銀幕大帝α

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ブラッド・ビーチ 血に飢えた白い砂浜

2015年09月12日 12時15分25秒 | 洋画ホラー
BLOOD BEACH
1981年
アメリカ
90分
ホラー
劇場未公開



監督:
ジェフリー・ブルーム
原案:
ジェフリー・ブルーム
脚本:
ジェフリー・ブルーム
出演:
デヴィッド・ハフマン
マリアンナ・ヒル
ジョン・サクソン
バート・ヤング
オーティス・ヤング
ステファン・ギーラシュ
ダレル・フェティ




<ストーリー>
海岸警備員のハリーは、出勤途中に挨拶を交わした隣人が浜辺から突然消えるところを目撃する。それ以降、人が砂の中に引きずり込まれる事件が次々起き、警察やハリーたちは調査に乗り出すが…。



-感想-

これがオリジナルになるのかどうかは分からないが、9月2日にレンタル開始された『ザ・サンド』と同じ海の砂浜に人が吸い込まれていくモンスター・ホラー映画。

初レンタルDVD化で、元々の邦題は『ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり』なのだが、ジャケ写にあるような水着ギャルがまるかじりされるシーンなんて無かったような気がするんだが。
脚をズタズタに切り刻まれるギャルは出てきましたけど。
そういや、チンポまるかじりはあったな潤オ。
流石にそれを邦題にしちゃうのはマズイか(笑)。

どうでもいいシーン、どうでもいい会話が極端に多く、その為テンポが非常に悪くなっているせいかとてもダレる。
ただ、人が砂浜に吸い込まれる場面は出来が良く、恐怖度は低いが演出面での驚きは高い(この時代に作られた事を考えればの話)。
スポッと吸い込んだ後、塞がった穴がピクピクと脈打つのだが、それを観て尻の穴を想像したのは私だけだと思いたい。

警察は何故か早々にこの事件は怪物の仕業だと断言し、その怪物の棲家をハリーの助言の元に断定。
木っ端微塵にするべく監視カメラを設置して爆薬を辺り一面に埋め込む。
そしてラストになって、ようやく謎の怪物が姿を現す訳なのだが

なんじゃこれ?イソギンチャクか??
このシーンに限らず、本編の殆どの画面が暗過ぎ。
やたらと夜のシーンが多く、使用したカメラの性能が悪いのかもしれないが観辛いのなんのって。
低予算をカバーする為の苦肉の策だったにしても、肝心の見所シーンがこうにも観難いものになっていては作品としては台無しでしょうに。

結局この怪物が何なのか、どうして生まれたのか、きちんとした説明は全く無し。
アドバイザーとして呼ばれた博士が「怪物を粉々にしてしまうと、その破片から新たな怪物が量産されてしまう可能性が高い」と巡査部長(バート・ヤング)に助言したにも関わらず、本体がカメラのモニターに映った瞬間、他人の制止を振り切りウッキウキな表情で爆弾発動レバーまで駆け寄り、笑顔で問答無用に怪物を爆破してしまうバート・ヤングの後先の事など知らんwwwなキチっぷりに慄くべし(笑)。

こいつ『ロッキー』の時もそうだったが、屑なキャラしか出来ないのか?

怪物退治によりビーチは再び平和を取り戻したかのように見えたが、エンドロール中に流れる映像には砂浜のあちこちで砂が蠢き、砂遊びしていた子供の消える様子が!?

博士の理論が正しかったという事でしょうな。
やっちまったなバート・ヤング。

評価:★★☆
15/09/12DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-07-24
メーカー:フォワード
コメント (2)
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