TOM YUM GOONG 2/THE PROTECTOR 2
2013年
タイ
104分
アクション
劇場公開(2015/02/14)
監督:
プラッチャヤー・ピンゲーオ
『パーフェクト・スナイパー』
アクション監督:
パンナー・リットグライ
製作:
プラッチャヤー・ピンゲーオ
パンナー・リットグライ
出演:
トニー・ジャー:カーム
RZA:LC
ジージャー・ヤーニン:ピンピン
ラータ・ポーガム:トゥウェンティ<No.20>
ペットターイ・ウォンカムラオ:マーク巡査部長
マレセ・クランプ:No.2
<ストーリー>
タイの村で象と暮らす古式ムエタイ戦士の末裔・カーム。ある日、動物密輸組織に象がさらわれ、カームは組織へ向かうが…。
-感想-
2013年
タイ
104分
アクション
劇場公開(2015/02/14)
監督:
プラッチャヤー・ピンゲーオ
『パーフェクト・スナイパー』
アクション監督:
パンナー・リットグライ
製作:
プラッチャヤー・ピンゲーオ
パンナー・リットグライ
出演:
トニー・ジャー:カーム
RZA:LC
ジージャー・ヤーニン:ピンピン
ラータ・ポーガム:トゥウェンティ<No.20>
ペットターイ・ウォンカムラオ:マーク巡査部長
マレセ・クランプ:No.2
<ストーリー>
タイの村で象と暮らす古式ムエタイ戦士の末裔・カーム。ある日、動物密輸組織に象がさらわれ、カームは組織へ向かうが…。
-感想-
ストーリーが雑。
アクションだけに力を入れてみました的な。
そのアクション自体も何処となく流れ作業みたいな仕上がりでメリハリは乏しく、盛り上がりがそんなに生み出されていないのには、なんだかなぁていう気持ちが大きかった。
この何台おるねん!な暴走族集団に追っ掛けられるシーンが1番ワクワクしちゃった時点でアカンでしょ。
初代『マッハ!』や前作『トム・ヤム・クン!』がノーワイヤー&ノーCG&ノースタントマンで話題を出し、主演のジャーを一躍有名にさせた事は記憶に新しいが、今の時代に逆らえなかったのか、今作のはそれらの真逆な演出を取り入れちゃった事で、ジャーのファンの一人としては「そうじゃないだろう」という思いも強く出てしまった。
今度はなんでもアリです!かぁ。
なんでもアリでは私の求めていたジャーの映画にはならないんだよなぁ。
それでも人対人はそれなりのガチンコ勝負にはなっていたし、怒りで爆発しているジャーのムエタイアクションに衰えは感じなかった。
象を返すんジャーー!!!!
構えからしてカッコ良かったし、今回では炎と電気を用いたキックアクションはアイデア勝利ではあるだろう、絵面としてはとても様になってた。
周りの炎がモロにCGなのが戴けないが。
ジャーの強さは勿論の事だが、相手となるNo.00とNo.01の黒人の強さも半端ない。
ただ両者とも強さが同等過ぎる為に肝心のぶちのめす爽快感がほぼ皆無になっちゃって結局は他人や爆破に頼ってしまう決着のつけ方がお粗末。
地面に叩き倒して仁王立ちしてこそにジャーの英雄像が大きく浮かび上がるのに、そうとはならなかった事が非常に残念。
しかしその残念さは対ザコキャラ戦で解消はしてくれる。
所詮ザコはザコでしかないからね。
ここらはジャーすげぇな!と。
昔に比べると顔つきに幼さが無くなり本当の男らしさが出てきているし、持ち前の身体能力の高さも数段アップしており、ザコ相手だからこその無敵オーラが全身から溢れ出て、よっお見事!と手を叩きたくなる程の華麗なアクションが冴え渡り、絶対に負けない安心感もあってか観てて相当に楽しかったですね。
初の共演となるジャーはジャーでも女版ジャーのジージャー・ヤーニン。
彼女の立ち位置もなぁ、なんか中途半端。
敵なら敵。
味方なら味方と、はっきりと分けて欲しかった。
途中までちょっと邪魔なキャラだな、て。
まぁそれなりの綺麗で力強いアクションは披露してくれますけど、彼女の能力を半分位しかお披露目出来なかった事に対しては折角起用したのに勿体無い気はする。
あくまでもジャーが主役だから出番が少なくなるのは仕方がないにしても、もう少し巧い使い方があったんじゃないですかねぇ。
神出鬼没にチョロチョロ出てこられるよりもジャーと組ませた方が寄りアクションの幅も広がって良くなったかもしれない。
初っ端にセクシー姉ちゃんが登場してえっろっ!と変なテンション上がっちゃったけども
No.20の彼女が直接ジャーやジージャーと決闘する訳でもなく、No.00に首を締められて出番が終わりってのも扱いが酷い。
多少尺が長くなってもいいから、そこはジージャーとのキャットファイトを撮ってこそに作品の価値が上がるってものなのに、監督はこれら含めて色々と今回は手を抜き過ぎじゃねぇかなぁ。
評価:★★★
15/09/08DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-09-02
メーカー:クロックワークス
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『トム・ヤム・クン!(2005)』(第1作)※個人的評価:★★★★
『マッハ!無限大(2013)』(第2作)