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小沢一郎幹事長辞任へ

2010-01-24 14:44:00 | Weblog
 2010年コンサのメインスポンサーに復帰しました。ユニフォームの胸は、「白い恋人」に戻ります。どこに行く予定もないので、土産に買うこともありません。それでは、義理が立ちませんので、おやつ様に買いました。

 グアムキャンプも始まり、若手が生き生きと練習している情報が伝わってきます。私も、週末になると身体を動かさないではいられなくなりますので、夕方は近くの体育館でランニングです。

 ひとつ、気になるのは、サンフレッテェ広島から移籍してきた李漢宰選手のビザが出ないことです。北朝鮮籍ゆえになのだろうか。




 小沢一郎幹事長辞任へ             

 小沢一郎VS検察庁の猿芝居ストーリーの先が見えました。

 近々小沢は、幹事長を辞任します。これで検察の小沢を降ろすというアメリカへの約束は100%果たせます。なお、東京地検特捜部佐久間達哉特捜部長は、元在米日本大使館1等書記官です。

 一方、小沢は、幹事長を辞任してもかつての師匠田中角栄と同じく闇将軍として権勢は保持できます。利権顔で損している小沢にとっては、その方が望むところでしょう。

 問題は、小沢辞任の大義です。それは、ズバリ国民生活のため政局の混乱の責任をとるというものです。これ以上、国会が混乱して2009年度第2次補正予算、2010年度予算の成立に時間がかかってしまうと国民生活に影響が出てしまうというマスコミも含めた国民世論に配慮してやめるのです。

 従って、小沢は、政治資金がらみを認めたことになりませんので、政治生命は今後も保てます。

 検察は、嫌疑不十分で幕を引きます。刑事訴訟法第47条は、「訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。但し、公益上の必要その他の事由があって、相当と認められる場合は、この限りでない。」とされており、今後、捜査資料やことの真相が明らかになることはないでしょう。(この部分は、立ち読みした「週間金曜日」のコラムに書いてありました。)

 また、同コラムでは、この問題は、民主党が野党時代のことであり、そもそも小沢には職務権限がないのであるから贈収賄事件にはならないということは最初から明らかであると書かれています。

 以上のストーリーで1点だけ違う展開になる要素があります。それは、私たち国民の問題です。国民世論が、予算成立が遅れても徹底解明せよと言い出した場合です。

 そもそも、2010年予算には、露骨に参議院選挙目当てとしか思えないバラマキ政策である子ども手当などが含まれます。極めて確率は低いと思うが、そんなもの要らないと国民が言い出した時、このストーリーは崩れます。そういう意味では、私たち自身の態度も問われています。

 私は、今回の問題の意図をアメリカからの意向に求めています。小沢のどこに反米思想が具現化しようとしているのでしょうか。なぜなら逆に、そこがアメリカの小沢切りの理由に思えるからです。

 普天間基地問題で明らかになってきている日米安全保障条約の見直し、大型訪中団や中国要人来日時の天皇会見などの親中国外交、在日外国人への参政権付与、脱官僚政治により内閣法制局長官の国会答弁を禁じ、自衛権に関する従来の憲法解釈を変える、せっかく小泉に郵政を民営化させたのを後戻りさせるなど、小沢が静かに反米闘争を繰り広げているからです。

 今、私たち国民は、自立した一丁前の国になってアジアの中で生きていくのか、アメリカの第51番目の州として従来のように行くのか、瀬戸際に立っています。否、これで、民主党への失望も広がるでしょうから、戦後60数年続いている政党政治の終焉シーンにも立っています。


 蛇足ですが、このような時に日共のきれい事に終始する態度に腹が立ちます。対米従属を批判してきた日共にとって、今こそ米国からの自立に進む好機と思うのですが、党大会での議論は、この期に及んでアメリカと協調したいという全く逆さまの議論をしています。

 反米愛国を主張するなら、小沢を擁護し、岡っ引き検察と対峙すべきです。党員は、思うところの正義のために会社にあっても出世を投げ捨て、冷や飯を食いながら社会変革を目指して人生を賭けてきたのではないですか。

 蛇足ついでに、赤旗日曜版で志井委員長が党大会で若い女性党員に囲まれている写真が掲載されていますが、何とも人に溶け込めないようなオーラを出しています。そこで醸し出されている雰囲気は、さる高貴なご一家のご長男さまと同質なものを感じました。





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