1月12日(休)
正月9日からの三日間、関西はえべっさんのお祭り「十日戎」で盛り上がります。
明石の私の家の周辺でも、いろいろな所に恵比須神社の祭りを知らせる赤い旗が立てられています。
海へ出る陸橋の下を走る
国道2号線
2号線と交差する
子午線沿いの道
「宵えびす」の9日、玄関の扉を開けると、西風に乗って、KAZU君の保育園のある稲爪神社にある「濱ゑびす神社」から雅楽の調べが聞こえて来ました。
今年は、本えびすの10日と残り福の11日が土日になるので、大阪の今宮戎神社や西宮神社は大変な人出だろうと思いやりながら、本えびすの土曜日のお昼前に、稲爪神社のゑびす祭りを覗きに行きました。
お祝いのお酒も並び、
新年の挨拶が交わされています
お金が身に付くようにと祈る、お馴染みの
大きなマグロも
ごったがえすほどの賑わいではありませんでしたが、お正月も終わって「寒の入」を迎えた後とはいえ、境内には新年を祝う雰囲気が満ちています。
どうも関西では、新しい年の商売繁盛と豊漁を願う「えびす祭り」に、一年のスタートという意味合いが込められているような感じがします。
さて、そろそろ家に帰ろうかと本社の拝殿前に戻ると、
お正月から飾ってあるのでしょう、
立派な門松が、
保育園のお迎えでいつも来ているのに、冬の夕方はもう暗い上、寒い中KAZU君を急いで車に乗せたりするので気がつきませんでした。
年末にKAZU君から、「お習字で書いたんやけど、「カドマツ」ってなんや」と聞かれて説明が難しかったと、たしか年末の記事に書きましたが、その時は、「クリスマスにクリスマスツリーを飾るやろ、それと同じようなもんで、お正月に玄関の前に立てる松と竹で作った飾り物のことやな」と言ったものの、KAZU君はよくわからなかったもよう。
逗子に帰ると、駅前のビルの前にあったので、お正月に東京へお出かけする時、実物を見せてあげたのですが、なんとまあ、保育園の園庭の目の前にあったわけで、それを見せて説明すれば済んだのでした。
あらら、KAZU君の書いた作品も
飾ってありました
一人一文字。左から三番目の「ま」がKAZU君の作品です。なかなか力強くて頼もしい限りです。
歳神の微笑む顔も浮かびけり 弁人
ところで、この日のKAZU君、午後は買物がてら、両親と神戸へ遊びに出かけていて、夕方に福引券を持って稲爪神社へ行くという連絡が入りました。そこで、私も再び出向くと、暗くなりかけたころにKAZU君が到着しました。
「えびす様と大国様に
会ってくるで」
「これ、コメダワラだって、
お米が入っとるんやろ」
そして、お楽しみの福引です
4回分の券を持っていましたが、な、なぁーんと、1回目に赤玉が出てきました。私が明石に来てから7回目の新年。KAZU君はいったい何回くらい福引を回してきたのか、もしかしたら、一度くらい末等の次が出たことがあったかどうか、とにかく、福引は白い玉しか出てこないものと思っていたところに飛び出してきた赤玉。それも、保育園最後の新年に出てきたのですから、なんと縁起の良い出来事でしょうか。
KAZU君、大喜びで「やったぁー!うれしい!」の連発でした。
満面の笑顔の十日ゑびすかな 弁人
赤玉は、右から二番目の「大國賞」ということで、
掲示板では「硬貨(50円玉)のつかみ取り」になっていますが、現ナマをどれだけ手にするかというのは、やはり保育園の子どもには不向きかもしれません。そんなことを気づかってくれたのか、福娘さんが福引担当のおじさんと相談して、一等賞の商品券を渡してくれました。
まさに金一封のような賞品を手にして興奮気味のKAZU君、「園長先生(宮司さん)に見せなあかんな」と、境内をうろうろしていましたが、「このお忙しい時に、やめとき」と諭されてお家に帰ることになりました。
駅に向かう途中、「これでおもちゃ買えるやろ、カーくんな、妖怪ウオッチほしいねん、これからトイザラス行こうな」と言い出しました。でも、「今日はもう遅いから、帰って早くご飯食べなあかんやろ、明日にしような」と言われて少々がっかり。
もちろん、一等賞は自分の手に
しっかりと持ったままでした
