こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

久々に心地よい疲れです

2010年04月25日 | プラネタリウム

 「久喜プラネタリウム」による「天体観望会」が終わり、家で一息つき終えました。何はさておきホントに「晴れ」て良かったですよ。いや~それにしても今回の「天体観望会」も大盛況でしたね。朝の時点で話を聞いたら「事前学習」付きの申し込みが定員数に達していたそうですからね、以前は開催しても「40~50人」程度くれば良かったそうですからね、これは大したものです。まぁ一時期流行った「新型インフルエンザ」も大分落ち着き、騒がれる事も感染者の話も聞かなくなりましたから、これも大盛況な要因の一つとして考えられるのではないでしょうか?

 それで、今回の観望会での対象となった天体は「金星」「土星」「月」そして「アルコルとミザール」。多分ほとんどの方は前の三つ「金星」「土星」「月」はご存知でしょうが、「アルコルとミザール」と聞いて解らない方は多いでしょうね。この「アルコル」と「ミザール」とは「おおくま」の一部である「北斗七星」にある「二重星」でして、場所は「北斗七星」の「ひしゃくの柄」の後端から2番目にある星で、古代エジプトではこの二重星が見えるかを「兵士の採用試験」における「視力検査」に使われていたともいわれる程「肉眼」でもハッキリ見える「二重星」として有名なのです実際に「久喜」の空では「北斗七星」自体は空が明るくてあまり良くは見えませんが「双眼鏡」でもしっかり見えましたからね。導入するのは大変でしたが…。

 やはり「惑星」と言えば「土星」が人気が高いですよ。確かに「環」は見たからにインパクトはありますし、なによりもその姿は神秘的ですからね。多くの人がやはり土星が良かったと言っていましたからね。ちなみに現在の「土星」は「環」がとても薄く、望遠鏡の倍率によっては「串に刺さった1つの団子」みたいに見えるような状態ですから「環」を見るような条件としては適しているとは言えませんが、それでも見ごたえは十分です。

 「宵の明星」である「金星」も「-4等星」とかなりの明るさから見ると喜ばれる方は多かったですね。ただ、まだ太陽から近いような位置にあるので、高度が低く20時近くになると沈んでしまうのは残念ですよ。それに「高度」が低いので開けた場所で無いと見えないのも難点ですね。

 月はさすがに「月齢9」と「半月」から「満月」への途中で少しづつ満ちてきているので十分な明るさを持っていますし、対象も大きいですから、簡単に見る事ができ、小口径の望遠鏡でも十分に良く見えるので人気がありましたね。

 それにしても、この「天体観望会」。準備やら何やら大変ですが、望遠鏡を覗いた多くの人が感動してくれたり、喜んでくれる姿を見ると、苦労してでもやった甲斐がありますよ。それに疲れても心地よい疲れですから、とっても充実した気分になります。そんなワケで「天体観望会用」として「SUBARU」が作った望遠鏡である「メローぺ80A」が欲しくなっちゃうんですよね…。ともあれ次回の天体観望会は詳しい日程は解っていませんが「8月頃」に予定されているようです。

 それでは本日の登場人物はこの方。、「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」の「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。背景の写真は19時頃の「久喜プラネタリウム 天体観望会会場」である「久喜文化会館前広場」にて西側を撮影したもので、木の隙間に明るく光るのは金星。その画面右隣りにはわずかながらに「すばる」があります。「金星」は現在「おうし」の所にいるワケですね。ともかく、星空の世界へようこそ!!

2010_04_25

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