佐々木健一先生は、美学、フランス思想史専攻の教授。
面白い題材を扱っているのだが、途中で面倒になり、斜め読みにしてしまった。
和歌をとりあげているのが、私にはまどろっこしいのだろうと思う。
斜め読みでも気になる論点はある。
バラと桜の違いなど・・・・
美しい本だと思う。
目次
感性とは何か
1 語彙
われ
世界
世界とわれの結び合い
語彙から文法へ
2 文法
像のずらしとしての想像力
未来完了の詩学―関係のずらし
反省的批判のまなざし
創出する感性―シュルレアリスティック脱/再構成
感性の惑乱
結び 日本的感性の構造
バラと桜
注視から残像へ
残像の感性―その広がり
世界との隠喩的交感
われの空間感覚
内省的な意識と記憶
浮遊する原点
ずらしの想像力―解釈学と詩学
日本的感性の構造