MANIAC
1980年
アメリカ
88分
ホラー
劇場公開(1982/07/31)
監督:
ウィリアム・ラスティグ
製作総指揮:
ジョー・スピネル
原案:
ジョー・スピネル
脚本:
ジョー・スピネル
特殊メイク:
トム・サヴィーニ
ロブ・ボッティン
出演:
ジョー・スピネル:フランク・ジトー
キャロライン・マンロー:アンナ・ダントニ
ゲイル・ローレンス:リタ
トム・サヴィーニ:ディスコ・ボーイ
ケリー・パイパー:看護婦
リタ・モントーネ:娼婦
ハイラ・マーロウ:ディスコ・ガール
ジェームズ・ブルースター:ビーチの男
リンダ・リー・ウォルター:ビーチの女
トレイシー・エヴァンス:街娼
シャロン・ミッチェル:看護婦2
ネリア・バクマイスター:カーメン・ジトー
<ストーリー>
冬のニューヨークで、女性の頭皮を次々と剥ぐという猟奇的な事件が発生する。犯人は幼い頃、母親に虐待を受けて育った“マニアック”だった…。
-感想-
1980年
アメリカ
88分
ホラー
劇場公開(1982/07/31)
監督:
ウィリアム・ラスティグ
製作総指揮:
ジョー・スピネル
原案:
ジョー・スピネル
脚本:
ジョー・スピネル
特殊メイク:
トム・サヴィーニ
ロブ・ボッティン
出演:
ジョー・スピネル:フランク・ジトー
キャロライン・マンロー:アンナ・ダントニ
ゲイル・ローレンス:リタ
トム・サヴィーニ:ディスコ・ボーイ
ケリー・パイパー:看護婦
リタ・モントーネ:娼婦
ハイラ・マーロウ:ディスコ・ガール
ジェームズ・ブルースター:ビーチの男
リンダ・リー・ウォルター:ビーチの女
トレイシー・エヴァンス:街娼
シャロン・ミッチェル:看護婦2
ネリア・バクマイスター:カーメン・ジトー
<ストーリー>
冬のニューヨークで、女性の頭皮を次々と剥ぐという猟奇的な事件が発生する。犯人は幼い頃、母親に虐待を受けて育った“マニアック”だった…。
-感想-
80年に製作され1部マニアの間では話題になっていた猟奇殺人ホラーが遂にレンタル化。
今から3年前にイライジャ・ウッドを主演に迎えて作られた『マニアック』のオリジナルであります。
ホラーファンの私としては前々から観たかった作品で、ようやっとレンタル化された事に嬉しく思ってウキウキして借りたのですが、う~ん・・・作品の出来、ホラーとしての陰湿さ等を総合してみてもリメイクの方が上かな。
こっちは只の変態おやじ映画なんだよね~。
ん~~うふ~~~は~~~~む~~~~~
終始こんな調子。
襲う事に興奮して唸っているのか単にキチガイパワーを爆発させているだけなのか知らんけど、気色の悪い声出すな(笑)。
恐怖を覚えるというよりも殺人鬼のマザコン変態っぷりに猛烈なキモさを覚えちゃう。
余りにもそんな描写が多いものだから、このおっさんが出て来る度、無性に顔をぶん殴りたい衝動に駆られてしまったw
期待した程のグロシーンもなし。
リメイクでは頭皮剥がしに薄らボカシが掛かっていたけれども、それでも気持ち悪い事やってんな、とは思えたのだが、なんかオリジナルは鬼畜さが足りてないのよ。
後、演出上の問題なのかもだけど、それで終わり?なんてあっさりとした殺人シーンも多々あり凄く残念。
ただ後半、急に展開が狂い出します。
恋したカメラマン女性をデートに誘い、途中おっさんの母親の墓地に立ち寄るんだけど、いきなり「ママー!ママー!」とか叫び出して女性追っ駆け回し始めるし。
こんな『キャリー』みたいなシーンも出てくるわ、ラストでは自室に飾っていた頭皮付マネキンが動き出しておっさんを襲い始めるわで、何がどうなってこうなってんだ?と訳が分かんない。
で、警察が乗り込んできて何故か自害している(理由不明)おっさんの姿を見付けるんだけど、そのまま部屋から静かに出て行くの。
御丁寧に入り口の扉を閉めて。
は?そのままにして帰っちゃうの?
普通、現場に誰か一人残すでしょーが。
この、あら?犯人死んでるわ。もう知らん、知らん。
みたいないい加減な終わり方にしたのは、実はおっさんまだ生きてるのよ~てなビックリオチにしたいが為の監督の意向ですかねぇ。
あ、そう。だからどうした、続きを作りたかったのか?としか思えませんでしたが。
それよりも無茶ぶり方向へ駆け足状態にした終盤の意味、それまでにあった丁寧さをすっかり投げ出してしまった理由、これらを説明も無く突っ切った事にお口がポカーン。
オリジナルと比べてみると一部分設定は同じだけどリメイクの方は全くの別物になってるやね。
評価:★★☆
15/08/27DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-08-05
メーカー:エクリプス
関連作:
『マニアック(2012)』(リメイク)
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