こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「BMW K1600GT」の「サイレンサー」の外し方。

2017年04月12日 | BMW Motorrad

 さて、3月27日に私の所持する「BMW K1600GT」コト「カティア」さんの「マフラー」を「レムス」のに交換しましたが、今回購入したのは「スリップオンマフラー」で、マフラーの「サイレンサー部分」を交換するタイプなのです。ここ最近の「リプレイスマフラー」には多いタイプでして、値段が手頃なのと、作業が簡単なのが良いですね。ただ「フルエキゾースト」に比べるとその効果は低いですが、まぁ十分な効果はあります。

 それでもって、今回サイレンサーを交換するに当たり、「K1600GTマフラー交換方法」でググってみたのですが見つからなかったんですよね。まぁ作業的には難しい物ではないのですが簡単にやり方を説明します。ちなみに「写真→解説」の流れになっています。

今回私が購入した「レムスマフラー」。このように箱に入っています。左右があるので、それぞれの「商品番号」の末尾に「L」「R」が記載されているので、そちらを確認してから、左右を間違えないように取り付けましょう。

「サイレンサー」を「エンジン側」から見るとストレート構造なので、向こうが見えます。レムスのサイレンサーはさすがに軽く片手でも難なく持つことが出来ます。今回重量は測っていませんが、大体片方3kg前後じゃないかと思います。ノーマルの方はさすがにステンレスのトラップ構造ですから片手でこのようには持てません。

 では、早速サイレンサーを外しましょう。まずは「ステップ」の側にある「エキゾーストパイプ」の「ヒートガード」を外しましょう。

 ココは「T25」のトルクスで外す事が出来ます。ボルトを外したら脱落防止のために「フック」があるので「リヤ側」にこじりながら引けば外れます。外した時の「ボルト」や「ワッシャ」などは無くさないように気をつけましょうね。

 「ヒートガード」を外したら、パイプの「センタースタンド」付け根付近にある「金属バンド」を「T45」のトルクスでバンドが左右に動かせる程度に緩めてから、「タンデムステップ」側にある「マスラーステー」も「T45」で外します。ボルトを外したらゆっくりリヤ側に引きサイレンサーを外します。ノーマルサイレンサーはそれなりに重さがあるので、サイレンサーの下に落としても良いようにダンボール等を敷いておくと良いでしょう。

 ノーマルサイレンサーを外したら、新しいサイレンサーのパイプをはめ込みます。単純に外す時の逆になるのですが、「パイプの継ぎ目部分」に「焼きつき防止」と「気密性」を上げるために「耐熱グリス」等を塗ってからはめ込みます。今回私は「ワコーズ スレッドコンパウンドV170」を使用しました。「焼きつき」や「カジリ予防」なので、金属バンドのボルト等、今回外したボルトに塗っておくと外す時に外れやすくなります。さらに「サイレンサー」も取り付ければ片方は完了です。

 

 同じように反対側も取り外しますが、「ドライブシャフト側」を外す時は「ドライブシャフトケース」と「サイレンサーコネクティングパイプ」の部分のクリアランスが小さいため、勢いよく抜くと「コネクティングパイプ」が「シャフトドライブケース」に当たって「傷」になってしまうので、その隙間に「ダンボール」等を当てて養生しておきましょう。

 コレでパイプを接続して、サイレンサーの左右が同じようになっていれば完成です。作業的には慣れれば1時間もあれば終了するのではないかと思います。

 ノーマルサイレンサーと「レムスサイレンサー」を並べてみるとこんな感じです。若干「レムス」の方が短い感じです。

 と、まぁ、こんな感じで作業していました。

 今回交換した「レムスサイレンサー」は「EG/ABE/EEC」に対応しているので「日本国内での車検対応」になるそうですが、車検時にはノーマルに戻した方が良さそうですね。そうなると2年毎にこの作業をする事になるんですね。

 それでは、本日の登場人物は「BMW Motorradディーラー」に勤めており「日本のアニメ」と「モーターサイクル」が大好きな「ドイツ」原産である「ラージミュンスターレンダー」の「Chiefille」である「アデーレ・ヘンネ」さんです。ディーラーメカ以外での整備や部品取り付けは「自己責任」でお願いしますね。ちなみに背景が今回レムスに交換した「リヤ」からの眺めなのです。

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