昨年から気になっていた企画展があったのですが、フト気が付けば最終日。
そんなワケで今日は「埼玉県立 自然の博物館」へ行ってきました。
この「自然の博物館」は「埼玉県長瀞」にあり、有名な「ライン下り」の近くにありまして、私は以前に1回行った事があります。
さて、「水晶」ですがどんなイメージを持っていますか?まぁ「パワーストーン」として有名ですよね?それと「占い師」が使っている「水晶玉」とか。とかく「神秘的」なイメージが先行していますが、構成している物質は「主に二酸化珪素」。つまり簡単に言うと「ガラス」と同じ成分なんですよね。でも、それが「単結晶」で「六角柱」な物が「水晶」なのです。
この展示では、水晶が何であるか、そして、結晶が成長している過程で含まれた「不純物」によって「色がついた物や「枝分かれ」した時の差によって出来たさまざまな種類の水晶を紹介しています。その中でも有名なのが色が付いたのでは「アメジスト」、「紫水晶」ですね。そして枝分かれでは「日本式双晶」ですね。
また、不純物も「鉱物」だった場合、「ルチル」ではピンク色の「ローズクオーツ」に「硫黄」では「レモン水晶」になったりと水晶と言っても形や色でかなりの種類が存在します。
さらに「二酸化珪素」を主成分としていますが、水晶とは異なった圧力や温度によって生まれたのは別の鉱物として分類され、「メノウ」や、「オパール」が該当します。
この展示では、このような水晶の成分、色、形による種類、そして水晶の仲間である鉱物を紹介しています。ただ、出来方や、人類に対してどのような歴史があったかは紹介されておらず、整然とさまざまな水晶が並んでいるだけ。と、その点が残念ですね。
展示の内容から女性には人気がある感じでしたよ。
それでは、本日の登場人物は、この方。「博物館系」の話題ですから、当然「ベルギー国立博物館」。「化学・科学館会場職員」である「ブラッド・ハウンド」の「Chiefille」、「二ノン・グリュミオー」さんです。地方博物館を見に来た「ニノン」さん。やはり地方の小規模北部着かんではスペースの関係などから、物足りない展示なのですよ。ちなみに背景が「埼玉県立 自然の博物館」、「特別展 水晶」の展示室の一部なのです。