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銀幕大帝α

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オペラ座 血の喝采 完全版

2015年08月30日 13時32分00秒 | 洋画ホラー
TERROR AT THE OPERA/OPERA
1988年
イタリア
107分
ホラー
R-18
劇場公開(1989/02/11)



監督:
ダリオ・アルジェント
『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』
製作:
ダリオ・アルジェント
脚本:
ダリオ・アルジェント
音楽:
ブライアン・イーノ
出演:
クリスティナ・マルシラック
ウルバノ・バルベリーニ
イアン・チャールソン
ダリア・ニコロディ
アントネッラ・ヴィターレ
ウィリアム・マクナマラ
コラリーナ・カタルディ・タッソーニ
バーバラ・クピスティ




<ストーリー>
イタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェントが1987年に手掛けた劇場公開作品に追加シーンを加えた完全版。ミラノ・スカラ座。マクベスの主演女優が交通事故に遭い、急遽新人女優が抜擢される。しかし、これが次々と起こる惨劇の幕開けとなり…。

-感想-

今作の美少女図鑑
連続殺人鬼の標的にされる新人女優。

綺麗でもあるし可愛いとも言えるし結構な美人さんですよ。
そんな美しい彼女に拷問を加えちゃうのがダリオ・アルジェント。

映画の中で美少女を甚振るのが大好きなドS監督なもんだから本作でも遣りたい放題(笑)。
でもそんな変態チックなプレイ?に私はドキドキ、ゾクゾクしちゃってる(爆)。
人を殺す所を瞬きや目を閉じたりさせない様に体をロープでグルグル巻きに固定させて、尚且つ瞼に針を貼り付け全てを目撃させてトラウマを与えるなんて発想、アルジェントだから思い付く荒業w
非力でか弱い美少女があんな酷い目に遭わされるなんて、私にとっちゃご褒美だ。

演劇中の演出の一つとして生きたカラスを使用する事を考え付いた舞台監督。
大勢のカラスが保管されている小道具部屋に侵入した犯人が、どさくさ紛れに数匹のカラスをナイフで刺し殺してしまうんだけれども、カラスという生き物は仲間が殺されたりすると相当な復讐心を持つらしい。
これが犯人探しに対しての大きな伏線になっていたんですね~。

終盤、舞台監督のアイデアで演劇真っ最中に生き残っていたカラスを突然客席に向けて解き放ち、犯人の匂いを覚えているカラスたちは真っ先に鑑賞中のその者の所へ飛んで行き攻撃を加え、目玉を口ばしで刳り貫いちゃう。

こういう犯人探しの方法もあるんだ!と、意外性のある斬新な真犯人の突き止め方にはかなりの面白さを感じ唸らされちゃった。

玄関の覗き穴越しからの発砲・射殺とかアルジェントらしい美学演出も健在。

だがしかし、主人公が襲われる時に何故かバックミュージックにハードロックを流すのは余りにも雰囲気と合ってなくて苦笑いが出た。

自然と戯れる主人公の姿を映し出したラストシーンは意味不明でしたが、犯人が執拗に彼女を狙う目的・理由は納得いく範囲で明確にされるので、所々謎な映像(脈打つ脳とか)が出てきますが、ミステリアスなジャーロ作品を好む方はそれなりに楽しく観れるんじゃないでしょうか。

今回レンタル店で新たにリリースされた本作は劇場版に10分程度の未公開シーンを追加した完全版になっており、映倫指定もR-18で18歳未満は借りられませんが、どこら辺がR-18なのか、ちょっと私には分からなかった。
残酷と思えたのは目玉の所位だったんだけどもねぇ。

評価:★★★☆
15/08/30DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-08-05
メーカー:エクリプス

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