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銀幕大帝α

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マンボーグ(日本劇場公開特別版)

2014年04月19日 01時27分34秒 | 洋画アクション
MANBORG
2011年
カナダ
64分(91分)
SF/アクション
PG12
劇場公開(2013/12/21)



監督:
スティーヴン・コスタンスキ
脚本:
スティーヴン・コスタンスキ
撮影:
スティーヴン・コスタンスキ
編集:
スティーヴン・コスタンスキ
出演:
マシュー・ケネディ
アダム・ブルックス
コナー・スウィーニー
ジェレミー・ギレスピー
メレディス・スウィーニー
ルードヴィグ・リー




<ストーリー>
ドラキュロン伯爵率いる地獄の吸血ナチス軍団により滅亡の危機に瀕していた人類。兄を殺され自らも非業の死を遂げた男は、人造人間・マンボーグとして蘇る。

-感想-

オープニングの戦争シーンを観た瞬間、こりゃまたトンデモな作品借りちゃったかも・・・と凄く不安になったのですが、意外とまともに作られていてそこそこに楽しく鑑賞出来ました。

まともと言っても、映像はかなりレトロですけどね^^;
懐かしい80年代の作品を観ているかのような感覚に襲われちゃう。
『ターミネーター』1作目とか初期の『スター・ウォーズ』辺りを彷彿させる作り。
はっきり言って滅茶苦茶チープなんですよね。
人が演じるキャラクター造形は割りとマシなんですが、他は古っぽいCGとクレイアニメの寄せ集め。
マンボーグの動き方なんてC-3POですもん(笑)
幾ら改造人間と云えども、もう少しちゃんとした歩き方出来るだろって変に笑えてしまう。

こんな映像でも製作年は2011年なんですよね。
ほんまかいな、て疑ってしまいますよマジで。
本当は80年代に作られ眠っていた作品を掘り出してきて、いかにも最近作りましたみたいな形で売り出したんじゃないのかと思われても仕方がないかと(笑)。

そんな不思議な感覚に襲われながら観ていましたが、約1時間という短い尺ながらも物語はきっちり練られているし、人間と怪物との戦いではやたらと切り株満載のスプラッター描写が飛び出してくる。
最初はポンコツ人造人間だったマンボーグが、戦いの中で腕を磨き、仲間と共に悪に立ち向かっていく上で勇敢な姿になっていく過程は中々の感じの良い仕上がり。
そして自身を犠牲にしてまでも仲間の命を蘇生し、人類の未来をその仲間達に託し死に逝くラストシーンは涙、涙(嘘こけw)。

温かい目で観てやって下さい。
そうするとほら、案外こういう金が掛かってない安っぽい映画も面白く思えますよ。
要は映像のクオリティも大切ですけども、物語がしっかりしているかどうかが一番大事なんですよ。
この作品はそこがきっちり出来ていたから、最初に感じた不安を打ち消してくれる程にそこそこの楽しさを味合わせてくれたんだろうなぁ。

本編前後にはこの製作会社の映像集団が作った他の作品やフェイク予告が収録されています。
予告と云っても殆どダイジェスト映像に近い位に長く見せられますけどね。
個人的には『バイオコップ』という作品に興味が沸いたけど、観れる事はこの先無いんだろうなぁ(笑)

評価:★★★
14/04/18DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-04-16
メーカー:エデン

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コメント (4)
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