こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

農民ロケット~龍勢まつり~

2013年08月05日 | プラネタリウム

 昨日の午前4時48分に「JAXA 種子島宇宙センター」より「H-ⅡB」ロケットが打ち上げられました。今回は「HTV-4」、宇宙ステーション補給機「こうのとり4号」を乗せており、打ち上げから約14分後無事に切り離し成功し「こうのとり4号」は「ISS」へ順調に向かっているようです。

 この「H-ⅡBロケット」は「純国産」のロケットでして2009年より運用が開始されています。でも今から400年前にも「日本」でもロケットが存在していたんですよ。

 それは「埼玉県秩父市吉田」で毎年開催されている「龍勢まつり」がかんれんしているのです。この「龍勢まつり」とは何かといいますと、簡単に言えば「ロケット花火祭り」です。と、いってもその「ロケット花火」は「玩具花火」の大きさとは比較にならない「メートル」クラスの大きさで「松の木」をくり抜き、その穴に「黒色火薬」を大量に詰めて打ち上げるのです、その到達高度は500mほどとも言われていますから、相当な物です。今回紹介されたのは「埼玉県秩父市吉田」にある「椋神社」の大祭での「龍勢」でして、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の舞台となった町でもあり、去年はコラボした「龍勢」も上げられたようです。「龍勢」はこの「椋神社」周辺の集落で「一般市民」が製作、打ち上げしており、「龍勢」は別名「農民ロケット」とも呼ばれ、作り方はいたってアバウトで、作り方は「口伝」となり、そこから「流派」ができ、現在では「27」の流派があるようでして、それぞれの流派で「ショイモノ」と呼ばれる「装飾オプション」があり、「唐傘」だったり「落下傘」だったり小型花火だったりするのです。

 このように「御極豊穣」を祈って「農民」が打ち上げていたとこから「農民ロケット」という別名もあるそうです。

 道の駅「龍勢会館」では、その「龍勢まつり」に関する資料が常時展示されており、場合によって運が良ければ「龍勢」を作っている場所まで案内して、製作過程を見せてくれることもあるようです。

 なお、「龍勢まつり」は毎年「10月第二日曜日」に開催されているそうですよ。

 とりあえず、夏休みシーズンが終わったら見に行っていようかな?

 それでは、本日の登場人物はプラネタリウムですが「天文自然クラブ」でも話があった話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。「宇宙飛行士」になるのが夢で「ロケット」も大好きな「シア」さん。手作りで、花火のようなロケットでも大興奮なのです。

2013_08_05

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする