ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

粉飾の論理

2008-01-12 18:10:26 | 本と雑誌

会社の人に薦められて読んだ。

帯にこうある。<粉飾行為は極悪人の手によって密室で行われたというような性質ものではない。その周囲には動機や意図の有無はともかく、直接間接を問わず数多くの関与者があり、さらにもっと多くの傍観者がいた。そこに独特の嗅覚を働かせる勢力する世の中には存在する。>

経済音痴のふとっちょパパには、関係が複雑すぎて、どのように錬金術がおこなわれているのかはしかとは理解できない。しかし、はっきりしていることは、どこかで破綻すると言うことである。経済音痴である所以であるが、「実態のある事業活動がなければならない。」と強く思う。

目次

第1部 カネボウの罪
 第1章 秘密工作
 第2章 隠蔽
 第3章 源流
第2部 メディア・リンクスの罰
 第4章 循環取引
 第5章 地下迷宮
 第6章 破滅
第3部 監査法人の死
 第7章 苦悩
 第8章 破産会計士
 第9章 衝撃

終章 香港、スイス、カリブ海

粉飾の論理

コメント (2)
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敗北を抱きしめて〈下〉― 第二次大戦後の日本人

2008-01-12 11:09:03 | 本と雑誌

今年は平成20年。敗戦の年が昭和20年であり、ある種の感慨がある。

現在にも続く論争の元は、占領下の政策、日本人の対応にすでに表れている。

平成に入り20年が過ぎ、世界の中でどのように日本の存在を示せばよいのか、新しいアイディアが必要かもしれない。

目次

第4部 さまざまな民主主義
 第9章 くさびを打ち込む―天皇制民主主義(1)
 第10章 天から途中まで降りてくる―天皇制民主主義(2)
 第11章 責任を回避する―天皇制民主主義(3)
 第12章 GHQが新しい国民憲章を起草する―憲法的民主主義(1)
 第13章 アメリカの草案を日本化する―憲法的民主主義(2)
 第14章 新たなタブーを取り締まる―検閲民主主義
第5部 さまざまな罪
 第15章 勝者の裁き、敗者の裁き
 第16章 負けたとき、死者になんといえばいいのか?
第6部 さまざまな再建
 第17章 成長を設計する

エピローグ 遺産・幻影・希望 

敗北を抱きしめて〈下〉― 第二次大戦後の日本人

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