山本夏彦さんは2002年(平成14年)10月に87歳で逝去。
素晴らしいエッセイストであり、その本は全て読んだ。
その山本夏彦さんの著作から編集をして、山本夏彦とその時代として10巻を出すとのこと。
さっそく買って読む。
どの作品も読んでいるのだが、しっかりと覚えているわけではない。
山本夏彦さんと同じ気持ちなのだが、自分の口からは言えない。
私も、茶の間の正義に毒されているのだろう。
本書は以下の目次で示されるように、「茶の間の正義」(昭和42年=1967年)「毒言独語」(昭和46円=1971年)「編集兼発行人」(昭和51年=1976年)として発行された本から採られている。
日本という国が徐々に変わり、その成れの果てが現在であることがよく分かる。世の中はつながっているものだと分かる。
山本夏彦さんのような毒言を吐く人が欲しい。
目次
茶の間の正義
毒言独語
編集兼発行人