なんだか今年の春は「雨」がなんだか多いような気がしますね。それでもって、昨日は「穀雨」。
さて、「穀雨」は現在一般的である「定気法」で「太陽黄経が30度のとき」とされ、日付で言うと大体「4月20日」ごろになるのです。この話題では定例 ですが「暦ではそれが起こる日」になりますが、「天文学」ですと「その瞬間」となるのです。また、もう一つの「恒気法」ですと「冬至から1/3年」日数で いうと約121.75日後となり4月22日ごろになるのです。また期間としての意味もありまして、この場合「次の節気」である「立夏」の前日までとされて います。
意味としては「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」で、穀物の成長を助ける雨のこととされているようですね。「暦便覧」では「春 雨降りて百穀を生化すればなり」と記載されています。この「穀雨」の終わりごろには「夏も近づく」と歌われている「八十八夜」になるのです。
ちなみに「星占い」では、「穀雨」が「おうし座」の始まりとなるそうです。
それでは、本日の登場人物は「気象関連」の話題でしたのでこの方。「第三階位第二級」、「気象制御省 第三惑星 東亜支局 気象参謀」であり「ファルテシア・カエラム・マー ティンス」さんの相棒である「犬の耳としっぽ」を持つ「キャニン族」で「薬師」の資格も持っており、「泉の精霊」である「ペイネレ」を称号に持つ「サクヤ・ペイレネ・シンプイ」さん。この時期の雨は「穀物」にとって大事な雨なのですよ。