こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

「三本ローラー」って思ったよりも抵抗があるのね

2017年04月10日 | ロードバイク

 ロードバイクでの「実走」も良いのですが、やはり路上では信号や、歩行者、クルマ、路面状態などで一定速度を長時間維持したり、最高速チャレンジをしたりするのは難しいですので、「トレーニング」として考えるとあまり効率の良いものとは言い切れないのが現状。そこで「トレーナー」を購入する事にしたのですよ。

 「トレーナー」とは「ロードバイク」のタイヤをローラーなどで「エアロバイク」のようにその場でクランクを回す事の出来る機器で、「固定ローラー」と「三本ローラー」の2種類が主にあり、「固定ローラー」は「リヤのクイック」を「トレーナー」に固定して、リヤタイヤをトレーナーのローラー部分に接地させて、そのローラーを回す方式で、「3本ローラー」はその名のとおり「フロント1本、リヤ2本」の「ローラー」にロードバイクを乗せその上で走るもので、「固定ローラー」に比べ「負荷」の調整があまりできないのと、負荷があまり強く出来ない、そしてローラーの上を実走するので安定感が乏しく、乗りこなすまでが難しい点があります。ただ、三本ローラーはその不安定な状態から、ロードバイク上での「バランスの取り方」や「幅40cm」の中で走らなければならないので、直進安定性をトレーニングでので「固定ローラー」よりも「実走感」が高いのが特徴です。また「固定ローラー」は「リヤタイヤ」部分に設置するので、機器自体が小型であるのに対して「3本ローラー」は「フロント・リアタイヤ」を乗せるので「ホイールベース」分の大きさが必要になるので機器は大型になる特徴があります。

 今回私が購入するに当たって、やはり「バランス感覚」と「直進安定性」もトレーニングできるとの事で「3本ローラー」を選ぶ事に。そして「3本ローラー」もある程度コンパクトに収納できるよう「折り畳み」が出来るようになっているので、そんなに置き場所に困らないとの事ですからね。さらに「40cm幅」の所を走るワケですから、少しの揺らぎで簡単に40cm以上ずれてしまう事も有るので、そうなると「ローラー」から脱輪して大変な事になるので「脱輪防止」、または脱輪しづらい機能がついた物を選ぶ事に。当然値段もそこそこな物を。ですが。

 それでもって、私が選んだのは「ELITE QUICK MOTION」。

 国産で、修理やパーツ提供やアフターサービスがしやすい「ミノウラ」も考えたのですが、脱落防止用の板や、「負荷装置」が別売りだったりする事から「エリート」の方を選びました。さらにこの「クイックモーション」は「トレーナー」本体がフローティングされており、「前後」に稼動する事によりペダリング時に発生する慣性を減衰してくれるので、加速時にペダルに急激に力をかけても巧く力を逃がしてくれるので、極端な挙動を和らげてくれるのです。そして何よりも「近未来的な姿」も選択理由のひとつですね。

 実際に本体を見るとまず「箱」からして大きいですよ。「約58cm×54cm×38cm」の大きさはまるで「フルタワーPC」と同じくらいの大きさで重さも8kg近くはあるのではないでしょうか?実際本体はそれよりも「折りたたんだ状態」では一回りほど小さい感じですかね?ともかく思ったよりも大きい感じです。本体は多分ですが衝撃に強い「ABS樹脂」だと思われる「樹脂製」で値段の割りにはチープな感じと経年劣化が早いのではないか?と思われます。「ミノウラ」の「モッズローラー」は金属が多く使用されているので安心感は高そうですが…。ともあれ購入してしまったのだから後には引けません。

 まずは使えるように組み立ててみます。と、言っても「折り畳み状態」から「使用可能状態」へするだけですが。箱から出してすぐに使用できる状態で、特に何かを取り付けたりするトコは一切ないのは良いですね。説明書は「日本語マニュアル」が輸入元の「カワシマサイクルサプライ」製で付きますが、コピー本なので最低限な事だけしか説明されていませんが、使うにはそれで十分です。しかし、「図」の後に説明文の構成は少々解りづらい感じがします。

