こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

地球Ⅱ ~生命の星~

2017年04月23日 | プラネタリウム

 昨日と変わって今日は良い天気ですね。まだ4月ですが、「五月晴れ」な感じです。そろそろ大型連休も近く、「久喜プラネタリウム」でも大型連休期間中は「GW特別投影 チャレンジ!星空クイズ」が投影されますので、4月の一般番組を見るのは今日が休み的に最後のチャンスとなるので、行ってきました。

 さて、今月の「地球Ⅱ」ですが、昨年4月に投影された「地球Ⅰ」の続編でして、今回は「地球」が生物にあふれた惑星になったのか?という事を中心に話を進めていきます。

 まず、地球は「窒素78%酸素21%二酸化炭素0.3%とその他」で大気が構成され、海と陸地の割合は7:3と豊富な液体の状態である水のある惑星です。

 この「液体の水」があるというのが重要で、「恒星」太陽系の場合は「太陽」ですが、その距離が適切である「ハビタブルゾーン」にあるのです。実際に地球よりも近い「金星」は「表面温度460℃」と高温高圧な惑星になってしまい、逆に「太陽から遠い」位置にある「火星」は平均気温が「-40℃」と「水が凍って」しまい、その火星の大きさの半分程度である事から大気を維持することが出来ず、いまだに生物は発見されていません。このように地球は大きさも含めて適切な環境なのです。ではその「水」ですが、実は地球が出来た時にあった水ではなく、40億年前くらいに「氷の塊」である「彗星」が大量に地球へ降った為に水が誕生したと言われています。さらに、その彗星には「アミノ酸」などの「有機化合物」が含まれており、これが「生命の素」となったと言われています。

 先日「NASA」より重大発表があり、「地球から39光年」離れた「赤色矮星」である「トラピストⅠ」にて「地球型惑星」が7つ発見され、そのうち3つは「ハビタブルゾーン」にあるとの事で、これだけですと「よくある話」ですが、肝心なのは「太陽の8%くらい」しか質量のない「赤色矮星」に「惑星」があり、「ハビタブルゾーン」にも惑星があるという事なのです。

 「赤色矮星」はとても小さく、輝きも弱いため発見するのは難しいのです、そんな「赤色矮星」にも「惑星」があり「ハビタブルゾーン」を持っている、つまりは「ミニ太陽系」があり、そこにも生命が存在できる惑星がある。星はホントに数多くあり、そのほとんどは「惑星」を持っているでしょう。そして見つける事は難しいですが、「小さなミニ太陽系」にも惑星があるというのは「宇宙には生命が存在する確率」はかなり高いと考えられるのです。

 また、同じ太陽系でも「土星の衛星」である「エンケラドス」でも最近その「厚い氷」の下に「海底火山活動」が発見され、そこで「地球の深海」である「チムニー」と同じ状態で「生命」が存在する確率があるようです。

 しかし、現時点の地球の科学力では「月」までが人類が降り立った最遠の地。火星も問題が多くいけませんし「土星」なんてもっと遠くですからね。やはり「地球」で精いっぱいなのですよ。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。「地球Ⅱ」なのです。

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