MANIAC
2012年
フランス/アメリカ
89分
ホラー/サスペンス
R15+
劇場公開(2013/06/01)
監督:
フランク・カルフン
『P2』
製作:
アレクサンドル・アジャ
脚本:
アレクサンドル・アジャ
出演:
イライジャ・ウッド:フランク
ノラ・アルネゼデール:アンナ
ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ:ジェシカ
リアーヌ・バラバン:ジュディ
アメリカ・オリーヴォ:フランクの母
サミ・ロティビ:ジェイソン
<ストーリー>
マネキンしか愛することのできない男・フランクは、猟奇殺人を繰り返していたが…。
傷つけなければ、愛せない。
-感想-
2012年
フランス/アメリカ
89分
ホラー/サスペンス
R15+
劇場公開(2013/06/01)
監督:
フランク・カルフン
『P2』
製作:
アレクサンドル・アジャ
脚本:
アレクサンドル・アジャ
出演:
イライジャ・ウッド:フランク
ノラ・アルネゼデール:アンナ
ジュヌヴィエーヴ・アレクサンドラ:ジェシカ
リアーヌ・バラバン:ジュディ
アメリカ・オリーヴォ:フランクの母
サミ・ロティビ:ジェイソン
<ストーリー>
マネキンしか愛することのできない男・フランクは、猟奇殺人を繰り返していたが…。
傷つけなければ、愛せない。
-感想-
直接にイライジャ・ウッドを映すのではなく、常にイライジャ・ウッド視点で物語を動かすという演出は面白い試みだよね。
観ている側もフランクが今、どういった気持ちで女性と接しているのかそれとなく共有し合えた気分にはなれる。
それに自分自身がとんでもない猟奇殺人を犯している、そんな感覚にも襲われます。
なので、終始精神的にいや~な心持ちで観ちゃうんですよねぇ。
フランク視点からそのまま鏡に映るフランクの姿へと移行するシーンとか上手く作ってあって、どうやって撮ってるんだろう、なんとも不思議な映像を見せられました。
本作の大きな見せ場は、女性の頭皮を剥ぎ取るシーンなんですけど、ええ!?ってホラーファンなら誰もが声上げちゃうだろうし、今時のホラーで“何で?”って思っちゃうでしょうよ。
もっとエグイ描写のホラー映画なら他にもあるのに、何故にこの映画は
薄らボカシ
が付いてるんだ、と。
モザイクじゃないだけマシとかの問題ではないよねぇ。
頭皮剥ぎ取られた落ち武者ヘアの女性にはボカシないのに、剥ぎ取る時だけボヤケさせてしまうなんて訳わかめちゃんだ。
ボカシ映像を観た限りでもそんなにグロくないっしょ。
配給会社は気にし過ぎじゃないか?
ホラーファンはそこをきっちり観たくて楽しみにしてたのに、あれはちょっとあんまりだわ。
余計な事して、至極残念。
いやぁそれにしても最悪な終わり方でした。
ヒロインは助かるだろうって期待した私も私だけど、あんなにもどよ~んとしたエンディングを目にしちゃうとはね、参ったねこりゃ。
でも最悪な終わり方だからこそ、ホラー映画としては最高なものにはなっている。
下手にハッピーエンドで終わられるより断然良い。
これぞ、ホラー!って感じの作品でした。
母ちゃん淫乱だと子もおかしくなるってね。
トラウマ抱えたまま育った大人は犯罪者予備軍。
私は大丈夫か?
大丈夫かな多分。
別に私の母ちゃん淫乱じゃねぇし(笑)。
今作の恋人にしたい美女図鑑
フランクのマネキンに興味を持つ芸術家のアンナ。
演じるのはノラ・アルネゼデールさん。
滅茶苦茶美人な女優が出てきてビックリ&テンションあげあげ!
