チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

立春を迎えて、なお春遠き明石にて

2015-02-08 19:18:14 | KAZU君
2月8日(日)

 寒は明けたとはいえ、いちばん寒さの厳しい時期となって、湘南より2~3度気温の低い明石に戻るのを少々ためらいがちになっていたのですが、KAZU君に「今度は豆まきのころに戻って来るからね」と言っておいたので、いつまでものんびりとはしていられず、立春の4日に明石に戻って来ました。

 夕方に明石に着いて、駅前で買物を済ませてからの帰り道、もう17時をとうに過ぎていましたが、まだ空が明るい。北西の風は冷たいけれど、関東より日の暮れるのが遅いのだけは、気分的に助かります。

 ただ翌日の木曜日も一昨日の金曜日も、いかにも冬の海峡の空模様といった感じで雲が多く、ガラス越しに日向ぼっこをする時間はありませんでした。

 その金曜日の夕方、玄関の扉を明けると、厚い雲の下から陽の光りが射していました。

 17時20分過ぎ。天文科学館も
  きらきら光っていました
  

 保育園の境内の梅は
  つぼみも見えない感じです
  

 さて、KAZU君、保育園から出て来ると、
  いきなり側転を披露
  

 どこで誰に触発されたのか、年末くらいからまねごとの側転をするようになって、今はびっくりするくらいちゃんと回転してみせます。
 写真を撮るには暗過ぎて、シャッター速度の速いスポーツモードでは写せず、こんな感じでしか撮れませんでした。

 お迎えは17時半。そういえば、1月の20日ころはもうすっかり暗くなっていたのです。
「おじいちゃん、もう春やな。だって、おじいちゃん言っとったやんか、お迎えが明るくなったら春やでって。カーくんな、おじいちゃんのカメラで写真撮って遊びたい」
と言うので、ちょっと海岸に寄ってみました。

 「おじいちゃん、ここでいい?
  撮れた?」
  


   日脚伸ぶ明石海峡に春遠し   弁人


 「カーくん、小豆島見えるで」
  「小豆島? 四国はどこやねん」
  


   西風に襟立て影絵の小豆島   弁人


 「さあ、帰ろう」 車の中で
  KAZU君による一枚
  

 KAZU君の家まで数分。車を停めてエレベーターに乗って玄関前に着くと、さすがにもう暗くなっていましたが、部屋に入って明かりを点ければもう18時近いのですから当然です。

 「今日はな、
  ウルトラマンのぬり絵や」
  

 「カーくん、ウルトラマンって側転できるんか?」
 「うん、すごい上手でかっこいいんやで」
 そうか、わかりました。KAZU君が最近側転にはまっているわけが。

 テレビはどうも「妖怪ウオッチ」に
  はまっているようで
  

 無邪気に遊ぶKAZU君を前に、もうすぐ小学生なんだと思うと、夕方の小一時間を共にする身としては少々責任を感じてしまうのですが、なにか意図を持って話しかけると、すかさず「今日は、勉強はせえへんで」と返されてしまいます。
 まあ、遊びながら成長するのが子どもなのでしょうから、なるようになるのでしょう。よけいなことは考えないことにしましょう。


   豆まきの鬼はいづこの無邪気さや   弁人



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