チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

トシは取りたくない-「免許更新の高齢者講習」

2024-03-13 14:32:08 | つぶやき
3月13日(水)

 70歳を越えると車の免許更新が3年ごとになってしまいます。その上、違反・事故の有無にかかわらず、必ず約半日の講習を受けなければなりません。
 なんとも煩わしく面倒ですが、まあ、高齢者によるブレーキ踏み間違えの事故なんかが多発していますから仕方ないといえばそれまで。私ももうすぐ75歳ですからね、今回の更新で二回目の「高齢者講習」と相成りました。

 公安委員会からは半年前に講習の案内が来ますが、ところがですね、なかなかその講習の予約が取れないのです。お上からの指示とはいえ、もしかすると、自動車学校のほうでは、単発の講習というのが割の良い商売にならないのかもしれません。
 県の運転免許センターでは常時受け入れているようですが、半日がかりの講習を二俣川まで行くのもおっくうです。三浦半島には久里浜に二つ自動車学校がありますが、逗子から一番近くというと、やっぱり大船の「鎌倉自動車学校」かなと、ずいぶん前に予約を取って、昨日、大船へ出向きました。

 雨降ってほしくなかったんですけど、傘をさして、線路わきの道を横浜方面へ歩くこと数分。

  受付は二階でして、
  
       

 実は、前回の3年前もこの「鎌倉自動車学校」にしたのですが、

 構内の実車運転コースが
  ちょっと狭い
  
     

 「ここで30㎞まで速度を上げて」とか言われても、ちょっと慎重気味にアクセルを踏んだりすると、すぐ端のカーブがやってくる感じです。

 金沢八景からシーサイドラインに乗ると、シーパラのちょっと先に広そうな自動車学校があるので、年末に問い合わせたところ、いかにも乗り気のない応対。その上講習費用も高額、鎌倉は7500円でしたが、その二倍ほどの額を言われ、すんなり引き下がりました。
 費用といえば、これからの更新手続きでも、さらに数千円はかかるわけですが、なんとなく不愉快な気分になるのはお金だけではないのです。

 実は、私の免許の資格、「中型」&「大自二」となっていて、車は重量11トンまで、バイクはいちばん大型のものも乗れるのです。別に、もうバイクなんぞには乗る気はありませんが、いちおう自分のステータスみたいになっているわけですよ。
 そんな中、最初の受付で、「今後もこの資格のままでよろしいのですか。変更はありませんか」と念を押されると、なにか、「いいトシなんだから、バイクなら原付、車なら普通でいいんじゃないですか」と言われているような気分になって、つい「このままでいいんです」と、思わず強めの口調になってしまいます。
 確かに、いろいろ検査されると、「動体視力」とか「夜間視力」とか、「トシ取って衰えているのかなあ」と思うこともある中で、「実車運転」は何ら問題なかったし、「まだまだ車は手離せない」という気持ちでいるのですが、こういう講習受けるとですね、なんとなく「免許返納」を促されているような空気感を抱いてしまって、少しばかり陰鬱な一日になってしまいました。

 講習を終えると、
  目の前に下りの「踊り子」号
  

 「ワンカップ買って、電車でどこかへ」という思いも一瞬。横なぐりの雨が強くなってきて、どうも家に帰るしかないようです。


   春愁や歳重ぬ日の近づきて  弁人



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