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銀幕大帝α

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

2015年09月04日 13時26分00秒 | 洋画コメディ
BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)
2014年
アメリカ
120分
コメディ/ドラマ
PG12
劇場公開(2015/04/10)



監督:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
製作:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
脚本:
アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:
マイケル・キートンリーガン
ザック・ガリフィナーキスジェイク
エドワード・ノートンマイク
アンドレア・ライズブローローラ
エイミー・ライアンシルヴィア
エマ・ストーンサム
ナオミ・ワッツレズリー
リンゼイ・ダンカンタビサ



<ストーリー>
長いスランプの中にいるスーパーヒーロー映画の大スター・リーガン。失意の日々を送る彼は、再起を決意し…。

もういちど輝くために、
もういちそ愛されるために、
すべてを手放し、羽ばたこう。


-感想-

ズンドンズンズンズンドン♪
時折流れるドラムミュージック良いよね。
でもあのドラマーは誰?
なんで色んな場所に出現するの?

えーーーー冒頭から宙に浮いてます。
麻原彰晃みたいにブリーフパンツ一枚で座禅組んだまま。
どうやら彼は超能力が使えるようです(そういう妄想?)。

個人的にちょっとアカデミー会員に聞いてみたいのですが、この作品の何処をどう評価して作品賞に選んだのでしょうか。

全編をワンカット風に撮っている所ですか?
んなもん、前々からその手法を取り入れた作品は多くありましたやん。
じゃあ一体どの部分、どの演出、どの表現、どの演技????

分からん。
本作の何処が素晴らしいのか私にはさっぱり分からん。

率直に書くと会話劇で成り立った意味不明映画。
オチもどう解釈したらいいのやら。

本当に空へと羽ばたいていった=俳優として見事に再起した

と捉えれば良いのかしら。

つまらないとは言わないが、全ての面に対しての実験的な作りには個々の評価はばっさり分かれそう。
字幕がオレンジ色というのにも意味がありそうなんだけど・・・どういう意味?誰か教えて(笑)。

だから昔から言い続けているやん。
私はアカデミー作品とはすっげぇ相性悪いって。
皮肉めいた事を書くけど、上級人である会員と平凡人な私とでは得られる感受性が全然違うんだろうなぁw

申し訳無いがこの作品は私にはさっぱり合わなかった。
ま、そもそも作品賞を獲ったという時点で私向きじゃない事は分かり切ってましたが。

そういえば、ジャスティン・ビーバーがディスられてましたが、奴は人としても芸能人としても屑って事で業界内では意見が一致しているんでしょうか。

評価:★★
15/09/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-09-02
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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ワイルド・スピード SKY MISSION

2015年09月03日 13時35分00秒 | 洋画アクション
FURIOUS 7/FAST & FURIOUS 7
2015年
アメリカ
137分
アクション
劇場公開(2015/04/17)



監督:
ジェームズ・ワン
『インシディアス 第2章』
製作:
ヴィン・ディーゼル
出演:
ヴィン・ディーゼルドミニク・トレット
ポール・ウォーカーブライアン・オコナー
ドウェイン・ジョンソンルーク・ホブス
ミシェル・ロドリゲスレティ
ジョーダナ・ブリュースターミア
タイリース・ギブソンローマン・ピアース
クリス・“リュダクリス”・ブリッジステズ
エルサ・パタキエレナ
ルーカス・ブラックショーン・ボズウェル
ジェイソン・ステイサムデッカード・ショウ
ジャイモン・フンスージャカンディ
トニー・ジャーキエット
ナタリー・エマニュエルラムジー
カート・ラッセルミスター・ノーバディ
ジョン・ブラザートンシェパード
アリ・ファザールサファー
ロメオ・サントスマンド
ルーク・エヴァンスオーウェン・ショウ
バウ・ワウトゥインキー(トゥインク)
タリー・ケリーニーラ



<ストーリー>
オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティを奪還したドミニクたち。安息の日々を過ごす彼らの下に、オーウェンの兄、デッカード・ショウから電話が入り…。

-感想-


どいつもこいつも化け物みたいな体しやがって。
幾ら装甲を硬くした改造車だからとは云え、あんなにドッカンドッカン崖から転げ落ちてもほぼ身体は無傷なんて有り得ないっしょ。
首がむちうちしてもおかしくはない。
でもしない。
皆してピンピン元気ハツラツだがや。

かと思えば(Part1)、ラストではお涙頂戴が欲しかったのか呼吸停止しちゃうドミニク。
「わたし、全部思い出したの!」
「やっと・・・思い出しかニヤッ」
蘇生術も施さずに生き返るドミニク。
涙ながらに訴えかけただけで息を吹き返すなんて、んな馬鹿なw
こんなんで生き返るなら救命士なんていらんわっw

流石に階上から車の屋根に落下したホブスは骨折の重傷を負ってはいたが。
でも骨折程度で済む所が最早人間の常識を超えちゃってますけどね。
普通、死ぬよ、うん。

仲間のハンが東京で殺された事で弔い合戦へと発展していく本作。
敵の中心に居るのがハゲイサム。
こいつがドが付く程の大悪党で、しかも何でもかんでも爆弾一つで処理しちゃおうとする短気野郎。
正々堂々と戦えやハゲ!

