ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

日本的感性―触覚とずらしの構造

2016-06-22 07:27:07 | 本と雑誌


佐々木健一先生は、美学、フランス思想史専攻の教授。
面白い題材を扱っているのだが、途中で面倒になり、斜め読みにしてしまった。
和歌をとりあげているのが、私にはまどろっこしいのだろうと思う。
斜め読みでも気になる論点はある。
バラと桜の違いなど・・・・
美しい本だと思う。

目次

感性とは何か
1 語彙
 われ
 世界
 世界とわれの結び合い
 語彙から文法へ
2 文法
 像のずらしとしての想像力
 未来完了の詩学―関係のずらし
 反省的批判のまなざし
 創出する感性―シュルレアリスティック脱/再構成
 感性の惑乱
結び 日本的感性の構造
 バラと桜
 注視から残像へ
 残像の感性―その広がり
 世界との隠喩的交感
 われの空間感覚
 内省的な意識と記憶
 浮遊する原点
 ずらしの想像力―解釈学と詩学
 日本的感性の構造
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私の岩波物語

2016-06-22 06:43:47 | 本と雑誌


山本夏彦さんの本はよく読んだ。
本書は同名の単行本(1994年、文藝春秋刊)の復刊で、底本は文春文庫版(1997年)を使用したとのこと。
20年前の本である。
日本語のリズムが良く好きな文体である。
こういう本を書く人がいなくなったのが寂しい。

目次

私の岩波物語
講談社少々
社員でさえ読まない本「社史」
「暮しの手帖」と花森安治
「室内室外」
暮の二十九日だというのに
建築雑誌というもの
電通世界一
電通以前にさかのぼる
筑摩書房の三十年
金尾文淵堂と小野松二の作品社
赤本
佐佐木茂索と池島信平
中央公論と改造そして文庫
原稿料・画料小史
和紙と洋紙
印刷いま昔
製本屋廃業の辞
取次「栗田書店」の面目
実業之日本社の時代
原稿料ふたたび
「室内」の才能たち
茶話会
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