銀幕大帝α

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ウェア -破滅-

2014年04月12日 23時51分30秒 | 洋画ホラー
WER
2013年
アメリカ
92分
ホラー/サスペンス
R15+
劇場公開(2013/11/16)



監督:
ウィリアム・ブレント・ベル
『デビル・インサイド』
脚本:
ウィリアム・ブレント・ベル
出演:
A・J・クックケイト・ムーア
サイモン・クォーターマンギャヴィン
ブライアン・スコット・オコナーテイラン・グウィネク
セバスチャン・ロッシェピストー
ヴィク・サハイエリック



<ストーリー>
ある日、休暇中の家族が全身毛に覆われた大きな獣に襲われる事件が発生する。ところが捜査の結果、テイラン・グウィネクという大男が容疑者として逮捕される。彼の弁護を担当するケイト・ムーアは、珍しい病気を抱えたグウィネクには身体的理由から犯行は不可能だったと主張。それを確認するため、グウィネクに対して医学的な調査が行われることになるが…。(allcinemaより)

覚醒した遺伝子は
止められない――


-感想-

毛むくじゃらの大男と女弁護士さんとのやりとりが長いが、まぁ後半盛り上がったんでヨシとしときましょう。

狼男ものなのに変身しないってのは、また面白い発想やね。
こういう低予算を逆手にとって異色のパターンを効かせた作品は好みだ。
変に着ぐるみ着せられたり、下手なCG使われるよりかは全然マシ。
何せ毛むくじゃらのおっさんが、人間の姿している時からもう狼男って感じだったので、(てか図体やたらとデカいし)暴れまくっている人間の姿を観ただけでも「狼男」だ、と思わされる所は「おし!これでいこう!」と考えた監督の腕の良さやろうね。

終盤、自分のミスで腕を引っかかれた女弁護士の男仲間が遺伝子を受け継いでしまって、彼もまた狼男になっちゃうんですが、この「俺も奴の仲間入りだよぉ」てな描写も顔に濃い髭が生え、体中が毛深くなり、かなりの怪力になるだけの演出のみで視聴者にも「狼男になってしまったんだ」と納得させる辺りも上手いと思う。

毛むくじゃらは嫌だ!と全毛を剃刀で剃らせる事で、2人が対峙した時に、どちらがどっちかきちんと見分け易くしている部分にも演出の丁寧さを伺わせてくれる。

という訳で、物語そのものには飛び抜けた“凄さ”というのは無いかもしれないが、変身させなくてもきちんと狼男として見せる所も含め、(検査で覚醒させてしまう所もそうだが)アイデアの良さが所々で光る1本だった。

ただ何故、女弁護士さんが撃たれなければいけなかったんだろう。

評価:★★★
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レンタル開始日:2014-04-04
メーカー:アース・スター エンターテイメント

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コメント (4)
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切り株画像(映画『ウェア -破滅-』より、怪力自慢の狼男)

2014年04月12日 23時50分19秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】

怪力ならではの豪快切り株生産祭りだ!


冒頭で殺されるお父さんは顎引き千切られ


その息子くんはもうダルマさん状態。


女弁護士さんの仲間も襲われてそのまま顎パッカーン!

とりあえず狼男さんは、顎を引き千切るのが得意なんですねぇ。

切り株度(3/5)

レヴュー:『ウェア -破滅-』
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