新年度になって初の「宮古地域協議会」に参加した。
地域創造基金に関わるプレゼンテーションに3つの団体がエントリーした。
それぞれの代表者から、資料配布された内容に沿い、丁寧な説明、プレゼンを聞き、審査、採点し、合否によって予算等の減額をしていく作業を限られた時間で粛々と行うのだ。
とても民主的な手続きを踏んでいるような気がする。
委員の皆さんの真摯な態度は素晴らしい、見習いたい。
地域創造基金の原資は税金だから、公正中立に、公平・平等に使用されることがベストだ。
一方、事業を企画して実施する側は、助成金申請と割り切って、十分な精査のないまま予算を上乗せして申請する団体もあり、高額となり、創造基金の趣旨に合わない内容も見られ、その使途が適切かどうかを検討しなければならなくなるのだ。この作業はとても難しい。これを同じ市民にやってもらおうとする主旨が、地域創造基金に関わる会議だ。なぜ、地域協議会の委員がやる経緯になったのか?これはよく判らない。
私から見れば、地域協議会のほとんどが、この地域創造基金に関わる会議である。
とても、ストレスのたまる会議だ。以前にご意見を述べたが聞き入れてもらえなかった。
私の疑問点は、「市民の創造的な企画に対して、同じ市民が審査、採点し、合否を決めるのだ。
何処から、その権限が与えられるのか?」
地域協議会のメンバーになって、もうすぐ3年の任期を終えようとしているが不可解だ。
確かに、役割の1つとしてある点は理解したつもりだが、これが地域協議会の中心だとは思わなかった。
せっかく、公募して参加させて頂いたのに、私のイメージしていた地域協議会の果たす役割とは違う形で終わろうとしている事が残念。やり切れない気持ちだ。
当然、身の丈に合った役割があるのだろうけど、この3年間で、何も進展していないことを考えると、力不足、無念さを痛感するだけだ。
私の理解のなさと勉強不足、能力の欠如・・・だったのか?
久々に愕然と悶々とする一日となった。少し迷ったがブログに記することで、明日から又、前向きに活きたい!