正月9日からの三日間、関西はえべっさんのお祭り「十日戎」で盛り上がります。
明石の私の家の周辺でも、いろいろな所に恵比須神社の祭りを知らせる赤い旗が立てられています。
海へ出る陸橋の下を走る
国道2号線
2号線と交差する
子午線沿いの道
「宵えびす」の9日、玄関の扉を開けると、西風に乗って、KAZU君の保育園のある稲爪神社にある「濱ゑびす神社」から雅楽の調べが聞こえて来ました。
今年は、本えびすの10日と残り福の11日が土日になるので、大阪の今宮戎神社や西宮神社は大変な人出だろうと思いやりながら、本えびすの土曜日のお昼前に、稲爪神社のゑびす祭りを覗きに行きました。
お祝いのお酒も並び、
新年の挨拶が交わされています
お金が身に付くようにと祈る、お馴染みの
大きなマグロも
ごったがえすほどの賑わいではありませんでしたが、お正月も終わって「寒の入」を迎えた後とはいえ、境内には新年を祝う雰囲気が満ちています。
どうも関西では、新しい年の商売繁盛と豊漁を願う「えびす祭り」に、一年のスタートという意味合いが込められているような感じがします。
さて、そろそろ家に帰ろうかと本社の拝殿前に戻ると、
お正月から飾ってあるのでしょう、
立派な門松が、
保育園のお迎えでいつも来ているのに、冬の夕方はもう暗い上、寒い中KAZU君を急いで車に乗せたりするので気がつきませんでした。
年末にKAZU君から、「お習字で書いたんやけど、「カドマツ」ってなんや」と聞かれて説明が難しかったと、たしか年末の記事に書きましたが、その時は、「クリスマスにクリスマスツリーを飾るやろ、それと同じようなもんで、お正月に玄関の前に立てる松と竹で作った飾り物のことやな」と言ったものの、KAZU君はよくわからなかったもよう。
逗子に帰ると、駅前のビルの前にあったので、お正月に東京へお出かけする時、実物を見せてあげたのですが、なんとまあ、保育園の園庭の目の前にあったわけで、それを見せて説明すれば済んだのでした。
あらら、KAZU君の書いた作品も
飾ってありました
一人一文字。左から三番目の「ま」がKAZU君の作品です。なかなか力強くて頼もしい限りです。
歳神の微笑む顔も浮かびけり 弁人
ところで、この日のKAZU君、午後は買物がてら、両親と神戸へ遊びに出かけていて、夕方に福引券を持って稲爪神社へ行くという連絡が入りました。そこで、私も再び出向くと、暗くなりかけたころにKAZU君が到着しました。
「えびす様と大国様に
会ってくるで」
「これ、コメダワラだって、
お米が入っとるんやろ」
そして、お楽しみの福引です
4回分の券を持っていましたが、な、なぁーんと、1回目に赤玉が出てきました。私が明石に来てから7回目の新年。KAZU君はいったい何回くらい福引を回してきたのか、もしかしたら、一度くらい末等の次が出たことがあったかどうか、とにかく、福引は白い玉しか出てこないものと思っていたところに飛び出してきた赤玉。それも、保育園最後の新年に出てきたのですから、なんと縁起の良い出来事でしょうか。
KAZU君、大喜びで「やったぁー!うれしい!」の連発でした。
満面の笑顔の十日ゑびすかな 弁人
赤玉は、右から二番目の「大國賞」ということで、
掲示板では「硬貨(50円玉)のつかみ取り」になっていますが、現ナマをどれだけ手にするかというのは、やはり保育園の子どもには不向きかもしれません。そんなことを気づかってくれたのか、福娘さんが福引担当のおじさんと相談して、一等賞の商品券を渡してくれました。
まさに金一封のような賞品を手にして興奮気味のKAZU君、「園長先生(宮司さん)に見せなあかんな」と、境内をうろうろしていましたが、「このお忙しい時に、やめとき」と諭されてお家に帰ることになりました。
駅に向かう途中、「これでおもちゃ買えるやろ、カーくんな、妖怪ウオッチほしいねん、これからトイザラス行こうな」と言い出しました。でも、「今日はもう遅いから、帰って早くご飯食べなあかんやろ、明日にしような」と言われて少々がっかり。
もちろん、一等賞は自分の手に
しっかりと持ったままでした