晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

ゆっくりと歩くように

2010-01-03 19:21:43 | Weblog
 ちょっといい文章だったので、「精進生麩 禅」(半兵衛麩)の紹介文から。

 「味:貝の味にて、貝にあらず。お肉の味にて、牛肉(おにく) 鶏肉(かしわ)にあらず。

 その昔:佛の道を謹める人は、殺生肉食(にくじき)禁断の戒律にて鳥獣魚貝(なまぐさもの)を口にする事成ず。然るに、厳しい修行に耐える力(たいりょく)の根源 肉に代わりて生きる糧こそこの麩なり。

 今の尚:京の町に生まれし半兵衛が、親代々の作り技を受け継ぎて 心をこめて皆様にお伝えするのが生涯(つとめ)です。」



 新年になり、3日目にして「走り初め」を実行。気温0℃、日差しが強くポカポカした陽気。早朝に除雪された歩道は、ツルツルに凍っていてスリッピー。

 走りながら、つらつら考え、今年のテーマに思い当たる。『ゆっくりと歩くように』にしよう。「ゆっくりと歩くように」を何回か唱えていると、2通りの意味があることに気付く。

 ひとつは、似た状態という意味、走るのではなくて歩く様に・・、もうひとつは、意図、指示として、ゆっくりと歩きなさい!という意味の2つあることがわかる。そのどちらもテーマに合う。

 慌ただしい日々に流される毎日ではあるが、今年は、少しゆっくりと調べたり、即断する前に少々考えを廻らすことを心がけようと思う。

 また、早く走ろうと思わず、ゆっくりと長く走ろうと思う。結果的に、それが早く走る方法を見つけるヒントになるような気もする。

 


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