晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

バリバリ夕張

2006-08-07 21:16:34 | Weblog
 突然のように、夕張が赤字再建団体へ転落と伝えられている。
 北海道も財政が苦しく、大分前からこのままでは再建団体に
なると言われていた。

 しかし、なぜ、今、急に夕張が表面化したのか。疑問がある。
 北海道も、国も夕張の情況は以前から把握していたはず。

 どうして、北海道の前に夕張が。ここが、なぞ。

 夕張は、戦後経済を支えるため石炭の増産ということで急膨張、
その後エネルギー政策の転換で閉山。まさに国に振り回され、
国策の犠牲になった町である。

 それを、夕張があたかも無駄だらけで努力をしていなかった
ような物言い。

 夕張の救済は、国の責任ではないか。




 

 

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3 コメント

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Unknown (へんじん)
2006-08-07 22:19:11
夕張だけでなく、道内には炭鉱のマチがたくさんありますね。



先日、今が見頃のラベンダー見物に富良野までドライブしました。その通り道の三笠市。なんだかなつかしいような淋しいような町並みでした。

美唄にも炭鉱ありましたよね。

あと、私の出身地の近くにも鴻之舞というところがありました。



炭鉱のあったマチは今や淋しげで、それはやはり国の政策の結果なのでしょうか。



国鉄の赤字廃止路線沿線のマチも、列車が通らなくなると淋しくなっていきました。

ふるさと銀河線の「おかめ駅」で豆を買うのが夢でしたが、果たせぬまま今年の春に廃止になってしまいました。



人々の夢をのせて動いていたものは、国という大きな乗り物には到底かなわないのでしょうか。

今度の休みは、バリバリ夕張に行ってみようかなと思いました。
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思い出しました (まねき猫)
2006-08-07 22:35:02
夕張が年々さびれていくのをとても寂しく感じていましたが、とうとう今年に入り『赤字再建団体』に転落。驚きもありましたが「やはり」と思いました。



私の祖父はこの夕張で炭鉱に勤めていたので、長期の休みになると両親に連れられ炭鉱の町へ行ったものです。道のあちこちに石炭の山がありそこに登っては真っ黒になって遊んだ記憶があります。その祖父も20年前に他界し、今は祖母も施設に入所しています。昔の活気あふれる夕張もそんな年長のかたがたと一緒に記憶から消え去ってしまいそうな気がしています。

難しいことは良くわかりませんが、「努力していなかったようなものいい」許せません。

あのころはみんな光り輝いていて、笑顔にあふれていました。小さいころの記憶なのではっきりは覚えていないのですが、とても暖かいものでした。そんな生活を奪ったのはいったい・・・



あのころとても苦手だった「遊びに行ったときの祖母の挨拶」頬にチュッを思い出し泣けてきました。



夕張の救済は、国の責任です!
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オット、それはないでしょ! (生住滅)
2006-08-08 19:40:34
夕張メロンは、大好物です。「優」とか「秀」でなく、「良」とかハネ品で十分です。



1950年代から石炭から石油、そして天然ガス、原子力へと主要エネルギーの転換が国策として行われました。

1960年4月に11万6千人と絶頂期を迎えている夕張において、誰も知らなかったのでしょうか。また、市の100年とは言いませんが、20年、30年の計を誰も考えていなかったのでしょうか。

市民も市長も職員も議員(市、道、国)も一緒になって「ハレ」を楽しんでいたのでしょう。



8月7日のニュース番組で、夕張市の建築課長ら市職員が自転車道の草刈をしている映像が流れ、150万円の経費節減と放映されていました。

「オット、それはないでしょ!」と、突込みを入れてしまいました。

ボランティア、市民との協働、休日の市職員のボランティアによる草刈を実施して、150万円の経費節減ではないでしょうか。

再建団体の非常時に、すべきこと考えることが山ほどあるはずです。(例えば、このような草刈をボランティア、市民との協働などで可能か等)

職員数が水脹れだから?(職員一人当たりの市民の数*夕張33.5人、赤池(合併前)65.1人、(合併後)67.6人)



「努力した、努力が足りなかった等」の以前に、憲法第92条、地方自治法第1条に定められている「地方自治の本旨」を市民も市長も職員も議員(市、道、国)も疎んじてきた結果だと生住滅は考えます。



愛犬は、メロンは食べませんが人参が大好物です。





生住滅の住んでいるこの街は、あなたの住んでいる街は大丈夫かな。



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