チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

広島へ行く前に「吉備路」を歩く

2024-10-01 11:06:46 | 旅行
10月01日(火)

 広島への旅の一日目。途中で「吉備路」を少し歩いてみようかと、朝早い新幹線に乗りまして、9時過ぎに岡山の駅に降り、レンタカーで出発。

 まずは、備前の国一ノ宮
  「吉備津彦神社」に。
  

 鳥居をくぐると、両側に
  趣のある門前の池
  

 祭神は桃太郎のモデルと言われている、
  「大吉備津彦大神」
  

 次は、同じく「大吉備津彦大神」を祭神とするお社、備中の国の一ノ宮「吉備津神社」へ向かいます。
 この二つのお社、最寄り駅でいうと、JR「桃太郎線(吉備線)」の隣の駅で、それほど離れていませんが、二つの駅の間に旧国名の境があるようです。

 吉備津神社の参道は、吉備津駅そばの「一の鳥居」から真っ直ぐ南に伸びていまして、JRの線路を渡る踏切の先に、

  二の鳥居があります
  

 随身門の先、拝殿のほうは
  工事中でしたが
  

 このお社の見どころは
  この長い回廊でして
  

 300mあまりあるそうで、暑い中では少々躊躇しますが、屋根で日射しが遮られているので頑張って往復しました。


   日の盛りお屋根の下の神の道  弁人


 なお、「備前」「備中」とくれば、「備後」にはと思いまして検索すると、ありました。「備後の国の一ノ宮、吉備津神社」が福山市の北西にあります。福山市は広島県に入ったすぐの所ですが、その辺りまで「大吉備津彦大神」の伝承が残っているようです。

 それにしても暑い。どうも33度くらいだったようですが、もう9月の下旬ですよ。

 ということで、門前のお店で
  冷たいものを
  


   吉備の里 氷菓の中の黍団子  弁人


 お店の方に「今年はずっと暑いのですか。それとも、今日は暑さがぶり返したのですか」と聞くと、「それでも、かなり涼しくなりましたよ。数日前まで、ずっと30度後半でしたから」と、少し期待はずれのご返事が。

 さて、休憩して身体も落ち着いてきたところで、がんばってもう一カ所目指します。

 車を総社方面へ走らせると、やがて、いかにも吉備路らしい田園風景と、その空間によくマッチした五重塔が見えてきました。

  備中国分寺です
  

  ちょっぴり、秋の風情
    


   青空へ五重塔へ花芒  弁人





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