かと思えば(Part2)、終盤でドミニクとタイマンバトル開始。
壮絶な殴り合いしてたら立体駐車場が崩れ落ちてハゲイサム・ジ・エンド。
呆気な~い。
だがしかし、これでも死なないのかハゲイサムで、こいつもピンピンした体で牢屋にぶち込まれて、「脱獄してやんよ!」とほくそ笑む。
第8弾は多分、自力か仲間の力を借りてかで厳重な牢屋から脱出して再びドミニク達に襲い掛かるのだろう、と予想してみた。

ハゲイサムの他に敵の一人として登場しているのがトニー・ジャー。
やたらと無意味にくるくるアクロバティックな動きをしてブライアンを翻弄。
こりゃあブライアンが苦戦しちゃうのも当然だわな。

かと思えば(Part3)、体に錘を結び付けられてそのまま「あ~れ~~~~!」。
これに限らず決着がちょっとどれも雑過ぎやしないか?

5作目では巨大金庫引っ張り爆走、6作目では戦車&飛行機バトル。
規模がでかい。
興奮のアドレナリン出まくりの面白さ、痛快さ。
処が今回7作目はドローン。
急にショボくなってしまった。
前2作と比べたら無人小型機と車のチェイスでは、迫力負けしちゃっている感半端無い。

邦題で『SKY MISSION』と銘打っている割には車の空中ダイブも、ビル間ジャンプもすこぶる楽しさが別段味わえず。
5作目、6作目のアイデア秀逸さを考えると、今回は至って平凡なカーアクションの1本にしか過ぎず、全体通しても大したワクワク感が得られなかったのは正直、期待ハズレな仕上がりだった。

お別れの言葉は掛けない。
また何処かで会うだろうから(あの世でって事かな?)。

この台詞はスタッフ&キャスト全員がポールに向かって送った心の言葉をそのまま劇中で引用したのかもしれない。
ブライアンとドミニクそれぞれの車が別々の道を進んでいくラストは正に、ポールとヴィン兄の人生そのものへと置き換えた形になっていて、急遽考え追加されたのであろうこの演出には感動的な気持ちに浸れる事は出来たし、ポールのこれまでのシリーズ通しての懐かしい姿を回想させながらのエンディングを観ているとウルウルッとはなったので、ポール追悼の意を込めておまけの★4つにしようかと思ったが、けどやっぱりキャスティングが豪華になった割には面白さが急速に落ちていた事にガッカリしたので、ここは心を鬼にして★3つ半でヨロシク。

車は空を飛べないんだぞ!
ドライブ狂のポールとしてもブライアンとしても最期に残した名台詞と共に天国で安らかに。

撮影途中で亡くなったので出番が少ないのかと思いきや、案外ラストまで出ずっぱりだった事にビックリ。
所々は替え玉かなんかで誤魔化しているんだろうけど全然気にはならなかったなぁ。

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2015-09-02
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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関連作:
『ワイルド・スピード(2001)』(第1弾)※★★★
『ワイルド・スピードX2(2003)』(第2弾)※★★★☆
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006)』(第3弾)※★★★★
『ワイルド・スピード MAX(2009)』(第4弾)
『ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)』(第5弾)
『ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)』(第6弾)
『ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)』(第7弾)
『ワイルド・スピード ICE BREAK(2017)』(第8弾)
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020)』(第9弾)

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023)』(第10弾)

コメント (10)
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ウィッカーマン(1973)

2015年09月02日 20時40分00秒 | 洋画ホラー
THE WICKER MAN
1973年
イギリス
88分
ホラー/サスペンス
劇場公開(1998/03/21)



監督:
ロビン・ハーディ
出演:
エドワード・ウッドワードハウイー巡査
クリストファー・リーサマーアイル卿
ダイアン・シレントローズ
ブリット・エクランドウィロー
イングリッド・ピット司書
リンゼイ・ケンプアルダー・マグレガー
ラッセル・ウォーターズ港長
オーブリー・モリス老庭師
アイリーン・サンタースメイ・モリソン



