チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

増上寺の門前にてマラソンも応援

2023-03-06 16:03:35 | お出かけ・散策
3月6日(月)

 スギ花粉が大量に飛散するこの時期、あまり外に出ないようにしているのですが、昨日行なわれた「東京マラソン」に応援したいランナーがいまして、朝、眼鏡とマスクと薬の三点セットも万全に東京へ向かいました。

 浜松町で降りて、まずは
  芝大神宮に参拝
  

 「大神宮」という名称から察するとおり、祭神は伊勢神宮と同じで「関東のお伊勢さま」と言われています。
 鳥居の手前の左に立つ「生姜塚」や、鳥居の右にある「貯金塚」も有名ですが、

 階段の上で迎える狛犬の台座に
  大きく「め組」とあって、
  

 江戸時代からの町火消しの名称で、その昔、「め組」の鳶と勧進相撲の力士との小競り合いが起こって、それを題材にした「め組の喧嘩」が講談や歌舞伎の演目に残っています。

 駅前の大通りに戻ると、すぐ西に、都営地下鉄の駅名になっている
  増上寺の「大門」
  

 「大門」をくぐると、その先に増上寺前の交差点があって、
  「三解脱門」の偉容
  

 はじめは「マラソンを観に行くのなら、レース後半の増上寺の前辺りかな」と思っただけなのですが、この増上寺、この門の前は何回も通ったことがあるのに、実は、まだ一度もお参りしたことがなかったので、この機会にと。
 でも、スポーツ観戦のついでに寺社参りというのも失礼千万。そこで、早めに家を出て、先にお参りをして、そのついでにマラソンの応援をということにして、

 東京タワーを背にした
  本堂にお参り
  

 しばし境内を散歩して三門の前に戻ると、もう道路は渡れなくなっていて、

 マラソンより5分前にスタートした車イスマラソンの
  先頭がゴールへ邁進
  

 すぐ先、北の御成門方向に「39㎞」の表示板が立ち、センターラインを挟んだ向かい側に「36㎞」の表示板が。つまり、ここから南の三田方面約1.5㎞辺りに折り返しがあるということで、あと2~30分後に、マラソンの先頭集団が向こう側車線の左の日比谷方面から右の三田方面へ、その9分後くらいにこちら側の車線を南から北方面へ走って行くことになります。

 道路脇の縁石に腰掛けてラジオ中継に耳を傾けていると、私の応援する旭化成の土方君(日本歴代5位の記録保持者)、30㎞付近で「サシコミ(差し込み?)=脇腹痛」があって先頭集団から後れだしたとか。

 心配していると、やって来ました。8~9人の先頭集団。
  やはりいません、土方君
  

 先頭は日本人。三菱重工のユニフォームの山下君。集団の最後尾に大迫君。

 150mほど後れて、
  ちょっと苦しそうな土方君
  

 期待していた2時間5分台は無理かもしれませんが、脚の故障ではないし粘れる選手なので、最後まで走りきることはできそうです。

 折り返して来ました。先頭集団は6人に。でも、
  山下君も大迫君もいません
  

 さすがに終盤で状況の変化も大きい。日本人2人は2~30m後方に下がり、もう一人の外国人と3人に。
 土方君もかなり失速?。先頭から2分ほど離されていましたが、残りはあと3㎞少し。はたして頑張りきれるかと心配しながらラジオを聞いていると、なんとか2時間9分台でゴールしたもよう。まあ、多少のアクシデントがあっても10分切るんですから大したものです。


   駆け抜ける お江戸東京木の芽道  弁人


 お昼は大門に店を構える老舗お蕎麦屋さんと決めていましたが、この日比谷通り、なにしろ3万人のランナーが午後までずっと走っているわけで、大門側へ渡るには北か南の地下鉄の駅に入るしかないのです。どちらも距離はほぼ同じで、

 なんとなく三田のほうへ向かうと、増上寺の南に
  芝東照宮がありました
  

  隣りの梅園を歩いて
  

 地下鉄芝公園駅の中をくぐり抜けて、大門に戻り、
  更科布屋さんに
  


   梅の香の余韻もありて鴨せいろ  弁人


コメント
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