 「ベルト」を「ローラー」の所定の場所にかけて、長さを調整。「長さ」は「無段回」では無く、数段階にノッチがありそこで固定する方式なので、ロードバイクの「ホイールベース」値の一番近い位置であわせます。私の場合は「ホイールベース」が「980mm」でしたので「984mm」にあわせて固定。

 本来なら「屋内」で使用するものなのでしょうが、私の部屋は「布団をしく」だけのスペースしかありませんし、部屋にロードバイクを入れるのも大変なので、「屋外」で使用することに。ただそのまま直にコンクリに置くのも本体が痛みそうなので、「ミノウラ トレーニングマット4」を敷くことに。コレで底面は大丈夫です。

 使用できる状態にして、ロードバイクをセット。早速ロードバイクへ乗ろうとしたのですが、ただでさえ「ロードバイク」はサドルを高めに設定してあるので、通常でも爪先立ちなのに、ローラーの分10cmくらいは高くなってしまっています。説明書には「本体のユニットがついてない方のフレームに」とありますが、樹脂製ですからあまり脚を乗せたくないので、少々無理して乗ります。「コンクリブロック」があれば高さ大きさ的にも強度的にも最適だと思いますので、近いうちに買ってこようと思いましたよ。

 さて、三本ローラー初な私。何かあったらすぐに足が着けるようにと「スニーカー」を履き、「ブレーキ」をかけても「ローラー」回っていますから、逆にブレーキを使うと危険なので「キャリパー」の「ワイヤー」を「リリース状態」にしてブレーキがあまり効かないようにしておきます。バランスを崩したり、安定するまで捕まれる場所の確保のため「柵」の横で乗る事にしました。実際に乗ってクランクを回してみると、意外と安定しない…。当然柵から手を離すことが出来ず、2分くらいはその状態。なんだか思った以上にローラーの上ってフラつくんですよ。まぁコレは私の問題でしょうが…。そしてある程度安定したところで、ゆっくりと手を離して…大丈夫。乗れています、がやはり安定性が乏しいので、真っ直ぐ走れません。そして上半身もハンドルを固定しようと無駄な力が入ってしまい安定しません。確かに上半身の力を抜いたほうがハンドリングは安定するのですが、そんな余裕はなくそれでも何とか柵から手を離した状態で乗る事が出来ましたよ。

 音は思ったよりも気にはならないですね。ただ屋外で使用していますから、室内ですと、それなりに位置はするでしょうね。ただ思ったよりも「ローラー」に抵抗があるんですよね、なので、ペダリングをやめると、5秒くらいでローラーが完全停止してしまいます。そしてその止まりの速さからすぐに停止してしまうので、思った以上に負荷がかかっている感じでぢて、1~3%くらいの坂道を登っているよう感じでした。「ローラー」から外れそうになるとローラー両端が盛り上がっているのでそこで接地抵抗が増え、通常よりも早めに速度が落ちますので、思ったよりも安全ですよ。

 今回はまだ初回なので「30分」ほど回して終了しました。確かにバランスをとるのが思った以上に難しかったので、まだまだ練習をしないとなりませんね。

 それでは、本日の登場人物は「自転車購入計画」から思いついてしまった「キャラクター」でして、「自転車」の小型で小回りが利く事から「魔女のほうき」 が連想され、考えついたのがこの方。「神仙自治州 空間保安庁 天元界第二管区 東亜分署」所属で「追跡型アタッカー」の「芦久保 初採(アシクボ ハツナ)」さん。体型も成績も平均よりもほんの少しだけ上な人生で、目立ちはしませんが「真面目」で「責任感」が強く、少々お堅いイメージでして、実際に 「魔法士官学校」では「クラス委員長」を入学当初から任していたほど、しかし、性格に対しての自覚がありちょっとしたコンプレックスでもあります。ただし 「追跡」に関しては代々能力が高く、「初採」さん自身もそうであり、小回りが利き高速かつ気配を消して追う事ができ、「ほうき」もそれに特化した「イブー ノワール」を所持しているのです。「空間保安庁」のトレーニングで「仮想飛行訓練」があり、その装置はほうきに乗った状態でほぼギリギリな幅でして、真っ直ぐキレイに飛ぶには結構な訓練が必要なようでして…。ちなみに背景が「ELITE QUICK MOTION」を設置した状態です。

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