チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

期待のカープ、所沢へやって来たものの

2021-03-17 16:32:42 | スポーツ観戦等
3月17日(水)

 西武ライオンズの本拠地、所沢の「メットライフドーム」。シーズンオフに外野の芝生席をなくしたり、観戦しやすいゆったりとしたシートを設けたりと、かなり魅力的な球場に改装したとのこと。

 その球場に、3月16日一番乗りでやって来るのが、オープン戦とはいえ広島カープと聞けば、やっぱり「行ってみようか」ということになります。

 ネットでチケットを押さえたのは3週間ほど前のことでしたが、その後、緊急事態宣言が延長され、どうしたものかと一瞬戸惑ったものの、せっかくの機会、そりゃあ行きますよ。

 この時期の野球観戦といえば、けっこう寒くて防寒対策が必要なのですが、今年はとんでもない陽気になりました。
 電車を降りて、球場ゲートをくぐると、たしかに各地で桜の開花が発表されたのを聞いてはいましたが、ここは秩父に近い所沢ですよ。それもまだ3月中旬なのに、

  桜、開花していました
  

 プロ野球観戦は一昨年の3月、神宮でのヤクルトとのオープン戦以来二年ぶり。せっかくなので試合前の練習風景も見たいと早めに出たのですが、やはり、逗子からだとちょっと遠い。ゲートで検温や荷物検査を済ませ、桜を横目にセンター後方の坂道を上って、左中間スタンドに入ったのは11時30分頃。

  バッティング練習中
  

  「おっ、誠也じゃん」
  

 今回のチケットは、ほぼネット裏。「弁当をゆっくりと食べながら観戦しようか」と、
  カウンター席に
  

 通路のすぐ上の最前列にしたのですが、スタンドの中段ということで、
  ちょっと遠いか
  
 ここだとピッチャーの唸り声は届いて来ないかもしれません。

 とはいえ、球場全体が見渡せ、居心地は十分。
  気分良く観戦できそう
  

 西武球場へは、1986年の日本シリーズ観戦の時が初めてでしたが、当時は屋根のないすり鉢状の球場で、出入りは上部のみ。行き帰りだけでなくトイレに行く時も階段を上らなければならない少々やっかいな球場でした。
 屋根が付いてドームになった後、二回ほど交流戦の時に来ましたが、来るたびに少しずつ改良されているような感じで、今年は、ほんとうに素晴らしい球場になりました。

 シートノックを眺めながらお昼を食べていると、この辺りは狭山茶の産地が近いですからね、茶摘み姿の
  狭山茶の売り子登場
  


 それはさておき、注目のスターティングメンバー。

 先発投手、カープは昨年新人王の森下君。
 開幕投手も注目されますが、ペナントレースは基本的に火曜日からの6連戦の積み重ねですから、開幕4戦目、二カードめの先発投手もかなり重要なのです。
 その4戦目に森下投手を指名という情報がありましたが、昨日はその二週間前。そろそろ臨戦態勢の中、思ったとおり彼が先発です。当初、翌水曜、今日の神宮ヤクルト戦を考えていたのですが、火曜日にして正解だったかもしれません。

 一方のライオンズは明石商業出身の松本航投手。明石商業出身のプロ野球選手は5人だと思いますが、たぶん、彼が先陣を切ったんじゃないでしょうか。
 思えば、明石にいた時、高校野球もずいぶん見たのですが、当時、明石商業はまだ甲子園に出る前で、実は、彼の投球は一度も見たことがなかったのです。日体大を経て3年前のドラフトでライオンズに1位指名された時「そうなんだ」と知ったのです。
 その直後の18年の11月。久しぶりに明石の町を歩いた時、明石駅前に1位指名を祝う横断幕があったことも思い出します。
 そんなこともあって、この2年間応援していた投手なのですが、奇しくもこの日の先発とは。
 敵とはいえ、彼にも頑張ってほしいので、カープ、打てなくても「まあ、いいか」。

 そのカープの打線。鈴木誠也がはずれました。情報によると「疲労蓄積による休養」とか。彼は試合前の練習に参加していましたが、もう一人、今年は打線の軸になってくれるだろうと期待している堂林選手も同じ理由で、この遠征自体に帯同していないのです。
 昨今、新型コロナ感染予防とかで記者の取材が思うようにならないこともあるのか、昨年夏に西川龍馬選手が離脱した時も「体調不良」のひと言で、それ以上の情報は皆無。ファンとしては今一つもどかしい限りでしたが、結局、足首の怪我で手術に至ったとか。
 今回の堂林選手にしても、ちゃんと発表してくれないと、時期が時期だけに、つい「新型コロナかも?」とか、要らぬ憶測を呼んだりしてしまいます。

 それはともかく、「誠也と堂林が出ないんじゃ、なかなか点は取れないかも」という中で試合は進行。堂林の代わりで3塁に入ったクロンの失策で西武1点先行。

 ここは汚名返上、せめてクロンが一発をと思っていると、そのクロン、
  レフトへ特大ファール
  

 「三振前のナントカ」? 結果、
  見事な空振り三振
  

 1-0のまま終盤に入っても、誠也は出場しそうもなく、ライト守備に着く選手と
  キャッチボールの相手
  

 そのまま最終回。ヒットが2本出て二人ランナーが出るも、
  羽月君、最後のバッターに
  

 あえなく、空振り三振でした。

 リリーフ投手も好投の中、勝利投手松本君。敗戦投手森下君。とはいえ、二人とも自責点「0」で、ローテーション入り「合格!」
 おかげで、早く終わりましたよーん。


   咲き始む桜の急かすオープン戦   弁人


コメント
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