こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

リキッドウインドを使ってみて

2021年08月28日 | BMW Motorrad

 26日に秩父へ行った時、猛暑対策品として購入した「RSタイチ リキッドウインド」を実際に使用してみての感想です。

 システムのベースとなる「アンダーシャツ」は製品の特性上「ライトコンプレッション」タイプのシャツで、フィット感と収縮性が高く、マイクロファイバーベースなので肌触りも良いですね。それと当然ですが、吸水性も高いです。

 これに「リキッドウインドウォーター」を入れるポンプボトルに接続した「給水チューブ」をシャツに付属しているチューブ用ループに通して首周りを一周させる感じになります。この時給水用の穴がチューブカバーに入るようセッティングします。

 で、セッティングが終わり、これからシャツを着るのですが、給水部を合わせたままだと、首の部分が細いので、頭を出す事ができない状態ですから、首回りのチューブをループさせている部分にある「ガイド付きエンドキャップ」をスライドさせる事により首の部分の輪が調整できるので、着る時はあらかじめ首の輪部分をエンドキャップをスライドさせて大きくしておかないと頭が出せずに焦ります。

 チューブを装着してアンダーシャツを着たら、ポンプボトルとチューブをカプラで接続すれば後はポンプのレバーを引くことによってチューブの首周り前後にある穴から液が出てアンダーウェアに浸透していきます。

 ポンプ操作は片手で簡単に、走行中でも可能ですが、安全性を考えると停車時操作するのが良いでしょうね。

 首周りのチューブの穴部分からでた液はポンプの引き加減によって、勢いを調整する事ができますから、この力加減で首回りを重点的にとか出来きますね。

 液を冷やしておくと出た瞬間のひんやり具合は強いですが、その後時間が経つとあまり冷たさは感じられなくなってしまいますね。まぁ当然の事ですけど。

 それとどうしても「気化熱」に頼る冷却方式なので、ここ最近の高湿度状態ですと、涼しさは感じられませんね。ただ、極端には暑くないといった感じで、「多少はマシ」ってところが目一杯でしょう。まぁ、高速を走行しているのなら結構な効果は期待できるかもしれませんが、少なくとも60Km/h程度ではあまり冷却効果は感じられないでした。

 また、チェストプロテクタを入れていると、その分通気性が悪くなるので、そこでも冷却効果は低くなってしまいます。

 ただ、汗をかいた場合でもリキッドウオーターのおかげでベタ付く事が無いので、その点は良いです。たまに揮発したメントール成分がヘルメット内に来る事がありましたけどメントールが苦手でなければ気にならないですし、筋肉鎮静剤に比べれば相当マイルドなので走行には影響はないと私は思います。

 問題なのが着た後の洗濯です。チューブを外す事ができないので、洗濯機で洗うのは考えてしまいます。かと言って手洗いも大変ですし…。首部分はカプラにして洗濯時は外せるようにした方が良いと思います。特にアンダーシャツなんですから洗濯頻度は高いですから。

 それと液が出る部分ですが、前後一か所づつしかないので、範囲が思ったよりも狭い、鎖骨辺りに左右2か所あればもっと効率よく、範囲が広がるので冷却効果が高くなるんですけどね。

 ともあれ、何度か使ってもう少し特製をつかみたいと思います。

 それでは、本日の登場人物は「BMWモーターサイクル」が好きなこの方。「白河 蒼」さんです。この時期にモーターサイクルで走行するのは大変暑いので結構キツイのです。そこで「冷感システム」である「リキッドウインド」を購入してみた「蒼」さんの感想は…。

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