を大切にして全国を飛び回って活動している。お子様への愛情もさることながら、脳外傷というのハンディを背負った方々、家族の幸福にために全身全霊の訴えが心に響く。どうか、いつまでも頑張って頂きたい。
「ひと:高次脳機能障害者の全国調査をする 東川悦子さん」
長男(41)は25歳で交通事故に遭い意識不明の重体になった。50日後、写真を逆さに持たせると、片手で正しく直した。意識が戻った瞬間の喜びは忘れない。しかし、退院時に医師が100から7ずつ引く質問をすると86で止まった。体は右半身にまひが残る程度だが、得意のカラオケも歌わず、行動が一変した。テニスコーチへの復帰を断念。就職もままならなかった。
脳の損傷で記憶や判断に障害が残る「高次脳機能障害」。患者数30万人とされるが、当時は実態すら不明。「交通事故などでいつでも起こる障害なのになぜ。国への働きかけには患者会のつながりが必要だ」。00年4月、3地域の脳外傷友の会で連合会を設立。現在は39団体が加盟する。
「障害として認知してほしい」。会の訴えは実り、自治体に拠点施設もできつつある。だが、今国会に提出された障害者自立支援法改正案でも支援対象として明記されていない。「明文化されれば特に地方で認識は変わったのに……」。会は製薬会社の助成を受け、6月から全国3000人を目標に生活実態を調べる。厚生労働省の支援プログラムなどを検証し、さらに進んだ対策を求めていくためだ。
「頭の中身が変わる」という障害だけに前と違う自分を受け入れることが一番つらい。「『生きていることに意味がある』と言ってくれる誰かがいれば」。患者と家族の苦闘が続く。(全国紙)
【略歴】東川悦子(ひがしかわ・えつこ)さん 神奈川県平塚市在住。東京学芸大卒。NPO法人日本脳外傷友の会(ファクス0463・31・7676)理事長。69歳。
独立・開業して6年目になるが、東川さんとは東京で2回、盛岡で2回お会いしている。直接、お話しをさせていただいたのは1回だけである。5年前から成年後見制度に関わり、高次脳機能障害に関心を持ち、思いのまま、日本脳外傷友の会岩手支部の賛助会員にも加入した。いつかお役に立てるように修行中である。
独立型・開業社会福祉士事務所は、全く自由な立場で人や組織との関係作りができることがメリットだ。これまで関わることのない方々と接する喜びは素晴らしい。東川さんはその中の1人だが、お仲間を大切にして全国を飛び回って活動している。お子様への愛情もさることながら、脳外傷というのハンディを背負った方々、家族の幸福にために全身全霊の訴えが心に響く。どうか、いつまでも頑張って頂きたい。