こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

おじゃり申せ、種子島

2013年08月11日 | プラネタリウム

 8月に入って2回目の日曜日です。そうです「久喜プラネタリウム」での「気ままに星語り」の2回目です。今回は先日打ち上げ成功した「HⅡ-B」ロケットが打ち上げられ、日本で2つある「ロケット打ち上げ施設」である「種子島宇宙センター」がある「種子島」を題材とした番組「おじゃり申せ、種子島」です。 

 さて、この「おじゃり申せ」とは「種子島」の方言で「おいでませ」みたいな「歓迎」の意を表す言葉で、「種子島観光協会」のポスターでもこのキャッチコピーが使用されているのです。

 でも、なぜ「ロケット打ち上げ施設」が「種子島」にあるのか?といいますと、ロケットを打ち上げるのは相当な「力」が必要になるのはお解りですね?でも大出力の物、「ロケットエンジン」は大量の「液体水素」と「液体酸素」。その他の燃料を使います。そうなると燃料代も相当な物なりますし、エンジンの出力も大きくなければいけません。そこで、少しでも力を減らすため「地球の自転」を利用するのです。ようは「ハンマー投げ」の原理のよう「遠心力」を利用するのです。地球上では一番自転による遠心力が強いのは「赤道直下」。「EU」では「ギアナ」、すなわち「赤道直下」に「発射施設」を持っていますし、「米国」も「フロリダ」や「ヒューストン」は南の方に位置しています。ですから「鹿児島県」の南端、「種子島」なのです。でも「南」だったら「沖縄」の方が「南」だ。と思われるでしょう。「種子島宇宙センター」が建設された当時、沖縄はまだ米国の占領下だったのですよ。

 「種子島宇宙センター」は「南種子町」と種子島の南に位置しており、その周辺には関連施設が多数あり、普段、ロケットの打ち上げ予定が無い日でしたら、打ち上げ場内の見学コースを自由に歩けるようです。当然「打ち上げ間近」になると、「立ち入り禁止」な箇所も出てきます。また、各施設は距離があるので、徒歩では大変な上、結構アップダウンが激しいようなので、クルマが無難なようですよ。

 ロケット打ち上げ前には「周囲3km」が「立ち入り禁止」となり、ロケットの打ち上げを見るには「特定の場所」が自然に決まってきてしまうようですね。ただ、島自体がそんなに大きくないですから、「見れる場所」には相当な人が集まってしまうのです。今回の「HⅡ-B 4号機」の打ち上げは「ISS」のコトもあるので、早朝4時に打ち上げられましたが、それを見るために千人以上の人が「展望台」に集まり、百張り以上のテントが。そしてその便乗で「屋台」までも「午前4時」から営業していたそうです。

 今回の番組を見て、ホント、種子島へ行きたくなりますよ。それにロケットの打ち上げも見てみたいと思いますし。話によると、まずは「打ち上げの無い」時の方が色々と施設が見れるので、その時に色々と見ておき、別の機会で「打ち上げを見るのがおススメなそうです。でも種子島って行くだけでも相当な距離ですよ。ただでさえ「鹿児島」と遠い上に、「離島」ですか、船にも乗らなければなりませんからね。行くだけでも大変な金額がかかりそうです。でも1回くらいは行って見たいなぁ…。

 それでは、本日の登場良人物は「プラネタリウム」な話題でしたのでこの方です。「プラネタリウムの妖精」を名乗っている「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さんです。プラネタリウム番組で「種子島」に「カスミ」さんも興味を持ったようでして…。

2013_08_11

コメント (4)
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