彼女もまたフランクと関わってしまっただけに頭皮狙われちゃってカワイソス。
フランクが彼女の部屋で余計な事を言って墓穴掘ってしまう場面は「アホだ」と思ったのだが、あの時フランクの正体に気づいてしまったが為にあんな結果になっちゃうとはね。
いや、気づいてなくてもいずれああなる運命か。
何にせよホント可哀想なアンナさん。
評価:★★★☆
14/02/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-02-04
メーカー:ハピネット
オフィシャル・サイト(日本語)
関連作:
『マニアック(1980)』(オリジナル)
ホラーファン限定ですけど・・・。
でも、ヒロ之さんとヒロインに対する思いが逆ですね~。
この思わせぶりがいかんとおもいますよ~って、POVになっているためか、犯人の気持ちになってしまいました。
世の男性諸君が、女性の思わせぶりに痛い目に合うように(笑)
子供の頃のトラウマはやはり深刻ですね。
私の友人にも、母親の暴力(しかも言葉の)で育った人が居ますが、犯罪はないにしろ、自己嫌悪や幻覚みたいなのがひどいです。もちろん、自殺もなんどか。
こういう子供に育たないようにするのは親の責任ですねー。
色んな意味で見応えのある作品でした。
ボカシさえなければもっと良かったのですがねぇ^^;
まぁ確かに彼氏いるのに、自分に好意を持ってくれてるってなると男は勘違いしますよねぇ。
いやぁ私もそんな経験ありますわ(笑)
アンナが大して美人じゃなかったら、可哀想とは思わなかったかもですが(おいっ)、やたらと美人だったのでなんか無性に悲惨な末路が哀れに思えました。
親が酷いと子も大変ですよ。
一生、そのトラウマを抱えて生活しなければいけないのですから。
私は絶対子供ができたら、そういう環境の中では育てない自信はあるんですけど、いかせん私の子を生んでくれる女性にめぐり合えないというね、なんか悲しくなってきました。
オリジナルの方も観たいと思ったんですがレンタルしてないみたいですね、残念です。
ぼかし部分は日本限定?ぼかされていたせいでフランクの残忍性が薄らいだようにも思えます。確かに「ホラー」作品とするなら見せないとダメですね。仰る通りたいした場面でもないですのにね、なんなんでしょう。
アンナ綺麗でしたねー(・∀・)
コメント&TBありがとうございます!
そうなんですよねぇ。
なんか妙に切なくなる終わり方でした。
これも終始フランク目線で観ていたからかもしれませんね。
私もオリジナルを見たいと思ったのですが、レンタルされてないみたいでガッカリでした。
ぼかしは日本限定らしいです。
その辺は「マニアック ぼかし」で検索すると的確な答えがヒットしますよ。
ホラー好きとしてはそこを一番に観たかったのに、なんか凄く残念に思えました。
そんなにグロくはないと思うんですけどねぇ。
アンナさんは綺麗でしたね~。
超好みです!
久しぶりの血ぃの出る映画です。
本作のキモである頭の皮剥ぎが、あのボケ方ねぇ…中途半端だねぇ。もっとも売りのBlu-rayはキレイに見せてくれるそうですけど。もったいぶりやがる。脳みそぐらいなんじゃいっ。
そーよ、そんなにグロくなかったですよねぇ。( ̄。 ̄;)
視点が「彼」っていうのが、徹底的で映像も面白いとこありましたねぇ。
ちょっと同調しちゃうから、居心地わるくなるんですね。鏡の使い方とか面白かったなぁ。
イライジャは、どっかヲタ系の味ありますよね。オリジナルはおデブなのを観ましたが、キモさもこういうのは映像的にイイ。
女性は、ヒロインはおきれいだったし、それぞれ個性のある女優さんで、巧く配置してるようにも感じました。
このところオトメな私だったけど、コッチもまだまだ現役だにゃ(爆)
ちゃぴさんにとっては久しぶりの血が出る作品だったようですね^^
セル版ではボカシは無いみたいですね。
なんでレンタル版はそのまま入れちゃったのかしら。
意味が分かりませんや。
ボカシ付で見てもそんなにグロくはないんじゃ?とは思いましたけれどね。
そうそう、主人公目線で話が進むから観ている側もなんか嫌な心理にさせられちゃいます。
監督はこれが狙いでこういう演出にしたのかもしれませんね。
キモ系犯罪者役としてはイライジャは適任ですよね。
ほんと、こういう人間実際にいそうですもん。
狙われるヒロインが美人ってのも良かったでした。
あれが中くらいの美人だったら、あそこまで悲惨!と思える彼女の末路に同情できなかったかも。
ま、たまにはこういうホラーでも観て生き抜き?するのも必要ですよね(笑)
たいした場面でもないんですけどねー
たいした場面って感じない事がもはやアウトなのか…
ヒロインがほんとやたら美人で性格もいいので
(ついでに勘も鋭い)ちょっとハラハラさせられましたが
イライジャのつぶやきやハアハアいってるのが見ているこちらも同化しているような映像のつくりはうまいなあと思いました
私もオリジナルを探したんですけれど、ないようですねえ
ないとなると見たくなるのが人間ってもんです
コメントありがとうございます。
大した事の無い頭皮剥ぎシーンやと思いますよ。
何故にボカシちゃったのか、ホラーファンとしては余計な事すんな!ですけどね(笑)
イライジャの心情に同化できるように作られた演出なので、その辺は面白かったですよね。
オリジナルはレンタルされていないみたいですね。
観たけりゃ買え!って事なんでしょうけど、そのオリジナル自体が本当に店頭にあるのかも疑問ではありますが。
修正入れないと18禁になるみたいですが
成人映画扱いで無修正もレンタルして欲しいですよね。
コメントありがとうございます。
こういう映画観る人は、そこに一番期待して観るはずですから、何も無修正にする事はないのに、とは思います。
一般向けの映画じゃない事は誰でも知っているはずですから、尚更そう思いますよ。