チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

十日戎「えべっさん」

2009-01-11 01:03:14 | お出かけ・散策
1月10日(土)

 10月の記事で紹介しましたが、KAZUの保育園は神社です。とても由緒のある明石でも有数の神社です。

 水曜日の夕方、保母さんから「初ゑびす」のお祭りの案内をいただきました。
 実は、この稲爪神社の境内には、もう一つ「稲爪濱恵比寿神社」の社殿があり、10日は「初ゑびす」、前日の宵祭りから三日間たいそう盛り上がるのです。
  


    七草粥も笑顔で食す恵比須さま  弁人

 9日の夕方、KAZUを迎えに行こうとする頃、西風に乗って、私の住まいにも雅楽の音色が届いてきました。
 「土曜日はみんなでお祭りに行こう」と話していたのですが、ちょっと寒すぎるし、今週はKAZUも両親も5日間皆勤で疲れもあるだろうと躊躇していました。


 それならばと思いついて、全国的に有名な、大阪の今宮戎神社の「十日戎」に行ってみました。

 難波の商店街から歩いて行くと、
  「年の初めのえべっさん、商売繁昌で笹持って来い」
 というやけに威勢のよい唄の声が近づいてきました。

 神社の境内はどこにでもあるような広さなのですが、周囲1㎞位は、この寒さもなんのその、金魚すくいも含めてありとあらゆる出店が並んでいました。
 東京でいえば、私の実家のそばの「酉の市」のような感じでしょうか。神社の周辺には熊手や籠やざるの飾り物の店が賑やかで、人の波も、参拝する時の賽銭投げも同じでした。
  

  
 
 社殿の脇で、福娘と呼ばれる女性を中心に、笹を配ります。その笹に、小判、米俵、小槌など「吉兆」と呼ばれるものを買い求めて結びつけるのですが、いろいろ付けると、2万円近くにもなるそうです。
  

 本殿の裏に銅鑼が二つあり、参拝を終えた人が手の平で叩くのですが、これがまたすごい混雑。
  

 さて、今日の私鉄は南海電車です。実は一度も乗ったことがなかったので、今宮戎から難波まで一駅だけ乗ってみました。
  

 道頓堀へ向かうと、千日前の商店街に今宮戎の「宝恵駕籠」の行列。
   

 姿を消した「くいだおれ人形」のそば、戎橋の前のスクリーンに私の顔も仲間入り。
  


   関の西寒さ一入初戎   弁人



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