<ストーリー>
行方不明の少女を探すためにスコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官。だが人々は少女の存在を否定し、何かを隠しているような素振りを見せる。警官はやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たるが……。(allcinemaより抜粋)

-感想-

歌えや踊れやヘイヘイホー♪

2006年にニコラス刑事主演で同タイトルの『ウィッカーマン』という作品がありましたが、こちらがオリジナルとなります。
リメイク版も面白かったのですが、異様な空気に包まれた作品という事を考えるとオリジナルの方が上。
更に島の領主であるサマーアイル卿を演じたクリストファー・リーの存在感が寄り作品に不気味さを齎せている点も大きい。

失踪した少女が居るという情報を受け、たった一人で島にやってきたハウイー巡査。
そこで彼は幼い子供達を含め多くの島民達が「性」を連想させる教育を受けていたり、裸で歌いながら踊っている姿を目撃し、次第にこの島は普通ではない、異常だという事に気付き出します。

兎に角、意味があるのかどうかは分かりませんが、やたらと裸のシーンが多い本作。

ハウイー巡査を誘惑するかの様に隣室で踊り狂う若い女。

しらみつぶしにあらゆる家を調べる事にした際に、扉を開けたら入浴中の女がそこに居て、恥ずかしい素振りも見せず指を咥えて巡査を見つめていたり。

「エロティックな恐怖映画」と言われている由縁はもしかしたらこの様な描写によって内容が占めれているからかもしれない。

キーワードはメイデー(五月祭り)で、どうやらこの島ではその年の食物がかなり不作らしい。
そこでサマーアイル卿は生け贄を捧げ、来年の豊作を願う事にする訳だが、その生け贄に選ばれた人物こそがハウイー巡査。

少女失踪というのは真っ赤な嘘で、最初から余所者で童貞である巡査を騙す為だけに彼を島に呼んだという、何とも後味最悪な結末。

巡査が生け贄として閉じ込められるのがサマーアイル卿が「ウィッカーマン」と呼ぶ巨大なロボットみたいな人型の張りぼてなのですが、その木製の扉、強く蹴っ飛ばしたら簡単に壊れるんじゃね?なんて思ったりもしたが、何にしても火をつけられた「ウィッカーマン」を島民全員が楽しげに歌い踊りながら見守り来年の豊作を根拠も無いのに確信するラストシーンが半端無い怖さを与えてくれる事間違いなし。

何処の国でもそうだが、異教徒ってのは何をしでかすか読めないって所にイカれた気味悪さを抱かされちゃいますなぁ~。

評価:★★★☆
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メーカー:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

関連作:
『ウィッカーマン(1973)』(オリジナル)
『ウィッカーマン(2006)』(リメイク)※個人的評価:★★★
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殺し屋チャーリーと6人の悪党

2015年09月01日 20時27分00秒 | 洋画アクション
KILL ME THREE TIMES
2014年
アメリカ/オーストラリア
91分
アクション/犯罪
劇場公開(2015/05/17)



監督:
クリフ・ステンダーズ
出演:
サイモン・ペッグチャーリー
スティーヴ・ル・マルカンドサム
アリシー・ブラガアリス
テリーサ・パーマールーシー
サリヴァン・ステイプルトンネイサン
ルーク・ヘムズワースディラン
カラン・マルヴェイジャック
ブライアン・ブラウンブルース



<ストーリー>
美しい海岸沿いの町で起こったある暗殺計画。それを発端に、殺し屋と6人の悪党たちが、それぞれの思惑と生き残りを懸けて壮絶な争いを繰り広げる。

-感想-

『パルプ・フィクション』の亜流的な作品。

3章に話が分かれていますが、1章と2章は時系列をずらしての事の成り行きをそれぞれの視点から描き、3章で一気に結末まで見せる作り。

根本的には金を巡っての話で、保険金殺人の行方が展開を左右していきます。
これらに(便利屋)チャーリー含め6人の悪党が絡んで来る訳ですが、本当に主要人物しかキャラクターが登場しないのは潔くて、且つ複雑さを出さない程度に分かり易いストーリー構成にはなっていたので、その点は評価出来るかなと。

終盤では意外な2人が手を結んでいたりと、少し趣向を凝らしてましたが、そこよりも驚かされたのは思ってたよりも主要人物が次々と殺されていく所でしょうか。

結局、誰が神に救われ、大金を手にするのか。
ここを1番に予想しながら楽しんで欲しい1本。

サイモン・ペッグだからこその笑えるオチも中々。

評価:★★★
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メーカー:アルバトロス

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情報
<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015>

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