チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

明石海峡大橋展望台

2010-12-10 23:27:22 | 明石風物
12月10日(金)

 KAZU君のお母さん、20日間の海外出張を終えて今週初めに帰ってきました。その間、二人のおばあちゃんが交代で明石にいましたが、やっぱり、幼い子にとって母親が不在というのは精神的に不安があったに違いありません。
 私は保育園の送迎だけを気にかけていればよかったのですが、お父さんの負担とかKAZU君の気持ちとか、気にかかることもあったので、正直のところ、肩の荷が下りた感じでほっとしています。

 それはともかく、お母さんに甘えるKAZU君を前に、まずは一安心。翌日には熊本のおばあちゃんもお帰りになり、また普段の生活のリズムが戻ってきました。

 保育園からの帰り道もすっかり冬らしくなって、夕闇の中を冷たい風を受けながら歩かなければならなくなりました。そんな中で、今日は朝から思ったよりも青空が広がって、昼間は小春日和のような日差しになりました。

 「景色もよさそう、それじゃあ、橋の上からの景色を見に行こう」と出かけました。実は、このあいだ熊本のおばあちゃんを案内したのですが、その日は雲が多い日で、今度天気のよい日にまた来てみようかなと思っていたのです。

  舞子駅前の歩道橋を渡れば、すぐ前が海峡です
  

 私の所からは電車で1駅、車でも数分で行けますが、ここは神戸市の垂水区です。明石海峡大橋というのは、文字どおり明石海峡の上に架けられた橋ということで、実は、橋自体は神戸市から架けられているのです。

 エレベータを昇って行くと、高さ約50メートルの「海上プロムナード」という遊歩道があります。

  高所恐怖症の人には、ちょっと勧められない景観
  
 そう、横浜のベイブリッジにも「スカイウオーク」という遊歩道があって、昔、私の子どもが小さかった頃に行った覚えがあります。

  小さな観光船通過
  

  「うず潮」も見られます
  



     冬空や冷たき潮のせめぎ合い   弁人


  展望台の西からは、明石の町を一望
  

 入場料は大人300円(平日240円)で、65才以上は半額になります。ちなみに、明石の天文科学館は、入館料にプラネタリュウムの料金も含まれているので、展望台に行くだけでも700円かかります。景色を見るだけなら標高も高いこちらがおススメです。

  東は大阪湾、眼下に垂水の海水浴場と舞子公園
  
 八角形の建物は「移情閣」と言って、辛亥革命の立役者「孫文」の記念館になっています。

  下に降りてから「移情閣」へ
  
 館内には、もちろん展示物もたくさんありましたが、とにかく窓からの眺めの良いこと。このあたり、須磨・垂水・明石は、まさに関西を代表する古くからのリゾート地なのです。「源氏物語」の舞台となるのも頷けます。雰囲気は、関東の湘南・大磯といった所に似ているのかもしれません。



    孫もまたひと波越えし小春かな   弁人




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