2013年
アメリカ
121分
アクション/ファンタジー/時代劇
劇場公開(2013/12/06)

監督:
カール・リンシュ
出演:
キアヌ・リーヴス:カイ
真田広之:大石内蔵助
浅野忠信:吉良上野介
菊地凛子:ミヅキ
柴咲コウ:ミカ
赤西仁:大石主税
田中泯:浅野内匠頭
ケイリー=ヒロユキ・タガワ:徳川綱吉

<ストーリー>
吉良上野介に奪われた主君・浅野内匠頭の名誉を回復するべく、大石内蔵助、混血の異人・カイをはじめとする47人の赤穂浪士が命を捨てて立ち上げる。
参戦せよ。


日米で大コケしたとかの悪い評判だけが耳に入っていたので余り期待せずに鑑賞。
確かにトンデモな忠臣蔵だけども、アメリカ映画らしくて良いじゃない。
こういう変化球を加え、別角度から見た異人さんが生み出した忠臣蔵も悪くないと思う。
下手に糞真面目でお堅い内容にされるよりかは、ファンタジー色を大きく前に出す事で物語に入り込み易くさせていたのは個人的には好印象でした。
ただ、何故に日本が舞台なのに全てのビジュアルが中国的になってしまったのかは理解不能。
何処となく中国映画の忠臣蔵を観ているかのような変な感じを抱いてしまった。
序盤のキアヌ良い人、日本人性格悪い人、みたいな描写は鼻につくが、カイの忠誠心と優しさから徐々に浪士たちに受け入れられていく過程は心温められるものがあった。
敵の銀兜侍はキャラクターとしてインパクトがあり、心躍らせて後の対決シーンまで楽しみにしていたのに、爆薬一つで粉砕ってのは流石に無いわ。
ガッカリした。
そこはカイでも大石でも誰でも良いけど、刀を交えて決着をつけて欲しかった。
妖術を使う菊地凛子が良かったね。
悪女を悠々と演じていて、浅野忠信よりも大きく印象を残したんじゃないかな。
樹海での天狗相手のやり取りや、初めの巨大な獣を狩るシーン、そしてハイライトシーンとなる大蛇とカイとの一騎討ちなど見所も多く、かなり面白く鑑賞出来たので、私はこれはこれでアリだと感じたし、人が言うほど嫌いな作品でもなかったです。
むしろ好きな部類、かな。
余談だが、最後47人切腹で大石の息子・主税だけは切腹せぬ事を許されていたが、実際の話では仲間共に腹を斬って果ててます。
何故、ここだけこういう解釈にしてしまったのかは謎。今作の妙に可愛らしかった若手女優図鑑
ヒロインとなるミカの幼少期の頃の女優さん。
名前は知らないが、笑顔がとても可愛かった。今作の美女図鑑
で、成人後のミカ役の柴咲コウ。
衣装とかの助けもあったとは思うがえらく一人の姫君としては綺麗だった。
初めて柴咲コウに恋をしてしまった。
評価:★★★☆
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関連作:
『47RONIN(2013)』
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