デビルズ・バースデイ

DEVIL'S DUE
２０１４年
アメリカ
９０分
ホラー
PG12
劇場公開（2015/03/14）



監督：
マット・ベティネッリ＝オルピン
タイラー・ジレット
出演：
アリソン・ミラー
ザック・ギルフォード
サム・アンダーソン
ヴァネッサ・レイ
エイミー・カレロ
ロバート・ベルーシ
ドナ・デュプランティエ
キャサリン・クレスギ
マイケル・パパジョン



＜ストーリー＞
結婚を間近に控えたザックとサマンサ。慌ただしく過ごす中、彼女に妊娠が発覚する。ザックは大喜びするが、サマンサは“何か”に憑かれたかのように異常行動を繰り返すようになり…。

－感想－

全編手持ちカメラと防犯カメラ、そして隠し撮りで構成された悪魔憑きホラー作品。

反キリスト教徒一派に目を付けられた一組の新婚夫婦の悲劇を、新婦の突然の妊娠から出産までをメインにしつつ、特に新婦の様子が変貌していく様をじわじわと押し寄せる恐怖と共に描いている。

この作品から得た教訓。
ハネムーンで訪れる旅先は慎重に選ぶべし。
タクシーの運転手がニコニコしながら無償で「楽しい所連れてってやるよ」と無理矢理案内しようとしてきても、丁寧に断るべし。
これらを怠ると、新婦は腹の中に悪魔の子を身篭らされてしまうので覚悟する様に。

完全に夫婦は巻き込まれた感じでしたね。
何も悪い事はしていないのに、あんな恐ろしい目に遭わされた挙句、妻は切腹、夫は殺人罪で逮捕。
警察は無能だから真相までは辿り着けず、全て闇の中。
事をやり遂げた暗黒一派は子供を奪還して、後は素知らぬ顔。
新たな標的を探し始める。
負の要素のみで構成された話なので、救われない夫婦に同情して胸糞が悪くなるだけ。

希望の光が微塵も差し込まない作品が観たい方は是非どうぞ。

本編中、思わず「おぉっ！」と身を乗り出して観てしまった描写はこの２つ。

宙高く体を飛ばされて、そのまま一直線に車のフロントガラスに叩きつけられる一般人。

妻による悪魔のパワーで壁に体を叩きつけられる夫。

どうやら私は、本作に限らず何かしら（超能力とか）の強い力で人の体がぶっ飛ばされる演出が大好きな様だ（笑）。

評価：★★★
１５／０８／１０ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2015-08-05
メーカー：20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

オフィシャル・サイト(英語)