夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

「請願書」の思いが・・実現!!

2005-08-30 17:46:59 | Weblog
「成年後見制度利用支援事業」と「市長申立」について、平成16年12月市議会で「請願書が採択」されましたが、予算措置も実施要綱も作成されず棚上げ状態でした。宮古市では平成17年2月にこの制度を利用したい一人暮らしの高齢者の方が表れたのをきっかけに。また、全国的には悪質リフォーム商法の被害が毎日のようにマスコミで取り上げられました。宮古市は合併、市長選挙とめまぐるしい展開でしたが、新宮古市の初議会(8月)で皆さまからの多大なご理解をいただき予算計上がされました。以下報告いたします。

<事業名>
成年後見制度利用支援事業
<事業の内容>
身寄りのない施設入所者で自力で成年後見人の審判申立ができない高齢者に代わって、市長が家庭裁判所へ審判請求するとともに、権利保護職務が執行されるよう支援する。
<予算>
○成年後見申立費用
  切手料 4,460×2人=8,920
  印紙代 4,500×2人×2回=18,000
  検査料及び鑑定料 150,000×2人=300,000
           計 326,920円・・①
○成年後見利用支援補助金
 成年後見人等報酬 @18,000×2人×6ヶ月=216、000円
           計 216,000円・・② 
  合計①+②=543,000円  

「身寄りのない人の人権を保護」平成15年2月岩手日日新聞のトップ記事です。
岩手県では花巻市、松尾村、陸前高田市、盛岡市についで宮古市(5番目)の予算化です。
素直に、大いに喜びたいと思います
今後は、制度の趣旨にそった利用・活用の促進をすすめ、権利擁護に努め、利用者の支援のために微力ながら頑張りたいと思います。
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする